西区のD邸の完成写真ができました。この家は熟年ご夫婦お二人の家です。海外生活も長く、すごいお仕事をなさっている先生ですが気さくにお付き合いいただいてます。ご主人は少年のように地下室をご要望なさいました。地下室に適した地域ではないのですが、何とか写真のような空間ができました。小屋裏にもご主人のおもしろく、楽しい部屋があります。わたしも含め男というものは、いくつのなっても秘密基地のような空間を欲しがります。自分のすきな物に囲まれ、友人や知り合いに自慢したくなります。決して広くない方がいいのです。渋いのを好みます。LDKやヌックなどは正統派のセンスをお持ちの奥様と平田が作りこんだレベルの高いコーディネートです。紫の塗り壁が何ともいい雰囲気です。失礼ながらかわいいご夫婦と楽しい家づくりができました。暖炉に火が入り、窓からの明かりが温かく感じる今の時期が似合うデザインの家です。
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たべてみらん?「和食のたまご」
柳川の現場への道中、みやま市の道の駅「がまだしもん」の前を通ります。筑後弁で働き者の意味です。
周辺で採れた野菜、果物、有明海の魚貝類、農家手作りのお惣菜が主に販売されています。
(有明海名物、“くっぞこ”はありましたが、残念ながら“わけのしんのす”はありませんでした。わからない方はググって下さい(^^)/)
昔、ばあちゃんが作ってくれた厚焼き玉子や手作りこんにゃく、野菜の煮つけの味が懐かしく、つい買ってしまいます。
そんな中、高校時代の同級生がこだわって作っている「和食のたまご」コーナーを発見!
近所のハローディーにある6個入りパック以外に、たくさん入った丸かごタイプがありましたので早速買いました。
偶然でしたが、地元でがんばっているなぁとうれしくなります。私もおいしい卵を食べてがまだします!
続・すべらない話 〜ふけた?〜
ある日のこと、中村はいつものように洗面所で鏡に向かい化粧直しをしておりました。
休日も出事が多く心身ともに休まらない上に、とうとう大台にのったせいかお肌の調子も良くないようです。
じっと鏡に映った顔を見ながら悲しげに一言、『老けたぁ〜、、、、』
と、その時‥‥すぐ隣のトイレの中から『ふけてないよ!!!』と小澤の憮然とした声!
中村は突然の声にびっくり仰天☆まさかトイレに社長が入っていて大声で返してくるなんて\(◎o◎)/!
腰を抜かし気味の中村を尻目に中から出てきた小澤が一言『なんでお前にいちいち尻ば拭いたか報告せないかんとかっっ!人が用を足しよる時に話しかけるな!』
ごもっともです。アホで間抜けな話でした。
豊かな生活
この仕事を長くしていますと、人生の豊かさについてよく考えさせられます。
見た目が華やかで目立つ輸入住宅に携わっているので、高級なものやたくさん物を持っていることが豊かだと勘違いされがちですが、全く違います。
物自体は極端に言えばどうでもよくて、それを使って家族や友人、周りの人をどう楽しませるか、喜んでもらえるかが大事だと思います。それが自分の喜びになり周囲を幸せにすることにつながると思います。
最近は、自分さえ満足すればそれでいいという人も多いですが、見ていてバランスが悪く滑稽です。 親しい友人もなく家族もバラバラで、物でしか自己表現できない、もしくは物にすがる人生は決して豊かとは言えません。
豊かな生活は人と人とのつながり、やさしく思いやる感情から生まれてくると思います。 豊かな生活がおくれる家をオーナーと一緒になって一生懸命考え、造っていくこの仕事はとても魅力的でやめられません。