連休中も、水巻K医院の2期リノベーションです。駐車場、トイレの工事を終え、待合室、ローカなどの工事です。元号が変わっても、大型連休でも、われわれの仕事は依頼があり、喜んで頂ける仕事であればがんばれます。いつもの監督と、棟梁がいつものように、いい仕事で答えてくれます。ちょっとした工事でも、ルーターを使い、美しく収めようとしてくれます。それぞれの役目を、それぞれが信頼しあえばいい空間になります。原画がもてるまでには、いい提案、いい打ち合わせ、資金計画、ローン確定、確認申請、・・・・多くの関門があります。われわれのオーナーはほかの心配より、いい提案をすれば依頼いただけます。ありがたいことです。現場に走ることも、苦になりません。腕の悪い失礼な大工との仕事は我慢ばかりで、本来の力が現場に伝わりません。結局いつもの信頼できる大工に尻拭いを頼むことになります。
2019年4月の記事
コンサルタント
ローンの問い合わせ、手続き、ご説明、古屋の調査,法規、耐用年数、土地の判断、コンクリートや鉄骨造の防水、リニューアルの判断・・・・・輸入住宅のデザインそのものの依頼より、コンサルタント的ご相談が多く、それで走り回ってます。われわれの作品を見てのご相談ですからできるだけがんばりますが、「無料。」が当たり前と思われてることには困ります。それについて利益は要りませんが、交通費など、経費はいただきます。問い合わせいただくことはありがたいことです。アイデアや、知識はお出しします。時間かけて土地を見て調査し、役所調査、登記簿、字図、ラフプラン、予算表、打ち合わせ、ローン説明、ご入居者案内。・・・自分たちは素人だからという理由で、すべて無料でやってね。というお考えの依頼はお受けできません。そういうお考えの方はまだ家作りは早いと思いますし、楽しい家作り、うれしい作品にはたどり着けません。われわれはデザイン事務所です。住宅メーカーや工務店ではできないデザインを大事にしたこだわりの家作り、空間作りが生業です。
事前準備
住宅建築にあたりローンの打ち合わせを、Oオーナーとともに佐世保のローンセンターに訪れ行いました。仮審査の書類もその場で書いて後は数日後の結果待ちです。その後宗像から田中様がワッセナーと鹿島Y邸を見にこられご案内しました。プランの打ち合わせはもちろんですが、土地、調査、建物案内、ローン、・・事前準備がうまくいって初めて契約となります。そこをいい加減にやると、後で問題が起き、大変なことになります。それにしても住宅を手に入れるということは数多くの事前準備が必要で、いいパートナーが必要だと思います。水巻のK医院は工事が進みながら、リニューアルではよくあることですが追加依頼がどんどん出てきます。とにかくいいものに仕上げます。
コンサルタント
土地を購入するかどうかは、オーナーの主観のほか、用途地域、高低差の取り扱いなど役所との打ち合わせ、地盤の強弱、ローンの審査、その土地でどんなデザインの家が建築可能かなど多くのことを検討して結論を出します。通常これを分散化して、最低三人で行うところを一人でやるのですから忙しくもなります。契約後の忙しさと違い、無から有にする仕事です。ひとつでもうまくいかないと成立しません。緊張感いっぱいです。家作りのコンサルタントとして、すべてに精通することと、信頼できる仲間を持っていることが大事です。そして誇れるご入居者がいることです。昨日もご案内させていただきましたが、作品を見ていただけることが何よりうれしいことです。コンサルタントの中身に、施工中の設計監理があります。水巻の医院の改装工事は着々と進んでいますが、小さなはつり撤去も、ほこりを考え、バキュームしながらの作業です。