久留米の現場回りです。雨でぬかるみ、合羽を着ての作業も憂鬱です。少々やり方や進め方にいらついていますが、4つの建物をほぼ同時期に仕上げるのですから、材料の入り次第で臨機応変に、人を配します。東北の復興、先日の大雪による流通の不備、雪による工場の崩壊など、材料がスムーズに来ない苦境を乗り越えてやりくりしています。すぐあきらめる業者も多い中、どうしたらできるか、いい方法はないかを考え、みんな頑張ってます。コンクリート打ちも、雨で中止し、1日になりました。工程を変えて、すぐ、内部造作に入ることに変更です。材料はほぼそろいました。28日からクリニックと薬局は外構に入ります。B邸はご両親の家を先行します。渡り廊下の軒の塗装が終わり、ボード張りが間もなくです。各種業者が入り乱れる時期です。交通整理を監督にはよくよくお願いしました。
2014年2月の記事
熊本M邸間もなく上棟
熊本M邸の現場で、M奥様と打ち合わせです。われわれが請負監理ではないので勝手が違います。やっと空間が体感できる状態になりました。平田とのインテリア打ち合わせ、家具カーテンなど熱を帯びてました。奥様のお姉さまも途中からお越しいただきました。アメリカに行った3女史そろい踏みです。わたしは構造の施工精度などチェックさせてもらいました。われわれでも1年に、1,2棟建てる大きさです。構造材のメンバーも大きく、棟梁はじめ大工は進まず、疲れるはずです。屋根材の最終確認が目的で、エステートグレーに決定しました。家の者の容態をご心配いただき感謝してます。お姉さまがお茶にお誘いいただいたのですが、野暮用のため、次回ということで、帰りました。天気次第ですが月末上棟予定のようです。久留米により、Kクリニックの玄関庇を確認しました。どの現場も、気になるところはすぐ駆けつけて、その日のうちに、手を打つのがDアート企画流です。せっかちですから。
安心感、期待感 心配
Ⅰホーム企画にまかせた現場は、安心感があります。輸入住宅の経験も豊富で、何より家づくりが好きです。出来栄えはもちろん報告、連絡、相談がタイムリーに行われます。段取りも申し分なく、感謝しています。こういう業者は請負額を他社よりあげるべきと考えています。いいものは評価し、悪いものは厳しく注意し改めさせるのが本当の管理責任だと考えます。北九州のO邸の配筋が終わりました。天気をにらみ、コンクリート打ちです。オーナーとの打ち合わせに間に合うように、地鎮祭の写真、工事写真をメールで送ってくれてます。現場監督は、お客様に喜んでいただくために、段取りをし、工程を管理し、職人に目を光らせるのです。ただ漫然と現場監督やってるおじさんが世間には多すぎます。久留米の現場をすべて監督しているS氏は夜9時でも10時でもわからないところ、打ち合わせが必要なところは事務所にとんできます。輸入部材に慣れてないことを除けば、フットワークも軽く責任感と、熱心さ、は期待できます。
薬局とクリニックはタイル調サイディングが張られ、モールをつければ締まるだろうと期待しています。特にクリニックの庇柱のコラムは期待しています。外構の照明の雰囲気と敷地内のグリーンの少なさがやや心配です。
現場では、毎日喜怒哀楽の繰り返しです。真剣であればあるほど、小さい問題も見逃さず解決しようとします。まさに今、この時期、期待と心配と入り乱れてます。
全員集合
Kクリニック、薬局について、監督、棟梁、コーディネーター、外構、看板、医療機器、電気・・・・・全員集合させました。先生の希望に沿うように、だれがいつまでに何をして、状況を確認しあい、決め事、発注の期限等確認しあいました。現在までの工事確認はそれぞれ終わっているはずですが念のためチェックさせました。医療機器の方の意見がはっきりしないところが多々あり、電気打ち合わせ後の確認もされてないことにやや驚きましたが、とにかくボードを張り終えた今、呼ばれて駆けつけ、右往左往していてはいけません。クリニックにとって大事な部分ですからわれわれを引っ張るくらいの勢いで・・・・・とお願いしました。開業に向けての手続きも今日教えていただきましたので、12日までにレントゲン室を先行します。みんなが集まり確認しあい、今ならまだまだいろんなが対応できます。自分の仕事だけではなく、全体の中で自分の分野を見てほしいと思います。先生が言われる、ゼネラリストとスペシャリストの考えです。
ドクター
今日はKクリニックの現場で、K先生ご夫妻と、衛生機器の打ち合わせです。感染症でご提案不足のところがあり、ご迷惑をかけました。解決いただきました。休日にもかかわらず、職人はフル稼働です。先生ご夫婦に飲み物を差し入れていただきました。恐縮です。B先生の現場は通気層の胴縁が入り、ご両親の家は間もなく外装版が張られます。お父様がいつも来てくださり差し入れをいただくそうで、渕上が「お礼をいって下さい。」と報告してくれます。そのあと、熊本に走り、ご入居者のT先生宅にメンテでお邪魔しました。われわれの代表作であるプールのある家です。門扉のメンテです。バンカラで豪快で、酒タバコ・・・・、不摂生の教祖のような先生がダイエットですごくスリムになってありました。久しぶりにお会いしてお話しさせてもらいました。もう10年です。外装の塗り替え、クロスの張替えなどそろそろ考えてあるようです。またこうしてお声をかけてくださり、「小澤さん、長生きしてもらわないかんけん、やせてください。」と言われました。庭も、ダイニングから見えるプールも相変わらず素敵です。わたしの人生を変えてくれた作品といえます。奥様、御嬢さんも素敵な笑顔を見せてもらいました。T先生には入院中の家の者についてアドバイスいただき感謝です。
今日はドクターのお宅3件の仕事でした。熊本から九大病院によって事務所に帰ってきました。ドクターという職業は、何よりボランティアの精神がないと務まらないということを多くのドクターと家づくりを通してお付き合いさせていただき感じました。
地鎮祭O邸、仕事のバランス。
北九州O邸の地鎮祭でした。雨も上がり青空です。近くの神社に神主さんを迎えに行き、無事終了です。I工務店のI社長が段取りよく、足元に合板を敷き、テントと紅白幕、椅子すべて完ぺきでした。何度やってもさばけない工務店もいる中で、さすがです。基礎屋の段取り、フレーミングの段取りも付けてくれてました。安心して任せられます。以前もご紹介しましたが、O先生の奥様が水巻K先生の御嬢さんで、母屋、若先生の家、湯布院別荘そして今回と4件目のご依頼をいただき、感謝しきれません。渕上も気合を入れて造作に臨むといってます。基礎補強は終わっており来週水曜日から基礎工事です。
夕方ご入居者のM邸で、増改築のご提案でした。お母様との同居のためです。お子様も5月誕生のご予定で、より素敵になるようにデザインしました。仕掛中、新規着工、ご入居者のリフォーム、新しい出会いの新規ご提案・・・・・・・・・バランスよく仕事をさせていただけるようになりました。来週新規のお客様が事務所に来てくださいます。ありがたいことです。頑張るのみです。
熊本M邸
地鎮祭から3か月、熊本M邸がやっと土台敷きです。大きな家です。今月後半棟上げの予定のようです。われわれの構造使用に対して現場で大工が、「2階の根太に使う大きな根太を1階に使い、根太レスの時使う厚い合板をその根太の上に使うんですね。」とやや驚きのようです。これでも、4x8の床根太を使い28ミリ合板の時代もありました。今の住宅産業の中で、われわれの構造は異常であり、異質のようですが、われわれからみると、今の住宅は利益を上げるためそこまで落とすか?と思うことだらけです。手間をかけない構造、簡単で、出来合いのものを使い仕上げる。打ち合わせを少なく、物はお客様に選ばせ、責任を逃れ、メンテが極力ないように・・・・・。
エクステリアの提案もまだまだ打ち合わせが必要ですが、いいものになりそうです。棟上げからわれわれの仕事です。
久留米での打ち合わせ
B邸2棟をつなぐ渡り廊下を作ってます。予定よりがっちりしたものになりました。柱もなくし屋根付テラスのような空間です。内部はセントラルの配管が始まりました。セントラルの責任者が二日酔いで起きれず、酒臭い息で遅刻したことを除けば順調です。大阪からの単身赴任のY氏には困ったものです。飲み食いには遅れず、タイ旅行ばかり行くおじさんです。罰として、すごく頭のいい、上品な奥さんに報告することにします。棟が上がると俄然打ち合わせが頻繁になります。ご両親の家は特に3月15日には荷物の搬入をします。Kクリニックと薬局は今のところ順調です。外構、看板、椅子、など、もろもろの打ち合わせを日曜日の午前中に行いました。現場での打ち合わせは臨場感があって、密度が高くなり、工務店にも伝わりやすいので非常に効率的です。机の上の数倍出来栄えに反映します。外装が始まるとまた印象が変わるはずです。楽しみが続きます。