大野が頑張ってます。平田といっしょに、お客様のところ、現場と動いてます。照明のプレゼなども、自分なりに考え、どうしていいかわからないと逃げずに、自分なりに考え作り上げる姿勢は好感が持てます。現場でも、近隣の人と話したり、一人で、お客様と打ち合わせしたり、職人や業者さんとの掛け合いもよく、よく動き、かわいがられ、お客様含め、評判がいいようです。早くひとり立ちして、主力戦力になってくれそうな予感です。この人を我々が育てることができなければ、大きな損失です。そういう意味では、平田もプレッシャーを感じているようです。厳しく優しく、丁寧に育てたいものです。大野は「できる人」が陥りやすいこととして、仕事をこなそうとか、簡単にやってしまおうとか、とりあえずこれでいいかとか、何とかできるとか・・・・・・。謙虚に中身のあるしっかりした知識と、感性を養ってほしいと希望します。高いレベルでの仕事を覚えなければいけません。人としても、女性としても、仕事を通して、すてきなオーナーたちと積極的にかかわることで成長してほしいものです。前向きな姿の彼女に期待します。ちなみに、歌が飛び切りうまくて、高校ではかるたクラブに入っていたそうで、下ネタも積極的にこなすそうとうの変わり者です。
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不安から、期待へ、前向きな姿。
現場での施工説明
ついついフレーミングや基礎配筋、配管などハードにおいては、非常に重要でありながら、オーナーへの細かい説明や報告がなおざりになってます。ハードにも、こだわりや、特徴があるにもかかわらず、色、クロス、仕上げ素材等、ソフト面での打ち合わせはすごいこだわりと、時間を使います。上棟までは多くのオーナーさんがお任せいただくのをいいことに、現場での細かいご説明が不足していたように思います。自分たちのコマーシャルの機会を自分たちで放棄しているとも言えます。東区Y邸においても、ご説明不足でした。ご主人とお話しして、現場で、週1,2回お会いさせていただくことにしました。
最近の住宅会社の施工は、過剰なくらい、仮設や、大型クレーン、足場、養生、ガードマン等、見栄えよく工事をしようとしています。そこを目に優しくすることで、イメージアップを図ろうとしているようですが、私からすると、「経済屋」が考える、ビジネス方法です。それで、物以上の価格設定をして、住まいそのものはそれほど魅力的ではなく、格好に金をかけています。安全と近隣に迷惑をおかけしない最低限の養生で、そこをパフォーマンスする必要はありません。そこにお客様から頂くお金をかけず、家そのものの中身をよりよくすべきです。現場が必要以上にきれいすぎます。現場はいいものを作る職人の環境を考え、整理整頓と掃除がなされていれば充分です。何のためのものかをよく考え、経費節約で中身を大事にする家づくりが、「建築屋」がやる仕事です。最後にできた家を見て価格が適正かどうかすぐ結果はわかります。
東区Y邸 現場報告
先日よりフレーミングが始まっている東区Y邸。昨日、わたくし初の単独での現場訪問です。
いい歳をして恥ずかしながら、はじめてのおつかい??なんて気分で緊張しながら出発!!
すると車を走らせた途端にポツポツと雨が・・・。まさか?と思いながら現場に到着すると
大工さんたちがブルーシートをかけてるとこでした。(すみません、雨女かも><;)
建物を雨から守るため、そして作業を続けるためにもひと手間・・・やはり
自然との闘いでもある家造りは大変だな。。と実感したはじめてのおつかいならぬ現場訪問でした^-^’’
現場ですが1階の壁が完了し着々と形になってきています。
玄関・リビング・ダイニング・キッチン・・・どんな感じになるのかとても楽しみですね。
東区Y邸フレーミング開始
予定通り東区Y邸フレーミングが始まりました。基礎パッキンから土台敷き中です。K大工親子が手際よく進めてます。彼らが今まで建ててきた実績は、我々に安心感を与えてくれます。任せて大丈夫な人です。棟上げまでの施工精度が、仕上げ工事の美しさにかなりの影響を与えます。また、私のミスや漏れなども、チェックして指摘してくれます。頼りにしてます。寒い時期のフレーミングは大変です。安全第一で、年内に上棟希望です。
現場監督の一番の仕事は、お客様に喜んでもらうために、工事環境を整え、職人のやる気を促し、工程を効率よく組むことです。職人の性格や特徴を知るため、お互い同じ土俵で、話し合い、信頼し合わなければなりません。往々にして、上から目線になりがちですが、信賞必罰をはっきりさせ、「責任は俺がとるから。」の一言が大事です。
冬のコンクリート・・・・・・職人の誇り
東区Y邸の基礎立ち上がりのコンクリート養生中です。後、浴室周りの立ち上がりを打って11日からフレーミングに入ります。ここの所、最低気温が2度程度で、雨も多く、養生が大事です。無様に見えても、できるだけいい状態で乾かしたいので、工夫します。職人さんたちの経験や知恵は貴重です。そして言葉で表現できない「感覚」の力はどんな専門家や学者、評論家より信頼できます。
もともと私は、評論家、コンサルタント等という職業を仕事として認めておりません。自分でできない輩が何をいっても信ぴょう性がなく「じゃあお前やってみろ。」と言われたら終わりです。日本の高い建築技術や信頼は汗水流している職人たちがプライドをもって築いてきたものです。学者をはじめ、ホワイトカラーが作ったものではありません。職人の誇り高き仕事を、何の責任もとれないコッパ役人が検査するなんぞは、私に言わせればちゃんチャラおかしいシステムです。バカな金儲け主義のヒューザーという建設会社の社長とアネハという構造屋が起こした事件、それを論評した学者や、評論家・・・・・・一棟も崩れてません。それはどんなひどい図面や指示でも職人は「こりゃいかん。こうするぞ。」と経験と感覚で最低限の強度は保つ仕事をやったからだと確信しています。多くの命を救ったのは職人たちだったかもしれません。こんなことも分析できず、ギャンブルの予想屋みたいな評論家を使うマスコミも反省すべきです。政治家をはじめ、顎で仕事をする時代は終わり、顎と動きと実績が伴って、「一流」といわれる時代のようです。