2024年12月の記事

サンフランシスコからのメール

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 息子家族がサンフランシスコからメールをくれました。家族でRH(家具屋)でランチのようです。先般息子と、コーディネーターとオーナーが家具を見に行ってた、家具屋がこんな素敵な空間と家具でレストランをやるという感性にまず驚きます。ただ家具を並べて売ろうとすることしか考えられない日本の家具屋とは雲泥の差です。 物売り素人で物売り人間ではなく本当の家具のプロが育つ環境があります。このセンスにお客様は喜び信頼され家具を購入されるのでしょう。日本とアメリカの差は埋まるどころか、広がるばかりです。暖炉や植栽やシャンデリアや家具を上手に使いこなし素敵なテラスでの食事です。間違いなくこだわったうまい料理とお酒をだすはずです。少しでもこの感性に、ちかづきたいものです。 アルバイトだ、最低賃金だ、103万円の壁だなどとちんけなことを言ってるようでは、プロは育ちません。一流を目指す環境を作り、そこをめざして、達成してから大きな収入が得られるのです。大川家具に期待しても無理で しょうか。無理でしょうね。今日はクリスマスイブです。わたしの今年のツリー第一位はこれです。

 

 

 

エクステリア業者とオーナーと

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 目の前が海の家は、大阪からエクステリア業者の社長が来てオーナーと顔合わせ、挨拶をして年明け18日からはじめることになりました。休みの日ですがクロス張り前のパテ処理が行われており、年内にほとんど張り終えるようです。並行して塗装と、外部のテラス工事が行われています。打ち合わせが終わり、大阪の社長を空港に送りました。オーナー夫婦は高齢ですが近くの乗馬クラブに行き入会したようです。お元気で驚きました。海の前で暮らしたかった夢もかない、喜んでいらっしゃいます。お気に入りのハウステンボスワッセナーの別荘とはまた違った空間を持つ家です。家具も、照明器具もほぼ決まり「見えてきました」という状態です。大きな家のデザインではないのですが、あえてチャレンジです。

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 長期優良住宅?

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  目の前が海の家は大工工事がほぼ終わり、テラス工事やクロス工事が行われています。工務店が驚くように時間をかけて、こだわって一つ一つ決め事をしていきます。毎週日曜日にオーナーと現場でいろんな話を楽しくします。多くの方から高い評価をいただき、ご入居者からは満足頂いています。我々のお客様からは「長期優良住宅」などという言葉は一切出てきません。家づくりは作り手が責任をもってオーナーと話しあい、説明し、すべてにおいて我々も、オーナーも納得できる家を創り上げることです。センスも知識も感性もなく本でしか建築をやったことがない役人などが大雑把に最低限の決まりを作り、「従うとお金やるよ。」という小ばかにした制度などもってのほかです。工務店の前に長期優良住宅という看板が掲げてあります。看板に頼らないと自信がないのでしょう。家づくりに役人が絡むと本質から外れてばかりです。家はオーナーの要望、場所、予算、・・・建売感覚で一派ひとからげの考え方で物事を決めるのではなくはなく、「あなたのためだけの家づくり」感覚が大事です。多くの書類を金を払って申請して、金をもらうなどということはやめて、密な打ち合わせや見学や模型や、パースなどで素敵で美しい家を創ることです。

セントラルエアコンの考え方

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 多くのご入居者はこの寒い時期や暑い夏の日、セントラルエアコンにしてよかったと口をそろえられます。また大空間や開放的な空間も何の心配もなくデザインすることができます。寝具も夏布団や冬布団などでなく1年じゅう同じ快適さで休むことができ、押し入れという概念がさほど重要ではなくなります。しかし業者のほうが臨機応変に対応できず「浴室」は湿気が多いのでセントラルエリアから外すという決まりがあるんですと言い張ります。もちろん日本流の1坪や2坪程度の浴室はわかりますが、浴槽、洗面脱衣,、洗濯、トイレなどワンルームで構成される3坪や4坪の広ささえただ浴室やバスルームと書いてあるだけで、エリアからはずすきまりのようです。頭が固い役所みたいです。私はそれでも自分の責任で今までセントラルを入れてきました。何の問題もありません。狭い独立キッチンのほうが3食炊飯や調理や湯沸かしや食器洗いのほうが湿度は高くなるはずです。浴槽に湯を張る以外、洗面所や、トイレや洗濯機は何だ問題ないはずです。多分、日本の家しか知らない人が規則を作ったのでしょう。海外はヒートショックが起こらないため、服を脱いでも寒くないようことが大事です。ただドアにアンダーカットを施し、吸い込みを設けさえすれば、吹き出しは必要ないと考えます。現に今までどの家も問題は発生していません。快適な機械を人の浅はかな考えで間違った決まりを作ってはいけません。昨日は水巻のクリニック診察室の改装調査打ち合わせに行きました。

 

 困難にいいアイディア

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狭小敷地に三階建て、準防火に、セットバック、挙句、景観条例までついてくる。2日間容積率とデザインの戦いを含めくたくたです。いつもながら夢の中で仕事です。朝、ひらめいて納得できるものができそうです。むつかしい課題であればあるほど、自分でも驚くアイディアが出てきます。徹底して考えること、自分が納得できるものにたどり着くことが成長です。」「まあ、とりあえずこれでいいか。」「敷地が良くない。」など自分の腕のなさを条件の悪さに押し付ける人を何人も見てきました。お客さんが納得できないものは確かに下手なデザインです。現場でも同じことが言えます。なんかよくないと思われるところは、簡単に処理せず、納得するまで考えることです。その姿や思考はお客様に伝わります。この仕事は日々勉強ができます。うちのコーディネーターも徹底的に資料をそろえ、何度も業者と話し、結果をお客様に報告します。現場にいくつもの品物を持ち込み「おまかせします。」という言葉をいただけるのは、その姿勢に納得され、感性を信じていただけるからです。

 

うれしいオーナーの顔

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 水巻の家の暖炉の火入れを行い、取扱い説明も業者がしました。ロマンチックであり、素敵ですとオーナーも喜んでいただきました.間もなく倉庫を作ります。何を作るにしても遊び心のあるものを提案したいと思います。目の前が海の家は外部のモールや塗り壁が終わり、オーナーが大変喜んでいらっしゃいます。あとはカバードポーチの柱とテラスの手すりが付けば、完成です。来週足場を取ります。エクステリアのデザインも提出し契約です。現場でオーナーのうれしい顔を見ると、現場の職人も笑顔で頑張れます。いい作品と、オーナーとの信頼関係、長いお付き合いこれが我々の財産です。

 

エクステリアと、建物

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 目の前が海の家のエクステリアの提案を何度も行いほぼ完成形ができました。 水巻もそうでしたが大阪の業者に託します。エクステリアデザインは我々建物をデザインする人間がイメージしているものを伝えることから始まり、棟が上がった現地に立って一緒に話し合います。大阪の業者も2度現場を訪れてます。彼らの考えや意見も聞いてよりいいものにたどり着いたと思います。家から見える感じ、外から見える感じ、近隣との調和など考えることは多いものです。場合によっては建物の外部の色を変えることもあります。我々の完成写真を見ていただけるとわかりますが、すっきりしてオープン なエクステリアが多いのがわかるはずです。  アメリカのデザイナーが言ってた言葉があります。「敷地の隅から隅までをデザインすることが住宅デザイナーです。日本はバラバラで品祖です。」 ブロックの塀や門 扉やフェンスを狭い敷地に羅列することは、家とエクステリアが別々にデザインされているからです。いや、どちらもデザインされてないように感じます。「海の近くだから、塩害に強いもので作りましょう。」当たり前のことではなくデザインはどんな条件下でも一番大事なものです。外構屋さんの力を借りてエクステリアは進みますが、デザインの最終責任は我々にあります。