那珂川町S邸の地鎮祭が行われました。我々がいつもお願いしてる、現人神社の神主さんも、同じ那珂川町ということで、より力が入っていたように感じました。いつもそうですが、われわれも着工前は身が引き締まります。申し分のない広い敷地で、、工事中の資材置き場も、駐車場も苦労しなくていいことが何よりです。これだけの好条件での建築はそうはありません。工務店に、「何の言い訳もきかない土地ですよ。」とプレッシャーをかけときました。
地盤がやや悪く,柱状改良が必要です。さっそく、月曜日から1週間かけて工事します。8月末から9月中旬完成予定です。
2013年2月の記事
地縄確認、塗り壁確認
土曜日に那珂川町S邸の地縄の確認をしていただきました。寒いのとPM2。5の飛来が多いという情報ですが、子供たちは元気に喜んで敷地の石を集めてました。解体が終わると敷地がとても大きく広く、地縄の60坪近い家も小さく感じます。あと2宅地とれるほどの広い庭の仕上げが問題です。建蔽率がアメリカ的で見栄えのする佇まいになりそうです。
東区Y邸の外壁が塗終わりです。いい感じです。この手塗り壁は、ベテランで、数をこなした職人の感性が大事です。室内の珪藻土も微妙に外と違い、照明の光が味わい深くなるようなコテ跡が欲しいところです。M左官グループは安心して我々の意向どうり仕上げてくれます。内装に入り、打ち合わせや、多くの職人で、現場が混雑してくる時期です。毎度のことですが、このワイワイガヤガヤがとても好きです。平田と、大野が頻繁に現場に走り、電話でオーナーや職人とやり取りする機会が増えてます。いい家になります。
水巻、下関
水巻K邸の現場がいよいよ仕上げに入ります。ほぼ造作が終わりかけてます。廻縁、ケーシング、幅木等が付くとぐっと重厚感が増します。キッチンやヴァニティーのキャビネットも仮置きしてました。大先生ご夫婦が住まれている隣の家は、我々の作品ですが、キッチンキャビネットの取っ手やコンセントプレートなど、大先生がご自分で取り付けてくださいます。それが本当に器用で、上手に何でもこなされ、びっくりします。いつもお茶をいただき、談笑させていただくのが楽しみです。
その後下関のY医院に走り、転圧工事の打ち合わせを業者としました。医院建築は開業後に、改良するところが多々あります。その改良がその医院の特徴というか個性になります。あと半年ほどは、顔を出し、御用聞きが必要です。
診療時間外工事
街並み協定
百道浜U邸、宗像コモンY邸の実施図、申請準備、見積もりの作業に入るため朝からS君と打ち合わせです。どちらも、法規と別に街並み協定があり、隣地や道路からの離れや、植木、エクステリアの色素材など、細かく決まりごとがあります。自治会らしきものがあり、そこにも申請を出します。何のためにこういう決まりを作ったかが説明してもらえず、長い時間をかけ、素人が集まって認可しているシステムに疑問を感じます。こんなことが行われているのは、建築家がだらしないからかもしれません。美しい町並みは建築家だけに任せても作れないといわれているようなものです。この良かれと思っている決め事が、いい町並みを作ろうとしている意欲を邪魔していることもたくさんあります。20年前の素材や色や決まりに縛られている町は決して魅力的ではありません。時代とともに監理していく柔軟さが必要です。どちらも高い意識をもってスタートした街です。味のある成熟した落ち着きのある街であり続ける努力が必要です。住民の皆様はもちろん、建築家の力も少なからず必要です。
長距離ドライブ
風邪が 治りかけです。 昨日は久しぶりに一人での長距離運転です。熊本で、T邸 、M邸、O邸での打ち合わせを済ませて、事務所に帰り、資料を持って、水巻k邸に走り業者打ち合わせです。暖かいのが救いです。最近は一日中運転すると、体が固まって,年だなーと思ってしまいます。百道浜の解体打ち合わせは平田が済ませてくれたようで助かりました。ややクタクタで事務所に帰ると、暖かい海鮮鍋ができてて、おいしくいただきました。一日の報告や連絡、明日の予定を確認しながら鍋であったまりました。近々、宮崎のキャンプに行こうと計画しています。大野も行きたいと乗ってくれますが、平田は「、みやちくでステーキ食べましょう。」とやや目的にぶれがあります。青島の釜揚げうどんも食べたいそうです。萩出身の大野は南九州は縁遠く、宮崎、鹿児島は行ってみたいようです。