ご入居者の博多区T邸の玄関ドアの塗装メンテを頼まれ、樹脂ドア用のステインをアメリカからとりました。英語の説明書を見ながら塗装屋と四苦八苦です。汚れ落としの液体、ステイン用の刷毛とウエス、保護クリア・・・・・・・何とかきれいになりました。その後下関Y医院に走り、昇降用リフトを設置しようかという話になりそうです。業者といろいろうちあわせ、下調べをしてご報告するお約束をしました。仕事をしながらいろいろな新しい知識を取得できてます。
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厳しさと感謝と信頼。
下関Y医院の業者打ち合わせ、熊本T邸業者打ち合わせを行いましたが、業者間の連絡、通達が甘く、段取りが思いのほか、後手に回っています。これは人を動かす、現場監督の怠慢です。厳しく注意です。職人は炎天下の中頑張ってます。ただ毎日の清掃と片付け、養生までが仕事です。口うるさく注意しますし、施工途中で掃除部隊を入れることもあります。打ち合わせや叱咤激励は重ねることで、お互いの信頼を深めるためのものです。東京の輸入部材業者が熊本S邸に手直しに来ます。こういう積極的な活動はわずかなトラブルを逆に信頼に変えます。「損して得とれ」じゃないですが、最後は人と人との信頼感が財産です。我々のような小さな会社はなおのこと、仕事に対する腕と信用とブレーンが大事で、後ろから金はついてきます。金にいやらしい業者や、金でしか仕事を決断しない人は必要としません。金を払っても,礼の一つも言えない、あいさつの一つもできない輩がいいものを作れるわけがありません。人としての魅力がある人が仕事のできる人です。そのためにも遊んで、バカもして、感性を磨きます。熊本S邸、T邸暑い中、みんな頑張ってます。感謝です。
大工事
Y医院の鉄骨基礎の掘方に手間取りました。岩がありなかなか大変でした。19日捨コン打ちです。住宅の基礎と違い大きく深く掘るため雨が降るとたまった水をポンプで抜く作業が必要です。鉄骨はいつでもスタンバイOKの状態です。今月中に架台完了予定ですが、我々にしては大工事です。近々電気屋さんと設備屋さんを連れて、今の医院の医療機器、エアコンなどのの移設計画の調査を実施する予定です。住宅とは違う知識がかなり必要です。事前事前に動いておかないと安心できません。
熊本のS邸は登記の準備です。天気を見ながら外部の塗装(キシラデコール)に入ります。外構工事もスタートし、完成に向けて急ピッチです。
熊本T邸は基礎コンクリート打ちです。今週で終わり、来週からいよいよ建て方です。
梅雨も今のところうまく切り抜けられそうです。職人のみなさんの努力に感謝です。
ハードもソフトも・・・・・・
下関Y医院の現場はややアクロバティックな工事をしています。擁壁の配筋が終わり、近いうちに天気をにらみながらコンクリート打ちです。薬局の打ち合わせも順調に進んでいます。来週あたり提出です。
ハウステンボスのH邸のポーチから水がしみている現象は、建物とポーチの隙間、基礎の水抜き穴が原因です。明日気になるところのもう一か所をあけて、チェックし、手直し後に、新しいタイルを張る予定です。基礎の中にもぐり穴をうめる作業も必要です。私は入りませんので痩せた職人さんにお願いします。
熊本S邸は窓周りのモールの取り付けとともに、外部の塗装に入ります。ペンキのツヤの打ち合わせなど細かい分野に入ってきました。外壁の色も決まり、化粧が進んでいきます。早めに足場を解く段取りです。外の給排水と外構がありますから。
クイックセットの交換やコーキング、電気の取り換え、カーテンレールの取り換え、棚板の追加、塗装のタッチアップなど、すぐできるメンテナンスは最近では平田と中村が上手に職人さんを段取りして、こなしてくれます。女性として細やかなメンテがお客さん目線でできているようです。家具雑貨のお話も含めて、奥様からいい情報をいただけることも多いようです。住宅は女性の力が必要です。
下関での一日
昨年末お引渡しの小月S邸に、遅ればせながらファイヤーセットをお届けしました。平田が隣にあるR階段の手すりのアイアンと同じブラックでそろえたいとこだわり、遅くなりました。小学生の兄妹で留守番していました。驚いたことにすぐお湯を沸かしお茶を入れてくれました。「お久しぶりです。」と言う挨拶も含めて、しっかりした兄妹です。それでいて子供らしい満面の笑顔で新しい家の中を走り回っている姿や、グランドピアノを弾いている姿を見ると、うれしくなります。
その後下関市内のY医院の打ち合わせです。外壁、ドア等のサンプルを持ち込み、仮決めして、次回モンタージュを提出します。鼻声の私をきつそうだからということで、注射を打っていただきました。帰りは体のきつさがとれ、体調もよくなりました。平田には「にんにくくさい。」と不評でした。
事務長から手作りケーキをいただきました。感謝です。
上棟時のS邸
下関、熊本地耐力調査
下関Y医院と熊本S邸の地耐力調査を行いました。Y医院は鉄骨でピロティーを作るため、ボーリング調査が必要になります。S邸については、通常のスエーデン式調査です。この調査結果で基礎が決まる大事な調査です。弱い地盤の場合、土質も考慮して鋼管杭を打ったり、コンクリートを柱状に流したり、地盤そのものを改良したり、あの手この手で頑丈な基礎を作ります。どんないいデザインの家も基礎に支えられて、安全安心な生活が営まれます。調査報告書を待って検討します。
鉄骨造と2x4の三階建てですから、構造計算の提出が必要になります。手間もお金もかかりますが、ある意味構造計算というしっかりした裏付けのある建物ともいえます。どちらもレベルの高い建物です。心していい作品に仕上げます。