ハウステンボスワッセナーで、新規のリニューアルの依頼を受け、打ち合わせ後、工務店のK社長と現場調査です。レベルで傾きなど調べて、工事のやり方を決めます。また解体途中構造材や断熱材、を的確に判断することも大事です。ある意味、新築より難しい仕事です。ワッセナーでK社長と手掛けたI邸が高評化で、仕事の依頼をいただいてます。自分達の作品が次の作品を生むのが理想です。ありがたいことです。M邸、Y邸のリニューアル工事は総二階の重厚なシンメトリーで、よく似た空間です。それでもM邸は吹き抜けを作り、Y邸は吹き抜けを部屋にします。それぞれの住まい方、用途でご要望は変わります。いつも通り、美しい家に仕上げます。それがしいてはこの町が魅力的であり続ける事につながります。
2015年11月の記事
佐世保レンタルハウス、ハウステンボスワッセナーM邸・・・・新規現場調査
レンタルハウスの足場が取れました。新たに外壁を塗り直し上品な表情になりました。三階の新規外壁の仕上げがまだですが、小窓のウインドヘッドも付きました。内部も1,2階はほぼ終わり3階のクロスが残ってます。レンタルハウスとは思えない広さとデザインです。ハウステンボスワッセナーのM邸は梁や柱の付け替えを慎重に行っています。階段の位置を変えることと、大きな吹き抜けを作ることが今回のテーマです。いいデザインは、強固な構造のもとで成立します。セントラルエアコンも工事開始です。
ワッセナーで新規のお話をいただき、オーナーにお会いする前に、テンボスの方立会いの下、家を見せていただきました。ワッセナーでの工事が続くことは大変うれしいことです。いい提案をして喜んでいただけるよう、がんばります。
ジャパンホームショー
先日、東京ビックサイトで行われていたジャパンホームショーに行ってきました。
九州のそれとは規模が違いとにかく広い! 全てをゆっくり見ることはできませんでしたが、最先端の製品・技術の展示でしたのでかなり刺激になりました。
ショーの前日カナダのBCウッドさんのパーティーにお客様と参加させていただき、いろいろな方々と交流させていただきました。(英語が退化していて、ちゃんと話せず反省しきりです。)
メリットキッチンもショーにブースが出ていましたので、若くて美しい新しい担当者Yさんとも打ち合わせてきました。
リフォームやエコを対象にした商品が多く、また熟練した職人さんが必要ない工法、材料をアピールしているブースもありました。
時代の流れについて行くために情報収集・再検証が必要ですが、長きにわたって愛されるいい物を取り入れていきたいと思います。
現場視察
連休の中日、高速は渋滞です。ハウステンボスワッセナーでMご夫妻に進捗のご説明と、間仕切り、電気配線の確認です。サッシも入り、大きな吹き抜けもできてイメージがわいていただけたと思います。来月早々家具の見学に神戸にご一緒する予定です。打ち合わせが終わると、いまどき車がパンクしてました。タイヤの付け替えをする平田は、似会いすぎて、軍隊のようです。娘に写真をメールで送ると「服も靴も迷彩柄で、自衛隊やん。」みんな思いは一緒です。食事をして佐世保のレンタルハウスの現場に行くと、棟梁やクロス、塗装、左官職人も日曜日なのに頑張ってました。あさってには足場が取れます。ウインドヘッドとキーストーンも付いてました。帰りはいつも通り三瀬越えをしたのですが、ここも市内入口あたりから渋滞です。笑点の大喜利までに間に合わずがっかりです。今日、明日と、我我の事務所で古布のお洋服の展示会を行います。いつも世話になってる同級生です。素敵な作品がたくさんありました。よろしければぜひお越しください。
東京からの連絡
平田から横浜H邸の現場で監督や職人と打ち合わせを行い、写真を送ってきました。仕上げに入り、タイルの貼り方、クロスの切り替え、塗装などコーディネートが必要です。今回のH邸の現場で感じることは、福岡の方が競争が少ないことと、保守的な考え方で、業者がのんびりしてて前向きの意識が少ないようです。H邸では報告、連絡、相談に加え、常に新しいものにチャレンジしようとしてくれます。平田は夕方から、BCウッドに出向き、夜食事をしながらオーナーとの打ち合わせだったようです。エクステリアの提案と見積もりもご了解いただいたようなので、早速段取りします。明日は幕張でのホームショーで、カナダのキッチンメーカー等と打ち合わせです。東京のパックが安くなり、電話、メールなど駆使すれば今後、関東も仕事のエリアになりえます。もしかして、H邸が我我の仕事のやり方の節目になるかもしれません。
平田が今回も、迷彩服で東京に行きました。娘が「そりゃいかんやろ、何処泊まっとん。?ン。銀座のホテル?なおさらテロと思われるよ。」
建物に責任を
ハウステンボスワッセナーM邸は細かい解体と、構造チェックを行いながら進めています。最初に建てた業者さんも現場に来ていただき、質疑応答です。年月がたっているのでという理由で、以前現場に来ない業者もいました。大きな住宅会社でしたが自分たちの作った家を愛することなく、金儲けの道具としてしか考えてないようです。うそのコマーシャルがむなしく聞こえます。
今回のリニューアルで構造にダメージがないように、そして以前の工事で頭をかしげることへの補強方法等みんなで知恵を出し合い、責任ある住宅として作り上げるつもりです。
レンタルハウスはキッチンが組まれていました。2階の塗装も始まり、ラスト、一か月です。3階のバスルームも形ができ、シャワーブースとともに、仕上がりが楽しみです。
現場進捗
昨日は佐世保でした。レンタルハウスは塗装に入り、来週一階、再来週二階・・・・・徐々に仕上がります。進めば進むほど、住みたくなります。こんなおしゃれで広い賃貸ないでしょう。風呂のタイルや水回りのキャビネット、下がり天井や、パネルの造作など、予算の中で、アイデアとデザインと、職人の協力でほかにない作品に仕上がってます。モールが付き始めると一気にテンションが上がります。楽しみです。ハウステンボスワッセナーM邸は構造を見ながら間仕切りを始めてます。大きな空間変更なので慎重に行っています。
横浜H邸は、キャビネットを組み始め、外部タイル部分も張り始めてます。内装は平田がかなりこだわり、入り込んでいろいろ無理なことを業者に要求しています。ノッテル証拠です。オーナーのお人柄がなせる業です。エクステリアも提出しました。
マイナスをプラスに。
中央区谷に現場調査に行きました。この敷地まで車は進入できません。階段です。年寄りには酷な環境です。しかし奥隣に月極駐車場があり、そこに車を止めると、敷地に駐車スペースがいらづ、建築の際の進入や資材置き場に便利です。ロケーションはどこにも負けず、昼も夜も絶景です。二階をLDKにして思い切り大きな窓で暮らすと、ほかにない特徴的な住まいになるはずです。中央区でこんな暮らしができるなんて最高だと思うのですが。この土地を高齢のオーナーは売却したいそうです。私どもに、任せていただけるということで、面白い企画をしてみようと思います。不動産屋から見た土地の価値と、われわれから見た価値は大きく異なることがすくなくありません。不動産屋のマイナスは我々のプラス。便利さと、面白さは反比例する事が多いようです。すべてプラス思考で楽しめる方、興味ある方ご連絡ください。六本松が様変わりする中で谷が脚光を浴びそうです。
横浜、佐世保とのやり取り
横浜H邸、佐世保レンタルハウスは平田が今まで打ち合わせてきた内装を取りまとめています。少しでも良くしようという交渉も含め、クロス、タイル、カウンター、照明・・・・すったもんだしています。一材料が変わるとほとんどが変わるのがコーディネートです。何パターンか考えながら、オーナーの了解を取りながら決定していきます。今のところ、思いのほか無理と思われてたことも出来そうで、予算もほとんどいじめず決定できてます。こんな細かいやり取りに慣れてない工務店や資材屋、業者にとっては「うるさく嫌なコーディネーター」です。品番で仕事をするのではなく、頭の中の出来上がりで仕事をしなければプロではありません。発注ぎりぎりまで迷いながらベストを尽くすことがいい作品を生みます。金もうけ主義の会社の上司は「すぐ品番決めさせてすぐ発注して変更無理といいなさい。」が口癖です。ただ、コーディネーターは、全員を取り仕切れる技量と強い適格な指示ができなければいけません。無意味に迷って時間が伸びたり、先送りにしてリーダーシップが取れなかったりは、作り手からの不信感につながります。何よりオーナーが疑心暗鬼になってしまいます。変な優しさは命とりです。わがままを押し通す強さは、いい出来栄えにつながります。
レンタルハウス搬入と打ち合わせ
インフルエンザの予防接種を済ませて、佐世保のレンタルハウス現場に不足のキャビネットを積んで走りました。大工と修めの打ち合わせを行い、今後の工程を話し合いました。1,2,3階それぞれ形もデザインも色も違うので出来上がりの楽しみは三倍です。オーナーも現場に来られ、楽しみにしてくださってます。現場から見える佐世保の港、街並みが夕日に照らされとてもきれいです。こんなに広く、アメリカナイズされ、素晴らしい眺望のレンタルハウスは福岡にもありません。家賃設定が安すぎるのではと思ってしまうほどです。四ケ町で塩パンを買い、帰りは佐賀から三瀬を越えて帰ってきました。ありがたいことに、事務所に帰ると先日、同級生からもらった野菜で夕食を作ってくれてました。