2012年12月の記事

2012、現場終了

category: 未分類

29日で2012年現場も御用納めです。Y邸は樹脂製ペアガラスサッシを数か所取り付けて、養生しました。水巻K邸は、ほぼサッシはつけ終わり、既存の玄関ドアの塗装をして、気持ちよくお正月を迎えていただくことができそうです。現場の職人にはこの一年、本当に頑張ってもらいました。お疲れさんでした。特に、F大工には、いつも厳しく当たり、怒り、いつでもどこでも無理を言います。わがまま言います。気を使わず、そうできる人が「右腕です。」本当の仲間です。今日も、サッシの取り付け指導に休み返上で来てくれてます。朝、夜小さいメンテでも走り回ってくれます。年月をかけて、本音で喜怒哀楽をだし、作品を通して、同じ価値観で、それぞれ必要な人になっていきます。平田とF大工は私の家づくりの両輪です。フレーマーのK大工親子の現場への心意気は、全職人に見習ってほしいものです。その心意気とは「いい家を期限通りに、予算どうりに収めるために何をどう段取りして、どう動くか。」をいつも考えてるということです。できない理由ではなくやるための方法を考えてるところです。彼らの働きに報いるために我々はお客様にいいデザインの家をご提案し続けます。今日も平田は昼から夜まで、新規のお客様のご案内で動いています。
2012年お疲れ様でした。
長い休みのためのしっかりした養生で、年を越します。今年一年事故なく現場が動かせたことに感謝です。

年末の現場、検査

category: 未分類

今日は東区Y邸のJIO検査でした。朝早くK大工、監督、うちの大野が立ち合いました。以前から言ってるように、図面と現場を照合する「形だけ、システムだけ、お金だけ」の検査に何の意味があるのでしょうか?少なからず輸入住宅400棟ほどの実績を持つ我々のチームの現場を、大した実績もなく、輸入住宅の作品もないひとたちに検査をうける事に強い違和感を覚えます。問題発言かもしれませんが、金融機関と国土交通省が仕組んだ「検査」「保証」という名前だけの営利会社です。いまだに我々が検査を受けたいとか、いろいろ教えてほしいと思う人に出会ったこともなく、「なんじゃこのど素人」と思う人ばかりです。とはいえ、決まりですから・・・・・。

水巻のK邸母屋はサッシがほぼつけ終わりです。いま、大先生の家の家具の取り換えや、引き出しの取り付けなど、細かいリニュアルをやってます。29日玄関ドアの塗り替えをして今年は終わりです。病院の駐車場変更一期工事は終わり、来年2期工事です。みんな今日は天気も良く庭で、おやつをいただきました。このひと時がモノづくりの職人たちのコミュニケーションの大事な時間です。オーナーさんに感謝です。

不安から、期待へ、前向きな姿。

category: リフォーム遠賀郡水巻町K邸, 新築福岡市東区Y邸

           大野が頑張ってます。平田といっしょに、お客様のところ、現場と動いてます。照明のプレゼなども、自分なりに考え、どうしていいかわからないと逃げずに、自分なりに考え作り上げる姿勢は好感が持てます。現場でも、近隣の人と話したり、一人で、お客様と打ち合わせしたり、職人や業者さんとの掛け合いもよく、よく動き、かわいがられ、お客様含め、評判がいいようです。早くひとり立ちして、主力戦力になってくれそうな予感です。この人を我々が育てることができなければ、大きな損失です。そういう意味では、平田もプレッシャーを感じているようです。厳しく優しく、丁寧に育てたいものです。大野は「できる人」が陥りやすいこととして、仕事をこなそうとか、簡単にやってしまおうとか、とりあえずこれでいいかとか、何とかできるとか・・・・・・。謙虚に中身のあるしっかりした知識と、感性を養ってほしいと希望します。高いレベルでの仕事を覚えなければいけません。人としても、女性としても、仕事を通して、すてきなオーナーたちと積極的にかかわることで成長してほしいものです。前向きな姿の彼女に期待します。ちなみに、歌が飛び切りうまくて、高校ではかるたクラブに入っていたそうで、下ネタも積極的にこなすそうとうの変わり者です。

現場での施工説明

category: 新築福岡市東区Y邸

             ついついフレーミングや基礎配筋、配管などハードにおいては、非常に重要でありながら、オーナーへの細かい説明や報告がなおざりになってます。ハードにも、こだわりや、特徴があるにもかかわらず、色、クロス、仕上げ素材等、ソフト面での打ち合わせはすごいこだわりと、時間を使います。上棟までは多くのオーナーさんがお任せいただくのをいいことに、現場での細かいご説明が不足していたように思います。自分たちのコマーシャルの機会を自分たちで放棄しているとも言えます。東区Y邸においても、ご説明不足でした。ご主人とお話しして、現場で、週1,2回お会いさせていただくことにしました。
最近の住宅会社の施工は、過剰なくらい、仮設や、大型クレーン、足場、養生、ガードマン等、見栄えよく工事をしようとしています。そこを目に優しくすることで、イメージアップを図ろうとしているようですが、私からすると、「経済屋」が考える、ビジネス方法です。それで、物以上の価格設定をして、住まいそのものはそれほど魅力的ではなく、格好に金をかけています。安全と近隣に迷惑をおかけしない最低限の養生で、そこをパフォーマンスする必要はありません。そこにお客様から頂くお金をかけず、家そのものの中身をよりよくすべきです。現場が必要以上にきれいすぎます。現場はいいものを作る職人の環境を考え、整理整頓と掃除がなされていれば充分です。何のためのものかをよく考え、経費節約で中身を大事にする家づくりが、「建築屋」がやる仕事です。最後にできた家を見て価格が適正かどうかすぐ結果はわかります。

福北ゆたか線

category: 医院リフォーム直方市Sクリニック

              直方のSクリニック改装工事のプラン、見積を提出のため、初めて、博多駅から福北ゆたか線に乗りました。子供といっしょで、多少ワクワクしながら、2両の電車に乗りました。運転席のすぐ後ろに立ち、運転手の目線で外を見てました。田舎の単線をくねくねしながら走ります。高架、トンネル、田んぼの中と進み篠栗,飯塚・・・約1時間で直方です。昭和の匂いがして楽しい1時間の旅でした。これから乗る機会が増えそうです。
2時間ほど打ち合わせをさせていただき、1月末着工で、開業しながら、夜間と休日を使い、3月10日完工予定です。
 
東区Y邸は、足場を組み、2階の壁を建ててます。今年中に上棟して、JIOの検査を受ける段取りです。年末まできちんと仕事をして、工程を守ります。

東区Y邸 現場報告

category: 新築福岡市東区Y邸

先日よりフレーミングが始まっている東区Y邸。昨日、わたくし初の単独での現場訪問です。
いい歳をして恥ずかしながら、はじめてのおつかい??なんて気分で緊張しながら出発!!
すると車を走らせた途端にポツポツと雨が・・・。まさか?と思いながら現場に到着すると
大工さんたちがブルーシートをかけてるとこでした。(すみません、雨女かも><;)
建物を雨から守るため、そして作業を続けるためにもひと手間・・・やはり
自然との闘いでもある家造りは大変だな。。と実感したはじめてのおつかいならぬ現場訪問でした^-^’’
現場ですが1階の壁が完了し着々と形になってきています。
玄関・リビング・ダイニング・キッチン・・・どんな感じになるのかとても楽しみですね。

着々と

category: リフォーム遠賀郡水巻町K邸

               水巻K邸が着々と進んでます。病院の駐車場の改修は、ポイントにレンガを積み 、グリーンのフェンスです。新しい線引きで、2台多くとれます。雨さえ降らなければすぐにも終わるのですが・・・・・。 母屋のほうは 、ついに新しい、樹脂製ペアガラスサッシ に取り替え始めました。一気にではなく、一カ所外して、新規を付け、を繰り替えします。雨仕舞とデザインを考えながらの取り付けで、この改修での一番の難工事です。古い木製のサッシは35年の歳月で、腐食はしてますが、味わい深い表情を見せてます。心苦しい中、取り外してます。外壁のボードは4ミリで、これも驚きです。とにかく、びっくりすることが多く、ある意味楽しくやれます。サッシから断熱工事に移っていきます。

東区Y邸フレーミング開始

category: 新築福岡市東区Y邸

予定通り東区Y邸フレーミングが始まりました。基礎パッキンから土台敷き中です。K大工親子が手際よく進めてます。彼らが今まで建ててきた実績は、我々に安心感を与えてくれます。任せて大丈夫な人です。棟上げまでの施工精度が、仕上げ工事の美しさにかなりの影響を与えます。また、私のミスや漏れなども、チェックして指摘してくれます。頼りにしてます。寒い時期のフレーミングは大変です。安全第一で、年内に上棟希望です。

現場監督の一番の仕事は、お客様に喜んでもらうために、工事環境を整え、職人のやる気を促し、工程を効率よく組むことです。職人の性格や特徴を知るため、お互い同じ土俵で、話し合い、信頼し合わなければなりません。往々にして、上から目線になりがちですが、信賞必罰をはっきりさせ、「責任は俺がとるから。」の一言が大事です。

いろいろな発見と決断。

category: リフォーム遠賀郡水巻町K邸

水巻K邸を、裸にして、いろんな発見がありました。35年前の施工です。まぐさ受けがないところや、根太を欠いで、野縁を組んだり、断熱が上手く充填できてなかったり・・・・・・・。布基礎で、土の部分が乾燥してるのですがパウダー状になっていることに驚きました。それぞれ、大工や職人と相談しながら、施工方法や補強方法を決めていくつもりです。毎週月曜日を現場での打ち合わせとして、全員集合です。

 

冬のコンクリート・・・・・・職人の誇り

category: 新築福岡市東区Y邸

東区Y邸の基礎立ち上がりのコンクリート養生中です。後、浴室周りの立ち上がりを打って11日からフレーミングに入ります。ここの所、最低気温が2度程度で、雨も多く、養生が大事です。無様に見えても、できるだけいい状態で乾かしたいので、工夫します。職人さんたちの経験や知恵は貴重です。そして言葉で表現できない「感覚」の力はどんな専門家や学者、評論家より信頼できます。

もともと私は、評論家、コンサルタント等という職業を仕事として認めておりません。自分でできない輩が何をいっても信ぴょう性がなく「じゃあお前やってみろ。」と言われたら終わりです。日本の高い建築技術や信頼は汗水流している職人たちがプライドをもって築いてきたものです。学者をはじめ、ホワイトカラーが作ったものではありません。職人の誇り高き仕事を、何の責任もとれないコッパ役人が検査するなんぞは、私に言わせればちゃんチャラおかしいシステムです。バカな金儲け主義のヒューザーという建設会社の社長とアネハという構造屋が起こした事件、それを論評した学者や、評論家・・・・・・一棟も崩れてません。それはどんなひどい図面や指示でも職人は「こりゃいかん。こうするぞ。」と経験と感覚で最低限の強度は保つ仕事をやったからだと確信しています。多くの命を救ったのは職人たちだったかもしれません。こんなことも分析できず、ギャンブルの予想屋みたいな評論家を使うマスコミも反省すべきです。政治家をはじめ、顎で仕事をする時代は終わり、顎と動きと実績が伴って、「一流」といわれる時代のようです。