F大工はK邸の新しいパーゴラをほぼ組み終わりました。迫力あります。テラスからも二階のバルコニーからも素敵に見えるパーゴラがご希望です。ラチスも一度取り外し、塗装してから組む予定です。既存の木製外階段にも収納棚や物いれをうまく組み込み、白い塗装に塗り替える予定です。細かい作業が続きますが、F大工の仕事ぶりならそんなに時間はかからないと思います。いままでの渋いテラス周りが、塗装の違いで明るく華やかに変貌しそうです。大工も職人もこの家のテラスの広さをうらやましく感じているようです。見晴らしも良く何でもできるテラスは、特に男にとってはあこがれです。
2011年7月の記事
平田のデスク・・・・ビフォー、アフター
一人でいくつかの現場のコーディネートを担当すると資料が山積みになり、長いこと平田のデスク周りは「ごみ屋敷」状態でした。がんばっているので一区切りつくまでは黙ってました。今日ついに片付け始めました。私やN女史のデスクにも物が置かれつつありましたので時間がかかると思いますがなぜか片付くのが楽しみです。しかしながら黙ってできないようで、ガッチャマンの歌と「あほじゃあーりませんよ、パーでんねん。」を交互に、リズミカルに歌いながらやってます。ときどき奇声をあげてストレス発散しています。まるで怒られていやいや片付けさせられてる子供です。今、様子を見てるとたまに片付ける人特有の捨てるものと取っとくものの選別を行ってるようですが、懐かしいものが出てきて見入ってしまいあまり進んでいません。サッシ関連を片付ける時は「サッシ、サッシ・・・・」、タイル関連は「タイル、タイル・・・・」節をつけて連呼しながらやってます。自分の歌に飽きたのか今度はサザンの音楽に合わせて雨乞い見たいな踊りも入って、平田オンステージです。しかしお察しのように踊っている間は片付いていないわけですから何のための音楽かわかりません。
マジな話、現場で職人に帰る時の清掃と片付けを厳しく言っているのですから我々も注意しあって片付いたデスクで効率のよい仕事をしたいものです。
ちなみに平田の片付けに使われた歌は「マンPのGスポット」「エロティカセブン」「パシフィックホテル」「波乗りジョニー」「バンバンバン」以上平田の片付け実況中継でした。
生みの苦しみ
ハウステンボスの残工事、試運転、取り扱い説明、発注家電の到着、設置、家具のレイアウトなど今日一日平田はてんやわんやです。わたしは二時過ぎに帰りましたが、九時半の電車に乗るようです。明日で完了予定です。いろんな職人さん、業者さんを指示してひとつの作品を作るということは完成間じかほど苦しみます。長年一緒にいる人ばかりではないだけに、苦労したと思いますが、誠心誠意お客様のほうを向いて仕事をしてくれる姿勢にはいつもながら感心します。「継続は力なり。」言葉どうり二十数年そのポリシーでやりつづけ、それでもまだ引渡し前は苦しみ熱くなり、全てが終わって喜びがこみ上げます。明日は喜びの日になると信じてがんばってるはずです。今回のリニューアルをさせていただき、平田はまたいろんなことで成長しました。私や平田やF大工を黙って、裏方として支えてくれているN女史も我々の作品を作る、なくてはならない一人です。「平田さん大丈夫ですかねー。」ここ数日、経理事務処理、発注業務、見積書契約書の作成、現調手伝い、荷物の上げ下ろし、食事用意・・・・。何から何までやりながらひとの心配、会社の心配ばかりしてくれます。実はみんな知らず知らずのうちに私も含めて彼女に甘えてるのかもしれません。彼女は人を不快にすることがありません。見習うべきところです。とにかく少人数で、みんなのいいところを尊重しあいながら作品を作り続けます。いい仲間たちです。誰かがきつい時一歩前に出て手を差し伸べてくれる人ばかりです。
梅雨明けで工事が進む
ハウステンボスT邸が梅雨明けと共に塗装、タイル、が一気に進み、いい感じに仕上がってます。真っ白のLDKから広いタイル貼りのテラス、芝、木製桟橋に運河・・・・日当たりも良く本物のリゾートハウスです。
階段カーペット、クロス、モール・・・・・内装も順調です。やりたい事はほかにもたくさんあるのですが、古い味は味として残し、雰囲気良く一定の期間の中で素敵に作ることも腕です。平田の工夫とアイデアが今、形となってできています。終わりよければ全てよし。気を抜かずがんばります。
T様のツイッターをみると、今、名古屋沖を佐世保に向けて航行中らしく、ランチは牛丼に紅しょうがたくさんのった写真が掲載されてました。海も穏やかなようで本当にうらやましい限りです。
Dアートの造作
ハウステンボスT邸はほぼ造作が終わりました。キッチンの壁パネル、飾り天井、ウインドヘッド、マントルヘッド、造作キャビネット・・・・。F大工の真骨頂です。塗装が終われば味のある作品になるはずです。内装も進んでます。クロス、タイルが貼られるとグッと空間が引き締まります。雨の関係で広いテラスのタイルが貼れません。残念です。
我々はどの作品にも「これはDアートに違いない。」という造作を心がけてます。アイデアなき空間は何の魅力も感じられません。工夫した痕跡が見える空間は人に何かを語りかけます。失敗するリスクもありますが、チャレンジしていくことが大事だと考えます。デザインを進化させる集団でありたいものです。
パーゴラ
K邸のパーゴラ補修工事の現地打ち合わせを行いました。補強して、痛んでいるところはやり変え、防腐塗装をして、ポリカーボネートを張る予定です。これで雨の日もテラスが使え、直接木材が雨に打たれないので痛みにくくなります。これだけ大きな木製デッキとパーゴラはなかなかないと思います。業者も「でかいですねー。」と驚いていました。透明のポリカーボネートを張ることで写真のアングルのように二階のテラスから今までどうりきれいな木材の流れが見えることもオーナーは喜んであります。不陸調整がむずかしいとは思いますが迫力ある物になりそうです。デッキの高圧洗浄で滑りやすくなっているコケをとるとすばらしいガーデニングに生まれ変わるはずです。
チラシ配り
百道浜の住宅街に今月もチラシを配りました。炎天下というほどではありませんがそれでも汗が吹き出ます。今福岡で一番成熟した素敵な住宅街だと思います。今回のチラシはセントラルエアコンをアピールしたものでN女史が写真をディスプレイしたものです。この地区に我々が何らかの形で手がけさせていただいた住まいが六軒あります。建築当時、リフォーム当時のいろんなことを思い出しながら作品が見れることはとてもうれしいことです。我々のご入居者は庭の手入れも行き届き、素敵に暮らしていただいていることが一目でわかります。この街に少しずつ我々のリニューアル作品ができていけばと願いつつチラシを配りつづけるつもりです。明日は北九州N邸車庫前テント取り付け工事です。二日で終わる予定です。
先日平田とF大工で筑紫野のK邸に階段手すり取り付けと今後のリフォーム打ち合わせに行ってくれました。他社輸入住宅にお住まいですが、我々にお声をおかけいただいたことをうれしく思います。