2015年6月22日の記事

働く姿

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わたしの親父は船乗りで、自分の貨物船で対馬から博多にするめなどを運び、博多からは対馬の建材店、食料品店の仕入物を運んでました。船の荷役は重労働で、夏は大汗、いまどきは雨にぬれ、冬は海風で手がかじかみ、でもそんな働く親父を見てかっこいいなあと思ったものです。対馬のために、嵐の日に船を出したことも少なくありません。おふくろは叔母と食料品店と仕出しをしてました。イカ釣り漁師のため、朝5時半に店を開け、夜9時に締める毎日で、働いて働いて働きぬいての毎日でした。両親が必死で働く姿や、感謝されてる姿、喜んでる姿を見ると、こどもながらに誇らしくなり、うれしくなったのを覚えています。うちの子供たちは、私のことを、「働くことで家にいることがなかった。でも完成した家に連れて行ってもらうと必ずお客さんが、この家はお父さんが作ってくれたのよ。といわれてうれしかった。」といいます。今も、できた家は二人の子供に見せます。日頃の一生懸命働く姿を子供に見せることは大事です。生きがいや,やりがいの中で、生活するためのお金をいただけることが幸せです。必死で働くことから物事は始まります。働かない人は認めません。

今多くの人が事務所に訪れてくれてます。「できることは手伝うよ。」「何でも言ってすぐ駆けつけるよ。」「一緒に協力して事業をやりましょう。」………多くの人に助けられていることに感謝してます。ご入居者も、おいしいものや花を抱えてきてくださいます。理不尽なことで、悔しかったり、苦しんだりしている時ほど、涙が出るほどうれしくなります。

 

子供たちお気に入りの家 リビング