ハウステンボスT邸はほぼ造作が終わりました。キッチンの壁パネル、飾り天井、ウインドヘッド、マントルヘッド、造作キャビネット・・・・。F大工の真骨頂です。塗装が終われば味のある作品になるはずです。内装も進んでます。クロス、タイルが貼られるとグッと空間が引き締まります。雨の関係で広いテラスのタイルが貼れません。残念です。
我々はどの作品にも「これはDアートに違いない。」という造作を心がけてます。アイデアなき空間は何の魅力も感じられません。工夫した痕跡が見える空間は人に何かを語りかけます。失敗するリスクもありますが、チャレンジしていくことが大事だと考えます。デザインを進化させる集団でありたいものです。
Posted by admin on 2011年4月4日
最近怒ってます。現場管理者も職人も新築の現場と同じ気持ちでリニューアル工事を考えてるからです。リニューアルは短期間で段取り良く細かい発注、工程を毎日チェックし、オーナーの暮らしにできるだけ迷惑を掛けず、持ち物も大事に管理し、スピード勝負で完成させなければいけません。手直しも日にちを決めて一斉に行わなければ意味がありません。新築の現場とは比べ物にならないほど時間に責任をもつ必要があります。管理者はどうしたらオーナーが喜び納得するかを考え続けることで、大至急職人に指示を出し、大至急段取りする必要があります。リニューアルにおいて、オーナーから見てつくりてに余裕が見えてはいけないのです。「また今度」「近いうちに」「物がそろったら」「とりあえずここまで」・・・・・・禁句です。美装を最後に「どうです。いかがでしょうか?」と自信を持ってオーナーに引き渡すときが管理者の花舞台です。
Posted by admin on 2011年3月24日
現在リフォーム工事中のM邸とI邸は塗装工事と内装で劇的に変化していってます。
M邸はもともとナチュラル系のフローリングとドアでしたが、今回やさしいホワイト系に変えていきます。まずはドアです。 従来は塗装がのりづらい化粧合板のドアですが、特殊な薬品を塗布して塗るときれいな白いドアに変わりました。 室内全体のイメージがとてもやさしくなります。
I邸は大正ロマンなリビングと明るくちょっとフレンチなキッチンダイニングを造りますので部屋によって塗装をかえました。改装前までは土壁で暗かった室内が一気に明るくなり日に日に変化していってます。キッチンや洗面の取り付けも進んでます。
コンセプトは全く違う家ですが完成はほぼ一緒です。ビフォーアフターに好ご期待!
手前のドアが塗る前、奥が塗った後です。 右写真はリビングに化粧のパネル壁を作成しましたこれは後に大変重要な役目があります。