叔父の一周忌で娘と対馬に行きました。お寺での法事です。久しぶりに母方の親戚と会って、昼食は楽しいひと時となりました。和尚の受け売りですが法事とは「お経をみんなで読んで修行する。」ということらしいです。そして来年三回忌になるそうで、一年は一周忌と周の字で三回忌は回の字で、意味合いが違うそうです。お墓にもまいり、無事終わりました。昼食後、私は娘とレンタカーで自分の家まで行き、墓にもお参りしました。父方の親戚にも挨拶して、帰ってきました。生きてる者のための習わしです。気持ちがさっぱりしました。20年ぶりくらいに会った親戚から「若い時はかっこよかったが大分太って、土建屋の親方みたいやのー。」という言葉を浴びせられ、「そっちもやせ細って、ひげでもはやし、町であったら、怪しげな霊媒師にしか見えんばい。」と言い合ってると、昔が思い出され、思い出話がいっぱい出てきました。いい時間でした。
たべてみらん?「和食のたまご」
柳川の現場への道中、みやま市の道の駅「がまだしもん」の前を通ります。筑後弁で働き者の意味です。
周辺で採れた野菜、果物、有明海の魚貝類、農家手作りのお惣菜が主に販売されています。
(有明海名物、“くっぞこ”はありましたが、残念ながら“わけのしんのす”はありませんでした。わからない方はググって下さい(^^)/)
昔、ばあちゃんが作ってくれた厚焼き玉子や手作りこんにゃく、野菜の煮つけの味が懐かしく、つい買ってしまいます。
そんな中、高校時代の同級生がこだわって作っている「和食のたまご」コーナーを発見!
近所のハローディーにある6個入りパック以外に、たくさん入った丸かごタイプがありましたので早速買いました。
偶然でしたが、地元でがんばっているなぁとうれしくなります。私もおいしい卵を食べてがまだします!
日本農業の力
TPPなどで、農業が騒がれてますが、産業や、仕事としてはわたしの無知な分野で、よくわかりませんが、最近、お客様からのいただきものなどで、「なんじゃこりゃ。」と思うほどおいしい果物、お肉を口にします。巨峰や、イチゴ、柿、梨、サクランボ・・・・・・今まで食ってきた物はなんだったのかと思うほど、驚きのうまさです。品種改良による努力などでうまいものができるのでしょうが、日本の農業はすごいなあというのが実感です。
農業従事者や、建築で言う職人たちは金もうけの前に、いいもの、うまいものを作ろうとする気質があります。それは日本人の誇るべき精神だと思います。彼らの技術と、技をお金に換えてあげる人がそばに必要なのだと思います。いわゆる、プロデュースする人です。その人材が日本にはやや欠けてるように私には感じます。
そういう私も、その職人の一人で、ものつくりは好きですが、お金儲けはどうもできません。
既得権益かひとのためか。
世の中、政治家や役人、偉い人たちはこの既得権益をめぐって戦います。日本の政治には、人のための匂いがせず、既得権争いだから、尊敬する人が現れません。石油、介護、農政、公共事業、軍事、オリンピック・・・・・。多くの人がこれらにたかり、醜く哀れな争いです。税金をどうぶんどるかと考えてる輩は、贈収賄も含め、軽蔑します。経営者も多くが補助金や、自社に有利な政策、法整備を考えます。ノーベル賞の大村先生の表情や、醸し出す雰囲気は「ひとのためになることをやりなさい。」という言いつけと、信念がつくったものです。こんないい表情の政治家、経営者など、見たことがない。人間生まれてきて、わずかでも人のためになろうと生きることが大事だと、先生のわかりやすい言葉で再確認しました。得しようと思うこと、政治家の言う国益、上っ面の演説の言葉より、じいちゃんばあちゃんが言ってたわかりやすい言葉に真実は隠れています。
人生
おふくろの施設から連絡があり、主治医の先生との面談をしてほしいということで、行きました。腎臓の機能が低下しているようで、体重も39キロまでになりました。昔から、文句も愚痴も言う人だはなかったのですが、口も耳も機能しない今、苦しい、痛いがないように治療を続けてくださいということをお願いしました。息子は仕事で、ニューヨーク。二人の娘は仕事と育児で頑張り、孫は10か月で、つかまり立ちや高速はいはいの写真や動画で家族を笑顔にしてくれます。今月中旬には、叔父の一周忌と、納骨です。人生って本当に短いものだと思います。私の頭の中には、ついわずか前、お袋や叔父が自分の年くらいで、バリバリ働き、笑ってる場面が出てきます。子供たちが、今の孫のようにハイハイしたり、アプアプいってたのもついこの間のように感じます。毎日を、邪念を持たず、まっすぐ生きなければと思います。躾や教育は、まず自分をただすところからです。つい、自分に都合よく、甘えることがあります。本当に、人生って不思議だと年を重ねるほど、そう思います。面倒がったり、まあいいかはやめて、みんなとかかわりあって生きていこうと思います。
大?事件
平田のiphoneが壊れました。電話が使えず、メールもできず大変困ってます。アップルと、auをたらいまわしにされ、4,5日かかるとか、代替えは自分のところじゃないとか、一日中動き、電話をし、交渉してもそれでも解決しません。明日なんとか代替機にはありつけそうですが、こんな不便な対応しかできない会社が、なぜもてはやされるのかわかりません。トラブル、ハプニング、の対応は三流会社です。現代の成功している大企業はすべてにおいて、人の教育がなされていません。セブンイレブンなど、アルバイトのボーとした兄ちゃん姉ちゃんです。社員教育より、商品開発に力を入れ、安い給料ではたらかせる事が今の考えのようです。ユニクロも同じです。本物が見えない社会に腹立たしささえ感じます。
因みに、そもそも壊れた原因はなんなのか・・・・・・?
老いては子に従え
先日東京に行った際、息子が車で羽田に迎えに来てくれました。雨がひどい日で、車で用事を済ますことができ助かりました。藤沢まで行ったので帰り江ノ島で、飯を食べ、久しぶりにゆっくり話しました。人それぞれいろんな価値観や、考え方があります。わたしの知らない世界で頑張ってる息子には、自分の価値観でしか話をしてやることしかできません。息子は私の仕事にはいつも目を向けてくれます。声をかけてくれます。それだけでも親孝行だと感謝してます。自分の家庭や、仕事にも責任を持って生活しているようでいまのところ安心です。孫も顔を見せてやろうと、翌日孫を車に乗せて現場まで来てくれました。もういろんなことを息子に相談し息子に任せてみようと帰りの飛行機の中で思いました。人生経験を除けば、知能も、現代の知識も、体も、行動範囲も、世のはやりすたれも、息子にはもうかないません。ただ、組織や家庭は、時として年寄りがいるのです。踊る大捜査線に、和久さんが必要なように・・・・・・。
大台
ついに平田が50の大台になりました。自由奔放に暴れ続け、いまだ衰えを知りません。年とともに、肉体も成長を続け、現場の資材運びも、後片付けも、打ち合わせも、コーディネートも、経理も、男飯づくりもすべてこなしてくれます。男物のLサイズのポロシャツをこよなく愛し、風呂屋で男ロッカーの鍵を何度も渡され憤慨し、疲れがピークの時は事務所のソファーや、車の助手席で口をあけて、いびきをかきながら爆睡します。吉野家の朝食や、わっぱ食堂の定食に目を輝かし、天神より、西新商店街、ケーキより、ボタ餅、……昔ばあちゃんがテレビで力道山に、「空手チョップをせんかー。」と興奮して叫んでいたままに、バレーボールを見ながら、「ブロックが遅い。セッターが読まれとろうが。」と昔の栄光を思い出しながら叫んでます。お客様から絶大な信頼をいただくのは、単純にこの仕事が好きで、前向きに何とかいいものを提供しようとする姿勢が見えるからだと思います。「体に気をつけて益々頑張ってください。」この言葉がわたしからのかけがえのない誕生日プレゼントです。
柳川
屋根と外壁、デッキや外部ドアの塗装を依頼され連休中日、塗装屋さんと、K邸、Y邸を訪ね、工事の内容とやり方を打ち合わせしました。北九州の塗装屋さんで、柳川まで遠いのですが、あえてこの人たちの技術にほれ込みお願いしました。出来栄えは数件お願いして、実証済みです。費用も適正価格で、きっちりした仕事をしてくれます。オーナーさんたちも、とても気さくで、明るいご家族です。お茶をいただきながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。Y邸の御嬢さん二人は、とてもきれいにすみこなしていただき、それぞれの部屋も新築当時のようでした。「小澤さんが居心地のいい家をつくったから、嫁にいけん。」と、二人から笑顔の抗議を受けました。この二軒のような作品を手掛けさせていただき、そして、長くお客様とお付き合いさせていただけることがとてもうれしく思いました。人として尊敬できるご夫婦であり、お子さんたちですです。ポジティブで明るい家庭が自然と無理なく構築されています。
国会は滑稽
ここ二、三日の政治のドタバタにはあきれるばかりです。双方の言い分に賛成反対はあっても、くだらない姑息な手段の応酬で、呆れるばかりです。いい大人が、それも政治家先生が恥ずかしい手を使って、何が民主主義だ。何が国を守るだ。何が国民のためだ。もうとっくに、成熟した国としての誇りも、威厳もなく、税金にたかるバカの権力闘争、金もうけ競争にしか見えません。もう金の亡者がくんずほぐれずで、おばちゃんのバーゲンみたいな光景に、笑うしかありません。屁理屈と、だましあいと時間稼ぎだけをを国民に見せただけです。国益とか、軍事とか、戦争とか、基地とかそんな言葉が躍る政治より、「人」として、今、どうあるべきかを説く政治家が必要です。策ではなく、訓を語るべきです。人が生きるためのビジョンを語るべきです。与党も野党も一派ひとからげで、所詮政治家だと、今、私は軽蔑しています。あんな人たち、あんな職業になるなと、子供に教えます。政治家でさわやかな、堂々とした気持ちいい顔つきの人は一切見かけません。いけ好かない顔が並んでます。