2018年10月の記事

輸入部材

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われわれの家作りのポイントは、輸入部材のチョイス、操り方です。デザインをした人と輸入部材を提供する人がお互い近い感性で打ち合わせ、家作りを理解しあい、マテリアルを決めなければいけません。ここでも部材屋が金ばかり見てどんな家にしようというプライドがないと間違いだらけの部材選び、発注ミスが相次ぎ、工事をする職人にも迷惑をかけることになります。デザイン屋に言われたものを倉庫から出すだけの部材屋はいずれ淘汰されます。どんな部材をどう使いどんなデザインを作るかという情報を売らないと、ただの物売り金儲け屋です。輸入住宅のデザインの良し、悪しは構造のプロポーションと、輸入部材の操り方、カラーコーディネートです。今どの現場も適切な部材が、適量入荷しているかどうかが工事を進めるポイントです。部材が操られて出来上がった家を見ない部材屋は信頼しません。南区、解体が始まりました。

仕事のステージ

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家作りはどんなお客様に対してどんなやり方で、どんな人と、どのレベルで仕事をするかを明確にすべきです。見積もりや工事に対し細かいことを言わず、大雑把を好む人と、書類や形にこだわる人、指示を待つひと、家を作る会社とオーナーの思考、考え方が一致するほうがいいのですが、ずれるとうまくいきません。誤解を恐れずいうと、「長期優良住宅」や「30年、50年保障」など決まりを国に作らせてそのうたい文句でビジネスするところは、同じような材料や設備で同じような形の低価格住宅を目指しています。家にタイトルをつけたり、エコ、高断熱高気密、・・・何より営業マンとよばれる「素人」とやさしく、ごようききのような人間関係でビジネスをする会社が多いようです。われわれは力不足ながらオーナーのご要望のひとつ上の提案を続け、オーナーもわれわれも納得するものを完成させることがわれわれの家作りです。

市役所4階での一日

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いつものようにちんたらポンたらして確認申請業務がすすみません。午前中から市役所に乗り込みました。今まで何度も呼ばれてそのつど訂正しても完了しません。担当者に問い詰めると、「主事が・・・・」「道路の境界確定の証拠を・・・・。」しどろもどろではっきりしません。道路の判断証拠として現地の写真までつけて、その他の軽微な手直しをすべて行い訂正印を押し、「今日おろすように」と迫りました。しかし昼休みになり、午後からです。チャイムとともに、電気が消えぞろぞろどこにこれだけの人がいたのかと思うほど、覇気のない顔とだらだらした歩き方で職員が出てきます。昼飯跡は男も女もトイレに多数並んで歯磨きです。気持ちわるーーーー。一時間半待たされました。数人が昼返上で、相談や、調べ物をしていますが、誰一人、手伝うどころか声もかけず、淡々とした時間が流れてます。さすが公務員です。見てて腹が立ちます。上司は机に座ってボーーとしています。やはり、役所や公務員は私には向きません。昼の話し合いに結果、夕方4時半何とか無事完了しました。始めてこんな長い時間嫌いな役所にいました。感想は、わずかの人しか働いていません。半分は人員削減可能です。多くの職員は、われわれプロの仕事の手伝いをするのではなく、自分たちのペースで物事を判断するようです。確認終了後、銀行融資、着工、業者との工程、完工・・・・・「仕事はつながってるんだよ。自分の仕事しか考えないのはよくない。後が迷惑する。」と苦言を呈して帰りました。

ずうずうしいかもしれませんが

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これだけすごい人たちの家をデザインさせていただき、作品を作らせていただいてるのに、怒られそうですが、出来上がると、悪いところが見えて気になります。こだわって作ったのですがバランスが悪いところ、色がよくないところ、マテリアルの選択ミス・・・・・もう一度作らせてもらえたらいいものができるなあとずうずうしい考えになります。多くの方から作品集を見て、「素敵ですねー。」といってもらえても、まずかったところを話してしまいます。何棟デザインしようと、いくつになろうと、満足まではいきません。この年になると、誰かと競争してるのではなく、自分との競争です。それでも仲間たちと完成を喜び合うこと、オーナーから喜んでいただけることが大事です。

 

役所の建築パトロール

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ここ何日か役所の建築パトロールの日です。いっせいに下っ端役人が町の建築現場に出向いて確認申請通りかどうか見て回るようです。役人が好きなくだらないイベントです。警察の交通安全週間みたいなものです。つくづく役人の暇さや、馬鹿さが見て取れます。誰の役にもたたず、誰一人喜ばないイベントなど税金使ってやるより、毎日5時に帰るので毎回遅れている確認申請を一日でも早くおろしてもらいたいものです。われわれがスムーズに仕事できるようにがんばることが役人の仕事のはずです。何もできない若造の兄ちゃんや勘違い姉ちゃんや、窓際のおじさんが「役人だぞ面」してプロのわれわれの仕事場に来て邪魔するなといいたくなります。修行のため現場掃除でもしてくれたほうがよっぽど世のため人のためです。土日休んで、5時に帰って、自分たちで楽なイベントして、給料や恩給もらって、われわれプロを何度も効率悪く役所に呼び出し、・・・・最悪の職業です。試験だけで役人になり、修行や訓練が抜け落ちた人たちです。だからでしょうか?そいつらの上はすぐ都合が悪くなると、記憶がなくなったり、辞表を出して逃げるのでしょう。われわれが役所パトロールをしてきちんと働いてるか、不正をしてないか見極めたいくらいです。

家具、絵画、嗜好品、エクステリア

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住まう準備です。この分野まで任せていただいて完成です。ゆとりを持ってすべてをセッティングすることが大事です。意図して空間をこだわって作っても、最後がゆるいとぶち壊しです。オーナーは悩むこと、こだわることでが重要ではなく、こんな家に住みたいという夢を語ってくださればいいのですが、悩むことが考えてることだと思ってるオーナーも時々いらっしゃいます。空間を決めるのですが材料決めを悩む時は出来栄えがばらばらになり、それをできる限り修正することがわれわれの仕事とになります。われわれが出来上がりを楽しみに現場に足を運ぶ時は必ず、素敵な家に仕上がります。

リニューアル現場

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腐食や雨漏り、強度など調査をしながらのリニューアルは新築より時間がかかります。増築部分の基礎を打ってました。監督の決断と指示が大事です。信頼できる工務店の社長が仕切ってくれてます。東京のオーナーY様は2棟目の依頼です。われわれのように、お金も人もない弱小企業は作ったもののできばえだけで勝負しなければなりません。毎日が勉強です。

設計検査

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工務店から完成前に伴う設計検査の依頼があり現場に向かいました。全体のバランス、色、そして細かい電気、設備、・・・・。各職人も集合して、チェックです。一通り終わった後、オーナーからの希望で、絵画の設置位置とチョイス、家具などのアドバイスをして帰りました。

ドーマーと煙突が主役

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デザインには狙いがあります。商業建築において広々とした敷地、見通しがいい敷地には横に広がるバランスのいい平屋が目を引きます。それでいて周りに威張らず、町並みに貢献するものを良しとします。足場が解けてその狙いがうまく要ったかどうか見に行こうとつい現場に向かいます。ドーマーと煙突が差別化を感じます。普段は脇役のドーマーと煙突です。青空によく生えます。駐車場や、シンボルツリーができるとより平屋のよさが出てくると思います。オーナーも喜んでくださってます。