模型

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我々の家づくりは模型を作り、バランスを検証したり、色を決めたりします。時にそれがパースだったりオーナーも模型やパースはことのほか喜んでいただけます。先日上高地帝国ホテルや、東京の帝国ホテルで模型を見る機会があり、全容を見るとデザインの意図がよくわかります。模型のプロも作る技術はあってもデザイン屋の意図をくみ取る人はまれです。今の建築は簡単に機械に任せて箱のような安価なものが多く、デザインからほど遠いものばかりです。建築の楽しさをわからなければ、しょうもない職業です。私はいい時代を生きました。いい師匠にも会いました。何より我々のご入居者はとびぬけて素敵な人ばかりで、家を通して長きにわたりいいお付き合いができてます。

 

信州

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コーディネーターは東京、横浜で打ち合わせに出かけました。私は信州です。後日コーディネーターと松本で会いました。ハードスケジュールで、松本城、上高地、上高地帝国ホテル、長野善光寺、こうして仕事の合間これまでいろんなところに行きました。ゆっくり旅行というわけにはいきませんが、バタバタしながらも行きたいところに行っています。上高地帝国ホテルのデザイン、プロポーション、木材と石と塗り壁のバランスは自分の教科書です。牛にひかれて善光寺も迫力あるいい建物でした。福岡を離れてみると、福岡は豊かないい町です。

 おかしなことばかり

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よく爺さんたちが知ったかぶりすることがあります。我々のことでいうと、屋根は瓦がいいとか、窓は掃き出しがいいとか、和室は・・・・・それもプロに向かって偉そうに言います。でたらめをいうのですが、間違いをただすと、おりゃ素人やけんわからん。それと、正論をいうと「そうかもしれんけど、ここは大人になって仲良くしよう。それができんと小さい男になるよ。」自民党の倫理と同じです。小さくて結構。大人にならんでも結構。あんたらみたいな爺にはなりたくないし、子供に誇れる人でいたい。」テレビで、ある銀行のコマーシャルが流れてました。「銀行は人です。」うそつきです。窓口から人がいなくなり、AIを使って銀行業務を自分でやってくださいというように変わってます。とんでもないくらいのうるさいことをPCでやらされ、手間ばかりかかって月末の振り込みなど、大変ですとコーディネーターが言ってます。昔銀行がバイクでよく営業に来てた時代、窓口で話して相談できた時代こそ、「人」でした。とにかく書類を決められたようにそろえることが仕事のようです。銀行員も成り下がったものです。車や、 アイフォンなど必要以上の機能や性能が付き運転も楽しくありません。運転も楽しくありません。高く売りたいのでしょうが、人に寄り添った商品を作ってほしいものです。人の振り見て我が振り直せです。オーナーと我々が楽しい家づくりを続けます。

 

 うれしいプレゼント

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L&の社長からペイペイドームスーパーボックスでの野球観戦にお誘いいただき、先日チケットもいただきました。貴重な経験です。コーディネーターも招待いただき、楽しみにしています。今日は大牟田のご入居者さんから、梨か二箱も届きました。開けて見ると大きな玉です。毎年この時期に送っていただきます。恐縮します。横浜のご入居者にお住まいのエリアに土地が出たらおしえてくださいとお忙しい人に無理な注文をしていましたら、そこいらの不動産屋さんより早く情報を送ってくださいました。頼む私も変ですが、すぐ動いていただいたご入居者普通じゃありません。ありがとうございます。こうしてご入居者から応援いただいてます。ただ家づくりで喜んでいただいてこのような関係が始まります。楽しく真摯に、まじめに家を作り続けようと思います。

 

仕事を理由にしてる。

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確かにここのところ仕事が多く、病気も多く、それでも楽しく仕事をやってます。現場に行くことも、お客様との打ち合わせも笑顔です。しかし、対馬への墓参りや高齢のおばに会うこと、親戚へのあいさつなど今年は行くぞと思ってましたが、またも仕事を理由にいけませんでした。すごく自己嫌悪です。毎朝仏壇に手を合わせることだけしかできません。わずか30分程度でも墓を掃除し、花を手向け、線香に火をつけるだけで、会えた気になります。飛行機で日帰りするのですが、道中、親父やおふくろ、祖父母、叔父叔母の思い出が頭に出てきます逗子にいる息子もそんな年になったのか、「おやじ、墓参り俺も一緒に行くわ。娘もじいちゃんばあちゃんにあわせてないし。」といいます。娘と二人で行くことが多かったのですが、みんなで行くと喜ぶでしょう。しっかり楽しくいい仕事をして今年中にはいきたいものです。

 

うれしいことが続きます。

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突然北海道の工務店からジャガイモが届きました。社長は気持ちいいくらい北海道を愛しておられます。毛がにをいただいたり、旭川でご馳走になったりでお世話になりっぱなしです。お任せで社宅を作ってもらったのですが、工事はもちろんほうれん草もしっかりされてて、九州ではこんな工務店はお目にかかってません。また吹田の現場で知り合った大阪の小さなエクステリア業者が1ヵ月半泊り込みで暑い中水巻の外構を完成してくれました。彼らがおしゃれでおいしいクッキーを送ってくれました。似合わないと思ってると独りの職人の子供がパテシエで作ったものらしいのです。物語がある行為はうれしいです。筑紫野のご入居者T様ご夫婦は面白い高齢者のご夫婦です。「小澤さんまだ太るところがあるならおいしい甘いものかって待ってるわ。」といわれ先日うかがうといっぱい用意していただいてました。アパートを建てたいらしく、「儲けることじゃなく、かわいくて素敵なものを建てたいの。アパート業者のは、どうしても気に入らないから。小澤さん一肌脱いで。」ということで、がんばることにしました。自社ビルの見積もりのチェックや、相続、税金、保険、・・・・ビジネスというより友人としての相談や依頼が多く、うれしい人間関係です。横浜2件、東京1件フルリフォームの依頼、ワッセナーの建て替え大型物件・・・・ありがたいご依頼ですし、楽しい仕事です。

 

人それぞれ

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古い人間ということは重々承知しています。人それぞれの考えがあるでしょうが報告、連絡、相談ができない工務店は下手が多いようです。毎日連絡が無い監督はお客様を喜ばそうとする意識が無いということです。そしてできない理由をすぐ口にする人は自分の能力の無さをひけらかしてることに気づいていません。現場には高級車で来る監督も頭をひねります。トラック、軽トラ、など荷物やごみをすぐつめる車に乗って自分も汗水流す覚悟が見えない人は伸びません。もちろん完璧な人などいないのですが、安心できる監督はみな道具を積んだ工事車両で走り回っています。だからこそ職人に慕われています。プロの心構えがない人は一事が万事です。大きな組織と戦うには監督が先頭を切って働かないと。お金に余裕がある家庭の奥様がちょっとした買い物車が高級外車の場合、うらやましさではなく、『何で?』と思ってしまいます。似たような感覚です。

コーディネーターは東京の現場調査から神戸の家具屋同行と一泊二日でがんばってきました。よく働きます。

みんなに支えられ

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もちろん37年苦楽をともにしたコーディネーターが一番支えてくれてます。同級生が対馬に里帰りすると我が家の墓に行き、きれいにしてくれて、写真を送ってくれます。病気ばかりの私にいろいろ恐縮するほど食べ物を送ってくれます。大阪のエクステリアのメンバーはこの時期1ヵ月半も福岡に来てがんばってくれました。『小澤さんいつでも呼んでください。どこでも行きますよ。』こんな連中が、電気屋、塗装屋、屋根屋にもいます。心強いです。よく考えると息子、娘も私を手伝い怖いくらい慕ってくれます。恵まれました。忘れてはいけないのが多くのご入居者です。今日も佐世保のL&Sの社長から招待を受け、二日市のT様から甘いもの用意しとくからとお誘いを受けました。鳥栖も方もじっくり今後の話をしたい。家のすべては小澤さんを頼りにしてる。召し区ながら話そう。」また、さりげないお気遣いをいただく方も多く、病気の相談や検査もしていただき、「元気でがんばってもらわないとね。」といっていただきます。私どもの作品のファンだという方も多く、いろいろ元気が出るメールをいただきます。ずっと作品の施工中から追いかけてくださってるようです。もちろん皆さんに少しでも喜んでいただくために、がんばります。お袋やおばから教わった昭和の商売しかできません。喜んでいただいてこそ価値ある仕事。

案内

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今日は横浜からのお客様を、コーディネーターが水巻、若木台,福津のご入居者宅をご案内です。一泊で明日は、糸島やハウステンボスワッセナーもご案内予定です。われわれは、自分たちの作品案内とご入居者紹介を大切だと考えています。私は有田のご入居者を水巻にお連れしました。お互いご挨拶をされ、こういうご入居者同士のつながりがうれしく思います。二日市のご入居者からお電話を頂、アパートのご相談がありました。アパート専門業者からの提案をいただいたようですが、アパートとはいえ企画的な提案は面白くも無く、家を建てたときのように相談しながら面白いものを作りたいとおっしゃってました。ありがたいことです。水巻のお客様からエクステリア工事の途中経過の写真を送っていただきました。現場管理者をしていただいてます。ありがとうございます。

 

偽者文化

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先日私がいく、うまいうどん屋の親父と話す機会がありました。『自分で研究して麺から打って,出汁に気を使い、とにかく工夫しながら40年たちました。麺がうまいでしょ。自分の店を持って今も勉強の連続です。たかがうどんですけどね。チェーン店とは別物なんです。』熱く語ってました。修行するものより、手っ取り早いものに飛びつく世の中です。そんな人は、アルバイトを使い、はやり廃りで商売をします。日本人が持ってる繊細な味や工夫から遠ざかると舌がバカになり、何がうまいのかさえわからなくなります。お袋の味も廃れ、すしも回り、チーンというレンジの音がすると食べる合図です。旅館の料理さえも変わりつつあります。「栄え」が大事だそうです。服も住まいもいわゆる、衣食住すべて、品疎な偽者まっしぐらの日本です。自分たちの誇るべきものを捨てていることに気がつかないと。よその国が今日本のすごさを知り、文化の乗っ取りが始まってます。私はいい時代を生きてきたことを感謝してます。