中学校二年まで対馬で同級生だったEさんと44年ぶりに会って、いろいろ話すと、お互い年を取るのは当たり前ですが、親を見送ったり、看病したり、子供を社会にリリースし、家庭を持たせたり・・・・・・・お互いたどってきた道を自分にも置き換え、話ができます。
いま彼女は忙しく働きながらも、自分の好きな古布で素敵な洋服を作り、展示会などの活動をしています。前向きに自己表現していることはとても素敵なことだと思います。雑誌にも取り上げられたりして、妻として、母として、一人の女性として生き生きと生活していることは同級生として誇りです。展示会の入り口に、対馬の、野良着が掛けてありました。ふるさとの対馬はずっと何らかの形で心の奥にお互い消えずにあるようです。それがうれしく思います。これからの人生にお互い少しでも協力し合えれば素敵なことだと思います。