9月になりました。1日はいつものように十日恵比寿にお参りしました。レスリング、アメフト、ボクシング、今度は体操・・・・権力の座に同じ人が長く座ることいいことではないのでしょう。北朝鮮、ロシア、そして中国もへんてこりんです。只、気になることも少なくありません。パワハラなどの定義がどうも納得できませんし、すべて第三者委員会に投げることも気になります。選手ファーストという言葉もよくわかりません。なんだか幼稚な社会になっていってるように感じます。権力を預かることへの責任感は大変なものでもあるはずです。安陪さんながくないですか?
理屈に合わない大きなお世話
相変わらず暑い日が続きます。今年は、節電が叫ばれることもなく、クーラーどんどんかけなさいというマスコミの声です。温暖かもへったくれもなく、命の危険ですという理屈のようです。そして高校野球のあり方まで口を出すとは・・・・。甲子園でなくドームでやれとか、時期を見直せとか。球数制限などのルールまで口を挟みます。一人で投げようと、分業化しようと、大きなお世話です。日々の練習、目標、その人たちの価値観、そのうえでの決断です。そんなこというなら毎年芸能人を選んで、炎天下24時間走らせて苦しませ、ドラマを作り上げるお涙頂戴企画が危険でいらんものです。とにかくマスコミのやるこということ理屈に合わず、大きなお世話ばかりです。自分たちの襟を正してほしいものです。
会話
お袋とおばは長く食料品店を営んでました。離島の田舎です。今のコンビニ程度の広さの店でしたが、夕方ともなれば会話で活気にあふれてました。小さな町です。スーパーと、コンビニの役目を果たしてました。朝6時から夜9時までの営業です。店にいると会話で町中の情報が手に取るようにわかります。みな笑顔です。今、客と店との会話がなくなり、ぶっちょう面の店員と、気がきかずもたもたしてる店員にいらだった客が金だけ受け渡すのが日常です。もうすぐ店員さえいなくなるそうです。「接客」という概念はありません。商いから「会話」は削除されたようです。会話がない仕事、面談がない仕事はいい仕事ではないと教えられた自分にとってすみにくく生きにくい世の中です。日々の会話で勉強していたことがなくなったのですから、アナログ知識からデジタル知識になって、殺伐とした人間が多くなるのでしょうか?
人と話さない旅。
旅をするのに、チケットやホテルの予約はパソコンでやる時代なんだそうです。そっちが安いし、多くの選択肢から選べるということです。苦手です。先日貝汁が名物のみち潮という下関のドライブインによりました。仕事で何度も寄った思い出の活気ある店です。相変わらず繁盛してましたが驚いたことに、タッチパネルでの注文になってました。おばちゃんとの会話も人気の要因だったはずなのに・・・・。ガソリン入れるにしてもセルフです。スタンドの兄ちゃんとの会話で情報が取れてたのに。旅先のお店も、スマホで見つけ、地図や、会話がないナビでの道案内。人と人とのかかわりで気持ちがあったかくなったり、友人ができたり、子供の教育ができたりしてた旅が味気ないものになってます。どこもスマホを触り、見てる人ばかりです。「人と話せる旅」をしたいものです。
オリンピック、パラリンピック
現場業者打ち合わせ
Y邸の現場打ち合わせをするという工務店からの連絡で、現場に行きました。電気配線、セントラルエアコン、エレベーター、給排水、・・・・それぞれの、取り合いも含め、大事な打ち合わせです。自分たちのやりやすさ、自分たちに責任が及ばないように、損得が先にたつ業者と、お客さんのほうを向いて仕事をする人とはものの考え方が違います。ただ多くのオーナーさんに対し、最近心配してるのは、情報過多で、素人がそれを消化しないまま表面上だけまねるひとが多く、トータルコーディネートができないでいることが多くなりました。プロのわれわれにゆだねることより、ネットや、単品の好き嫌いが表に出すぎて、それだけを押し付けて、「後かっこよくしてしてくれ。」というのが一番困ります。「模様替えができない空間」と呼ばれるほど、特殊なものを使う傾向があります。住まいという空間の作り方をもう一度、考える時期だと思います。