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アメリカでの話、

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三十年近く前、建材を見るため、シアトル、ソルトレイク、ミネアポリス、ポートランドと数人で廻った時のことです。時差や、ハードスケジュールもあり、食事を済ませホテルに帰るとバタンキューでした。同部屋の同僚Tに「日本ならマッサージを呼んでもんでもらいながら寝たら疲れも取れるのに。アメリカではそうもいかんな。」というとT曰く「いやアメリカもマッサージ来てくれるみたいぞ。電話の横にマッサージの番号書いてあったから」「本当か。じゃ、シャワー浴びて呼ぼう。」用意万端で、電話の横の番号を見ました。フロント、ルームサービス・・・・・メッセージ?。「おい、マッサージじゃなくて、メッセージやんか。」・・・・・・・・なぜかそれから二人何も言わず顔を見合わせ、ツボに入ったように大爆笑が続き、「俺たち輸入住宅やれるほどの語学力かなー。」

求人

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アルバイト、パート、もちろん正社員でもいいのですが、我々のような昭和の働き方では今誰も来ないようです。働く条件は、給与、休み、保証などが第一で、やりがいのある仕事をする時代ではないようです。いろんな業種の方と話しても、多くの若者はとんでもない思考のようです。会社の飲み会は「残業費は出るんでしょうか?」という質問になり、社員旅行は行きませんのでその分を現金でくださいというそうです。私の会社でも、母親同伴で面接に来る子もいましたし、働き始めて数日後に無断欠勤、竣工前などの忙しい時期になると、出来上がる喜びより、いつ帰れるかが知りたいようです。・・・・・・・修行して一人前になろうという気はないようです。若者にはほとんど期待できません。こっちがストレスがたまります。ご年配の方で一緒に働いてくださる人はいませんか?

職人もだんだんいなくなります。 

会うことが大事

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このところ打ち合わせが続いています。昨日は佐世保のL&SのS社長、佐世保市役所、アーツ工房、ワッセナー、今日も、スポーツクリニックSご夫妻、佐世保のアーツ工房、明日は、Mご夫妻、N氏、O氏・・・・・・私の仕事はできるだけお会いすること、うかがうことがすべてです。メールや、ネット、ファックス、電話、なるべく動かず、事を処理することが効率的と言われていますが、そんなはずはないと思います。顔を見て、言葉をかわしてこそ、仕事です。作業には使えても会わなくていい仕事はないのです。会って話すことを躊躇せず、楽しめてこそ、仕事ができると思います。人とお会いすることへの節約はすべてを失うといってもいいと思います。ただ、、自分がしたいことやりたいことを、押し売りするのではなく、相手の欲してること、価値観を、見出す気持ちが大事です。お会いする人に大量のプレゼントを持っていくのではなく、そっとわずかな心あるいただきものができるようになることを目指しましょう。お誘いいただける関係を築きましょう。素敵な人の流儀です。

横浜、東京

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久しぶり、ニューグランド宿泊でした。山下公園氷川丸の前に立つ古いホテルですが、富士屋ホテル、金谷ホテル、奈良ホテルなどと並び、歴史が、そして訪れるお客様が趣のあるいいホテルに育てているのでしょう。大好きなホテルです。サザンの影響もあり、「シーガーディアン」ものぞきました。相変わらずの盛況です。

東京でも伊集院静をはじめ、文豪たちに愛された山の上ホテルで、輸入業者と打ち合わせをしました。雨でしたが、それも似合う落着きです。空いた時間、車で帝釈天に走り、お参りし、定番の、とらやで団子を買いました。寅さんの街です。

やはり、人が作り上げたもの、人に愛され続けたもの、そして、みんなに大事にされ続けているものは素敵です。

便利の追及

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わたしが生まれた田舎では私が小さいころはまだ、井戸でたらいと洗濯板、大きなものは川で洗ったりしてたのに、今や全自動で乾燥までやってしまう。一家に一台あった電話は交換手につながり、「○○番お願いします。」と言っていたし、市外通話などバカ高いものでした。今やスマホ、アイフォンなるものが電話、写真、メール、音楽、ゲーム、パソコン・・・・・・ありとあらゆる機能があり、料金も高くありません。そのほか、お湯はすぐ出るし、チーンとやれば料理もでき、熱い寒いもエアコンで気にしなくていい。掃除なんか勝手に機械がやってくれる。しかし便利さが奪ったものも少なくないと思います。近隣との会話や、生きる力や我慢や、謙虚さ、ありがたいと思う気持ち、・・・・これらをなくすと、停電や、断水や、わずかな不便を、怒るようになります。昔十何時間も汽車に揺られて東京に行ってた我々が、安い値段で、飛行機で一時間半。しかし、遅れや、わずかなトラベルに、人は怒りを覚え人を責めます。災害があると、仮設住宅に入りながら自分に何もしてくれないと騒ぎます。亡くなった人もいるのに。

もうこの辺で、人を置いたままでの便利さの追及や向上をやめないと、人がゆがみそうです。特に高齢者には加速して生き辛い世になります。正しいものを支持し、よくやったことを誉め、ダメなことを叱り、経験を聞くことで人間性の向上を図るべき時期です。それには高齢者の力が必要です。

本音ではなく、建前で生きることをよしとする昨今、魅力的な人が少なくなりました。今こそ古き良き時代におもいをはせて、人間性が退化していることに危機感を持ちましょう。バカにまっしぐらです。

鳥栖M邸の準備

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飯塚のK建設に出向き、鳥栖M邸の打ち合わせでした。見積もりなどのチェックをし、土曜日の地鎮祭です。30年近く前Fホームの時以来のコンビで作ります。輸入部材にも手馴れているので安心できますし、何より、会社がきちんとしています。安心です。以前社長の家兼、モデルホームを作りました。久しぶりに訪れると、存在感があり、うれしくなりました。もうすぐ完成の、注文住宅にも案内いただき、オーナーが喜びそうな家を、営業の方も楽しそうに作ってらっしゃることに感銘を受けました。何より大事です。社長をはじめ、輸入住宅はもちろん、家づくりが好きな組織だと感じました。今まで工務店で泣かされてきましたが、佐世保のアーツ工房さんと、K建設さんは我々にとって大事な工務店です。

明日は大阪です。アパートと同時に縄張り確認、既存材のチェック、レベルの確定に行きます。大阪のK邸も、部材を決める時期がきました。22日部材打ち合わせを本格的に始めます。

 

老化

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最近、長時間の車や新幹線などに乗ると、夜、必ず足がつります。パンツをはく時、足が思いのほか上がらず、よろめくときもあります。運動不足は自覚してますが、あちこちガタがきて老化を感じます。マッサージなど、一時的に血が通い始め、すっきりしますが根本的には適度の運動と、控えめの食事に気を配らなければと、わかっちゃいるけど、続きません。ご多分に漏れず、夜2,3度小便に起きますし、躓くことも多くなりました。中性脂肪だ、内臓脂肪だ、と検査で言われ、ほど遠い夢のような標準体重を示され、腰や足の痛みは骨の石灰化で「年ですから仕方ありません。」・・・・・・・。老眼なしでは何もできず、そのメガネをすぐ置き忘れ、薬の量が多くなり、飲んだかまだかわからなくなり、口調や、表現が自分のじいちゃんばあちゃんがそう言ってたなーと思いだし、自分の老化にショックを受けます。今の不細工を昔の栄光話で補うことしかできません。でも、みんな定年の時期にかかわらず、仕事をさせていただいてることが幸せです。経験と、実績と、知恵と、仲間と、作品を手に入れながらの老化です。良しとして、もうひと踏ん張りします。

謝るカッコよさ

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人は失敗したり、間違ったり、誘惑に負けたり、悪いことに手を染めたりするものです。そこで、許しを請うためのいいわけでなく、自分の非を堂々と認め、謝り、次の生きざまを示せる人はかっこいいと思います。欧米では「謝ると負けだ。」という文化もあり、そのせいで訴訟社会でもあります。日本はいさぎよく罪や、失敗を認める社会でした。正直に謝れば周りはチャンスをくれます。誇るべき文化です。しかしどうでしょう。舛添さんや石原さんの好き放題の公私混同。挙句、醜い言い訳、逃げ・・・・・・。ワイドショー的国会議員のあげ足取りと言い訳の議論・・・・・今ここで、言い訳などせず、きちんと頭を下げて、わびることができる人がいれば最高にかっこいいのですが。それができてリーダーです。相手を言い負かせても、喧嘩に勝ってもただそれだけです。謝れば次につながります。次を見てくれます。協力も得られるやもしれません。私も、間違いや失敗はきちんと頭をさげ、理不尽な要求や、わがままな言い分には凛として受け止め、対処していくつもりです。年を重ねて謝れる人になることを目指します。隣の国の人も謝ることを覚えるべきです。

誕生日

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誕生日が来ました。還暦から一年。娘が電話をくれ、夜の食事に誘ってくれました。2時間ほど仕事を抜けて寿司屋でうまいものをおごってもらい、東京の2歳の孫からは動画で「♪ハッピバーシュデーじじ」歌のプレゼントが届きました。いろんな方からおめでとうのメールをいただき、ありがとうございました。娘が、「年を重ねると少々のことは許され、怒られんようになるけど、私は、ご飯の食べ方、しぐさ、身なり、・・・・・これからきびしくするよ。年取るほど、きちんとせんとはずかしいよ。」この前まで子供だったくせに、偉そうになったものです。娘が私をとった写真を見て、自分ながらよくもまあこんなに肥ったなーとと思ってみていると、ある部分を拡大して、息子夫婦や友人に一言つけて配信されました。少しくじけた誕生日の食事でした。同級生からも「私は痩せました。」と気持ちをさかなでするようなお祝いメールが届きました。

福岡の金正男 

大切な人

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わたしは亡くなった大切な人の顔を一人づつ頭に浮かべ毎朝手を合わせ、お願い事ばかりします。充実した仕事ができるように、健康でいれるように、大切な人達が元気であるように、・・・・・仏壇の前にある22人の写真はどれも私を見て笑っています。そして私に何だかの力を与えてくれてます。見守られてます。若い時は、初詣か、たまたま訪れた神社で神様にお願いばかりしてました。「宝くじが当たりますように。」「試験に受かりますように。」「あの子と付き合えますように。」今思えば賽銭箱にお金を入れて自分に幸運が来るようにと祈っていたようです。自分で仕事を始めて十日恵比寿への一日参りは欠かしませんが、今では徳をお願いすることはありません。「ただただこの仕事を続けさせてください。」

結局、何があろうと、人は自分の大切な人と歩き続けるようです。亡くなっていようと生きていようと、一緒です。切なくなるけどそれが人生のようです。お彼岸です。墓参り行きたいのですが・・・・・・。