Dアートスタッフが綴るこぼれ話

糸島Ｍ邸の新築祝いがありました。最高の天気で、テラスに集いました。15人ほど建築関係者とオーナーで楽しい歓談のひと時でした。みんながこの家に携わったことを誇りに思い、オーナーからもこのメンバーでまた何かやりたいというお話がありました。今後の夢をみんなで語り合うことがとても素敵でした。大工がいろんなところでくつろぎながら、自分が腕を振るった家を楽しそうに再確認してました。「お金ばかりの家作りではなく作品としての家作りはいいですね。』といってました。

事務所の周りのマリゾンや砂浜、シーホーク、ドームなど気持ちよく散歩できるところがたくさんあるのに、日頃なかなか歩きません。日曜日天気がいいし、マークイズまで歩きました。この年ですので、歩くことが大事だとご入居者のドクターに言われるのですが・・・・。大濠公園や十日恵比寿の東公園など歩こうと思います。いいところに事務所があることを今回の散歩で認識しました。時々博多湾を見に行こうと思います。それにしてもこんなに天気がよくて景色もいいのに、市民のエリアとして認知されてないようで閑散としていることが残念です。魅力に気がつかないのでしょう。

最近、年のせいだと思っていたテレビのくだらなさが私の30代の子供たちも同じ感想を持っていたことに驚きました。朝から夕方まで一日の大半をお笑いタレントや中途半端なタレント集めたワイドショーという名の井戸端会議を同じ内容でどの局も垂れ流しです。若手俳優がひき逃げしたということを異常とも思える勢いで正義を語る様子がこっけいでなりません。きちんとした正統派の人からテレビははくだらないしろもんになってます。昔、テレビを見ると馬鹿になるといわれてましたが今わかりました。国民の質を低下させてます。かといって新聞も含め無用のものになりつつあることも事実です。ＳＮＳなどは我々は理解できないし、興味もわきません。意外と最近寝室で聞くラジオはなかなかです。馬鹿なものでも、武器は音声だけなわけですから力がないと耳を傾けません。文化はラジオにあるのかもしれません。

北九州でクリニックを開業されているＩ先生ご夫妻は14年前、大きな住まいを建てさせていただき、とても素敵にすみ続けてくださっています。無垢の風合いが歴史とともに重厚な雰囲気をかもし出しています。今回近くに特殊なセカンドハウスを作りたいとのことでお声をかけていただき、打ち合わせを行いました。面白い家になりそうです。ご入居者とのお付き合いが長く続き、またご指名いただけることはとても光栄です。

税金を使って旅行や、飯を食おうとは思いません。へんてこりんな制度です。政治家に自分たちの税金で目先ににんじんぶら下げられても、本質迫る改革をしないとずっと金を配ることになります。それはそうと最近は星野リゾートをはじめとした離れ中心の高級宿、必要以上の食事、演出、サービス・・・・。昔ながらのひとっ風呂浴びて、仲居さんとかと話、地元の素材で夕食・・・。今やそれは民宿か、国民宿舎などでしか気楽な適正価格の温泉が楽しめません。どこも同じような高級ホテル、旅館がしのぎを削ってます。私は二日市の大丸別荘、出雲の竹の屋、唐津洋々閣など歴史を刻んだ旅館が好きです。