佐世保レンタルハウスが今日足場掛です。内部解体70%終わり、外部も含めあと一週間です。瓦のパラペットが木組だったため、撤去します。これでデザインを考え直す必要があります。オーナーご夫妻にご挨拶して、現場報告をしました。そのあと有田のS邸に走り、床タイルのメンテの打ち合わせです。相変わらず、奥様も、空間もセンス良く、おしゃれです。築、10年たちます。外壁と屋根の洗浄、窓周りコーキングに手を入れる時期です。有田焼のカップに囲まれたギャラリーでコーヒーを飲みました。雰囲気よく作られ、コーヒーもうまいのですが,道路からのファサードに美しさとインパクトがないのが残念です。入口におもしろい噂のミニクーパーがありました。
2015年8月の記事
保育園コーディネート
平田が保育園のコーディネートを依頼され、輸入部材を上手に使い、特徴を出してます。腰パネルや照明計画も「らしい」提案です。彼女の知識と、まじめさと、部材の操り方は感心させられます。ご要望に応じ、丁寧に打合せする姿は私と違い、「どうしたらできるか。」をいつも考えているようです。できない理由をたらたらいう男が多い中で、頼もしい限りです。職人も、怒鳴るだけ、怒るだけの私ではなく、平田を頼りにしているようです。
打ち合わせが進めば進むほど、お客様や業者からの信頼が増すタイプです。コーラー等の輸入設備、輸入照明器具、有名メーカーの輸入家具など、彼女の知識があれば上手に使えます。部材屋のほうが、壊れるから、傷がつくから、大変だからという言い訳で、しり込みしてる事が情けなく感じます。
佐世保レンタルハウス、解体中
コンクリート三階建ての、住まいをワンフロアーごとに米軍対象のレンタルハウスに改装します。三人の大工がワンフロアーごとに入り、解体中です。オーナーご夫妻と、電気工事店の社長と打ち合わせ後、変更契約を終え、平田と現場をじっくり見ました。設備品や、キャビネットなどの承認図を早めに現場に送り込みます。輸入品はほぼ手配済みです。活気ある現場はいい出来栄えになります。知恵を絞り、話し合い、イメージを上回る、空間を作るため、動きます。全フロアーのパースが教科書です。リニューアルは現場でのひらめきとカンとそして決断です。
写真を見ると、平田が暴れて家を崩したように見えますが、決してそうではありません。もしそうなったら跡形もなくなります。
着工に向けて
佐世保のレンタルハウス着工前打ち合わせを、オーナーの事務所で、8名集まり行いました。工程の確認、質疑応答、工事区分など打ち合わせました。RCの三階建ての大改修工事です。密な打ち合わせが必要であり、顔合わせできたことが何よりです。横浜H邸、ハウステンボスM邸のセントラルエアコン工事の打ち合わせも、構造との取り合い、デザインとのせめぎあいで、打ち合わせ中です。レンタルハウスの、部材プレゼや、電気図など、平田ががんばっています。とにかく着工に向けての、用意がきちんとできてると、段取り八部の仕事ですから、あとがスムーズに運びます。小さい工事も、メンテも含め、段取りがすべてです。横浜H邸は基礎の配筋など、かなりの枚数メールで送ってもらいチェックしています。建て方にはまた出かける予定です。
灼熱の横浜
H邸の現場視察と、打ち合わせのため横浜に行きました。お盆前の土曜日ということもあり、空港も、駅も、ショッピングモールも何処も大混雑です。外も、35度を超え暑さの質が福岡と違います。平田が事務所から段ボールいっぱいの資料を宅配で送り、Hご夫婦と打ち合わせです。クロスや、電気、衛星器具など、デザインにかかわる打ち合わせは楽しいものです。いつも、暖かく、労をねぎらう言葉やメールを下さる、若いご夫婦に感心します。打ち合わせの終わりごろ、息子夫婦が孫を連れて会いに来てくれました。帰り際、みんなで、現場を見に行きました。基礎工事に入ったところです。この時期の基礎や、屋根工事の職人は日陰もなく、大変です。足場職人も、熱中症が多いようです。息子に、羽田まで送ってもらい、暑さ知らずで、最終で帰ってきました。いつものことながら、東京と比べて、いい、田舎感にほっとします。人、家、町、全ての密度が窮屈じゃないことに、住みやすさを感じます。何処からも、海や、山が感じられ、ここで生活できることが幸せに感じます。
正解は現場にある。
全ては現場に正解があります。建築だけではなく、どのジャンルも、現場を見、理解するリーダーが必要です。この国はどうしてしまったのでしょう。国会でわけのわからない安保法制の滑稽な屁理屈のやり取り、広島では、原爆の日に際し、戦争のない国、世界を訴える市長、核を持ってる国、持ってない国どちらにもいい顔の政治的な発言に終始する総理、補佐官をつるし上げ、中身より、自民党を攻める野党、めちゃくちゃです。今自衛官や現場の人を国会に呼んで彼らの気持ち、中身のある話を聞くことが何より大事です。役人も政治家も、データの数字だけ見て、物事を決めているようです。自分たちの利権や政治的立場を守ることに必死です。現場を知らないリーダーの話には何の説得力も、感動もありません。競技場も同じです。オリンピックに森とかいう老害や、メタボの大臣は、いらんでしょう。サブトラックや、ウォーミングアップも含め競技者、施設管理者、現場監督、職人など、現場により近い人の意見が何より大事です。経営者に言いたいことがあります。コンプライアンスという言葉は日本には似合いません。自分の危機や利益を守るためには、現場の意見を聞き、人のために尽くすことが日本です。ギリシャを見て、恥を知れと思う私は古いのでしょうか。
今日高校野球がはじまりました。アマチュアスポーツが愛され続ける理由は、自分ではなく仲間やチームを第一に考える純粋な気持ちがプレーに現れるからです。それは現場が持つ不思議な力です。現場がすべてです。同じ気持ちの上に立つ、鉄拳制裁は必要でもあり、教育にほかなりません。そんなことがわからん奴らが、暴力という言葉に置き換え、体罰という言葉を作っただけです。高校野球経験者の私がいえることは、殴られたり、怒られたり、いたずらされたり、かわいがってくれたせんぱいも、監督も、後輩も、大好きですし、恨みや、悔しさなどみじんもありません。仲間は誇りです。
政治家、役人、教師、経済人・・・・・皆コメンテーターとやらは現場に携わっていません。そんな奴らの電波に乗った話より、汗水流している現場人の感性を意見を今こそ大事にすべきです。
ハウステンボスワッセナー新規打ち合わせ、天神新天町看板
ハウステンボスご購入の東京のお客様と、打ち合わせで朝から平田と走りました。今回はご提案というより、ご相談と、見積もりがメインです。ありがたいことに、ご入居者のI様にまたお世話になりました。約100坪の物件です。コンクリート造ですから25年たっても色あせずしっかりしてます。空間というより、間取りという感じがもったいないと思いますがそれでも豪邸です。ご入居者のBさんに偶然お会いしました。オランダ人のご主人はまさにワッセナーの街並みがぴったりです。
帰りに、新天町のネイルサロンの看板が壊されたということで、見に行きました。背の高いトラックから当てられてます。4,50センチ看板を上げようと思います。暑い日が続きますが明日もまた佐世保の現場です。いい仕事をさせていただいてます。