2017年11月4日の記事

年を取って思うこと

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ふとした瞬間、「この景色どこかで見た。」「これと同じこと以前あった。」「初めてのはずなのにここ来たことある。」などと思うことがよくあります。不思議でなりません。昔だれかに聞いたことや、見たものを勝手に自分の脳にインプットして映像として記憶してるのでしょうか?物忘れや記憶力の低下に苦しみながら、昔のことがよく思い出されます。子供のころの出来事のふとしたワンシーン、言葉などが蘇ります。その行動や、言葉に、魅力を感じることも少なくありません。昔おふくろがふと漏らした、「まっすぐな堂々と生きていけるだけのお金があれば、それ以上はいらん。それ以上に持つとろくなことはない。」船乗りのおやじが夜中出向の時はおふくろは、港に食料を持って見送り、ばあちゃんは仏壇に手を合わせ、じいちゃんは神棚に柏手を打ってました。みんな大事な人や物を自分なりに守ってました。叔母や、じいちゃんが病気で入院してるとき、病室に見舞おうとして、ドアの隙間から一人で、涙しているところを見ました。老いていきながら病と闘うことは過酷なのでしょう。そう遠くない私も今考えさせられます。祖父母、両親、叔父おば・・・・・・みんながいろんなことを今教えてくれてます。