2018年3月の記事

こいのぼり

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春の暖かい日差しに、こいのぼりが泳いでる風景を見ました。うれしく、ほっとして昭和を感じます。それと同時に、昔は地域で、子供を大事にしてたんだと感じます。同じ敷地では解体工事中です。新しい家を代々引き継いでいくのでしょう。私も、小澤の長男でじいちゃんが喜んで大きなこいのぼりを建ててくれて、村の人が集まり宴会してる写真があります。それが家も継がず、わがままな住宅屋になり、今は実家は誰も住んでいません。申し訳ない気分です。この年になり、じいちゃんや親父たちが何もいわず、私の行動を寂しく見てたのではないかと思います。大事にしてもらえる家を作ることが今できることです。

上棟式。

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K邸上棟式に呼ばれました。大きな建物で、迫力があります。工務店が行う上棟式は、家同様、てづくり感があり、和気藹々とした笑顔の上棟式でした。電気の打ち合わせとか、質疑応答も含め、充実した時間でした。いつも思うことですがフレーミングで、家の形、大きさ、空間のつながりが共有できます。これから仕上げにかけて、より密な打ち合わせが必要になるでしょう。打ち合わせが多くなるほどいい建物になります。いい打ち合わせ、前向きな打ち合わせは次の打ち合わせをよりよいものにします。どれだけデジタル化されても、紅白幕の前に、祭壇が置かれ、お酒お塩・・・・そして祝詞。いいものです。

まね

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まねをすることは家作りにおいて悪いことではないと思います。しかし最近は、雑誌やパソコンの画像を集めて、これがすき、この雰囲気、この材料。この色と要求することがおしゃれな家作りと思っている困ったチャンがいます。参考にすることは大事ですが、表面上のまねはどうかと思います。人がうまいという店に行列したり、流行の服を買ったり、流行のバックを買ったり、レベルが低いまね文化です。「あなた、似合っていませんよ。」と教えてやりたくなりますが、本人は似合うに会わないではなく、手に入れたことで満足のようです。現場の職人にはまねと独創を繰り返して、腕があがると教えられるようです。われわれもそうです。正しく真似ましょう。

書き換え

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工務店のような請負契約と違い、デザイン設計の仕事は竣工を工務店に託します。デザイン画や、図面は打ち合わせのすべてをできるだけ表現します。もちろん未決定のもの、再打ち合わせが必要なものも表示します。みんながその図面を頼りに、オーナーの家をより素敵に、より喜んでいただけるように話し合いながら作っていきます。内緒の書き換え、手抜きのための改ざん、ごまかしの書き換え、などあろうものなら、市中引き回しの上獄門打ち首です。与野党問わず、政治家、官僚、検察、裁判所、みんなグルで、自分たちが特別な人間と思っているような立ち振る舞いです。マスコミも真価が問われてます。ごまかしの内容でこの前の選挙は行われ、今の国会議員、政府があります。きれいに再選挙からやり直しです。政治家や官僚や、裁判所や、検察・・・・・国民と程遠い人たちは決して優れた人材ではなく、試験に強いだけのオタクです。選挙のときだけ頭を下げ、当選するとふんぞきかえり、言葉遣いも二枚舌のわかりやすい馬鹿人間ですよ。金と名誉と、女と、料亭が好きな脂ぎったおじさんたちはもう結構です。

茶番劇

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パソコンの修理であいだがあきました。確認申請や、完了検査、家を建てる前の役所手続き、・・・・・それぞれの担当部署の、決まりが、よその担当部署の決まりと矛盾することが多々あります。本質はさておき、それぞれの部署の面子が立つように、われわれがたらいまわしにされ、茶番劇は終わります。本質より、「決められたとおりにやるだけ。」と答える役人ばかりで、上の命令絶対体制です。民主主義の国の行政をつかさどる人たちが政治家はじめ、独裁組織なのですから、困ったものです。政治家、官僚で気持ちよくわれわれに語りかける人はいません。今の森友問題など、茶番劇もいいところで、「あーあ、しょうがねーやつらだな。」と冷ややかになり、腹も立ちません。

 

打ち合わせが変わりました。

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打ち合わせが変わりました。パソコンを利用すると、ジャンルごと、素材ごとに、いとも簡単にいろんな画像を手に入れることができます。そのため、「まね」の家づくりが主流になりつつあります。好きなものをかき集めてあーでもない、こーでもないはいい家になりません。デザインを勉強し、それを消化して、経験を積んでたどり着くものがあります。どんな空間にするかの打ち合わせが大事なのに、ひつの材料の品番にだけこだわったり、色にこだわったりすることがセンスがいいということではありません。我々のオーナーの多くは自分が行ったり、一時住んでたアメリカの家の外観や、空間を写真に収め、「こんな感じがすきです。」と自分が撮った写真を見せてくださいます。

しかし、なにより感激してくださるのは職人の手で作られていく過程を目にすることです。それで、物に魂が入り、人との関係か構築されます。

メンテ

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数年前、熊本での仕事が多く、ご入居者がたくさんいらっしゃいます。きちんと責任ある工務店は、メンテや点検も自分たちの作品意識を持って対応していますが、力も、技も、責任感もないところはほったらかしです。我々は工務店ではありませんが、できる限りの対応をします。それによってお会いしたり、お話したりする機会ができ、より近い関係が築けることも少なくありません。やはりこの仕事はオーナーと話し、喜んでいただいくことが何よりです。最近は、どれだけ人と会わず、効率的かつ経費を使わず利益を上げるかがよしとされるビジネススタイルが若者の間で支持されているようですが、自分の仕事の、結果や経過から喜びを感じることもあるのにと思ってしまいます。メンテナンスフリーの物は人の手だけでなく、関わり合いさえも遠ざけます。私は呼ばれればできるだけどこにでも行こうと思います。たくさん人と会う仕事のやり方を続けます。

仕事の範囲

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われわれはデザイン設計契約、工務店が工事請負契約、そのほかセントラルエアコン、杭工事、解体、外構などそれぞれの業者がオーナーと契約します。しかしオーナーは家づくりにかかわるすべてのことは私どもに相談されます。完成までトータルのコンサルの仕事をどの現場も依頼されます。お金はいただけませんが信頼いただいてることの証です。そしてご紹介や、いろんな仕事をいただけます。作品意識も強くなります。大きな組織は自分たちで、仕事の範囲を決め、それ以外は知りませんというスタンスです。「大人のやる仕事」ではありません。レベルの高い仕事は非効率です。でもオーナーはそれを望んでます。いつの間にかどの業種の人も私に相談に来られます。外構屋の一部デザインを描いたり、セントラルエアコン家が図面のチェック依頼をしたり、解体の範囲を聞いてきたり、・・・・・・自分の仕事外で無償ですがオーナーと職人とみんなで「作品」が作れます。物作りはこうでなくては。

今日も大阪の工務店から写真が送られてきました。Y社長からは引っ越し、地鎮祭、解体などの相談の電話がありました。クリニック薬局のオーナーからは整地、引き込みなどの相談です。