2018年6月の記事

梅雨のフレーミング

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Y邸は大きい家です。フレーミングも迫力があります。雨を気にしながらですが、パネルですから速い仕事ができてます。この時期、屋根が大変ですが今週には上棟できそうです。たくさんの人が効率よく動き、立派な仕事をしています。自分のデザインのバランスがあらわれるので、いつも緊張感を持ってみています。いいプロポーションです。安堵しました。雨も困るし、晴れると、暑い。フレーミングと同じように、リニューアルのY邸の家具の搬出や、解体も空をにらみながらの工程のようです。工務店もいよいよ本格始動です。私も現場に足を運び、前向きに、デザインの検証をしながらいい家を目指します。

携帯電話

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現場で、雨のかき出しをしていると、20センチほどの水溜りに胸ポケットに入れていた携帯電話を落とし、急いで拾い上げたのですが通話ができなくなり、近くのショップに走りました。いまどき携帯がないと何もできず、公衆電話や、ショップの電話を借りて連絡するのですが、見知らぬ番号だからか、出ません。改めて、携帯電話に依存した生活を感じました。いろいろな連絡をいただくようになっていたのに、多くの人にご迷惑をかけました。危うい便利な機械です。でも奇跡が起きました。ショップでももうだめですといわれてた携帯が事務所に帰り、落として4時間半後復旧しました。乾いたのでしょうか?

遠方出張。

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大阪、東京の出張から帰ってきました。週末だったことと、前日の新幹線の人身事故の影響か大混雑でした。でもうれしいことに、オーナーから歓待していただき、楽しい時間がすごせます。各メーカーのショールームや、家具,照明のショップもたくさん見れますが働いてる人たちがいまいち知識や感性に欠けてます。大都市ではそれで商売になるのでしょうが欲求不満です。デザインの依頼は九州だけでなく、広がりつつあります。デザインだけの仕事となれば、寅さんみたいに、資料と、紙と、鉛筆をバックに積めてどこへでも出向けます。自分にはそれが向いてるかもしれません。年を重ねても、楽しくやれそうです。家も事務所もなくても、腕を磨いてればこの仕事は楽しくやれます。

基礎工事、現場調査

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Y邸の基礎工事が終了した様です。大きな家です。配金が大変だったと職人がいってました。。いよいよ、フレーミングが始まります。最近高低差がある敷地での計画依頼が多く、ヨウ壁の費用が必要になります。調査して判断を正しくすることで、大きく計画が変わります。それぞれのプロに集まってもらい、意見を聞きながらの調査です。デザインを行う事は全体の指針を決める作業でもあります。間違えば計画そのものが台無しになることもありますし、「この土地はやめましょう。」という意見をオーナーに発することもあります。 

気持ちのいい地鎮祭

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クリニック、薬局の地鎮祭に呼ばれました。力ある工務店が請け負うことになったようで、安心です。地鎮祭の段取りも、オーナーへの気遣いも、申し分ありませんでした。細かい報告、工程の段取り、全員集合をかけての打ち合わせなど、安心です。多くの参加者でにぎやかな地鎮祭でした。オーナーがみんなに豪華なお弁当を振舞っていただき、帰ってあけたら、彩といい、味といい最高でした。それぞれの立場で責任を持って担うべきものがあります。思いやる動きが必要です。いい現場になりそうです。

  

出張、木曽

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先日、業者さんに連れられて和室の木材を見に木曽まで行きました。高速から駒ケ岳などの雪山が見え、山深い自然豊かな風景は九州とは違い、刺激を受けました。訪問先の社長から、有名なおそばをご馳走していただき、やはり、いくら写真や映像や、ネットでいろんな情報を知ることができても、足を運び、話を聞き、物を見ることで、予定以上の知識やアイデアに出会います。原木を見ると、木曽ヒノキの良さがわかり、「裏木曽」なるものが存在することを初めて知りました。少年の様に木曽の木材と向かい合ってる人たちと会えたことが財産になります。ビジネスにすぐ話が飛ぶ、業者との話ではなく、作品を見ていただき、家を語る私に、木を語りいろんな話のキャッチボールができました。昔は家作りはこのあたりからはじめていたのでしょうが、完全にプラモデル化してしまいました。寂しいことです。経済は金しか生まず、大事なものを蝕みます。心ある人が埋没し、金儲けが好きな人たちが 表に出ることにがっかりします。