2012年4月の記事

GWの現場

category: ハウステンボス ワッセナー

ここ3日ほど、早朝から夜遅くまで、「現場の人」となり、ハウステンボス、熊本、下関を飛び回ってます。今日曜日早朝です、今からハウステンボスの、お引越しと、取り扱い説明に走ります。おといから、高速基山パーキングの朝6時は他県ナンバーの車でいっぱいでした。

基本的にGW中の現場は休みですが、工程の関係上、出る人もいます。この期間私は、着工のための打ち合わせや新しい提案のため、設計屋に戻ります。いろんな人に無理いいながら、助けられ何とか頑張れてます。

この期間は、渋滞情報と天気予報を聞いて、早めの行動開始がだいじです。

昨日のハウステンボスB邸の足場のとれた外観と美装前ですが、内部の一部です。

 

お恥ずかしい話で・・・

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ハウステンボスB邸が、クロス、塗装、機器取り付けなど、沢山の職人が入り乱れ、リフォーム完成間近の風景です。ただ、職人に打ち合わせたものや全体工程がが正確に伝わっていないところがあり、オーナーに不快な気分と不安を与えたことを反省してます。お恥ずかしい話です。わたしが陣頭指揮で、現場管理をして28日美装、検査を行います。時間をいただく手直しもあると思いますが、真摯に対応します。オーナーからも、後、がんばることで暖かくお話いただき、お土産まで頂き恐縮です。再度それぞれの工程の責任者と3日間の仕事の段取りをして、現場を後にしました。私や平田が打ち合わせたものが、ファックスやメールで工務店に行っても、受け手が消化し、性格に支持しなければいけません。顔を突合せ、現場で話すことが何よりの解決策です。F大工、阿部商事、我々、いい教訓として、基本に忠実に、「報告、連絡、相談」のホウレンソウを実行するようにしたいと思います。

健康管理と交通安全には気をつけます。

責任逃れ

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ハウステンボスB邸リフォームが完工まで一週間をきりました。奥様と現場で打ち合わせを行い、ラストスパートです。今のところイメージ通りにできつつあり、26,7日美装予定です。   雨漏れを懸念していた外部の煙突の一部を破り、構造を確認すると、腐食してました。考えられない施工方法と明らかに水が入っているであろう現象をそのままで売買する神経が私にはわかりません。施工当初サッシまわりも1,2箇所ひどく腐食しており、メーカーや不動産の態度は協力して何とかしようとすることもなく「20数年前の建物だから。」   2社とも大きな企業であり、そこに沢山の御入居者もいらっしゃるのに、そんな答えで情報発信すらしないのは、お客様の財産をできるだけ守ろうとする責任より、企業の保身だけ考えているようです。それが保身にならないのに・・・・。ずさんな格好だけの監理をして悪いところを隠して売買する不動産と、著名な女優を使って何億も掛けたCMをながしつづけ,20数年しか保たないと自分たちで言っている住宅メーカー。

住宅業界の社会的責任もふくめて、我々もより襟を正して、ことにあたらなければと再考しています。間違いや、ミスを侵した後の対応で組織の本当の真意がわかるのではないでしょうか。

着工に向けて、

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下関Y医院の工程、熊本T邸の防火サッシ、熊本S邸のセキュリティー、御入居者メンテナンス・・・・業者に集まってもらい打ち合わせをしました。技術的なことはもちろんですが、お客さんが何を希望されてるか、われわれが何故この提案をしたか、いわゆる、作り手に主旨を理解してもらうことが一番大事なテーマの集まりです。工事を進める上で、材料の品番だけ教えてくれればいいという考えの作り手には、我々の作品を託したくありません。一緒になって、テーマに沿って意見を、アイデアを話しながら作るからこそ、面白くもあり、いい物ができるのです。それができない集団の家作りが、会社が儲かるようにで、全てを決めてしまう企画住宅と呼ばれる大きな「プラモデル」です。マンションと同じ考え方で「住処を買ってください。」というスタンスのようです。この考えは、熟練工がいらない、若い知識のない営業マンでも売れる。工期が短く資金回収が早い。工事の手間隙がかからない。・・・・等、企業側都合が多く、お客様のニーズを理解して喜んでいただくためという文言は見当たりません。商品としての家を買うか、打ち合わせしながら家を建てるか、・・・・・・・

人と人とがつながり、みんなが考え、みんなが笑顔で終わる、アナログの家作りを手間隙掛けて続けます。

築16年の御入居者K邸をリフォーム後メンテナンス中

 

熊本

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熊本S邸は屋根工事も終わり、サッシも7割ほど取り付けてます。きれいなフレーミングで、地縄のとき小さいと感じた不安など忘れるほどの迫力です。特にLDKと吹き抜けのある2階は、大空間です。Zドーマーは外観も内部空間も特徴的な表情を見せてくれます。外観を見た中村の一叫び「でっか。」2階に上って一叫び「ひろーい。」人間本当に驚くと当たり前の感想を恥ずかしげもなく口にするようです。

この現場から歩いてもいける距離にT邸を計画中です。役所の事前調査や事前打ち合わせもほぼ終わり、いよいよ本格的に輸入部材のドア、キャビネット、フローリング、衛生機器・・・・・楽しんで平田ときめていただき、一方で役所への申請と実施設計をスタートします。

熊本は4月から政令指定都市になったようで、二つの現場の住所にも「中央区」がはいりました。

小屋裏図書室?・・・兼、収納室?とにかく完成

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佐賀K邸の小屋裏図書館が電気工事を残して完了です。先生の膨大な量の本が整理され、いすでもあれば読書室にもなるくらいの広さと仕上げです。ところが奥様は「わーすごくきれいに広くなったわねー。だいぶんいろんなものがなおせそう。」ご夫婦の利用目的が整理されないうちに完成して、これから使い方が話し合われるようです。ゴールデンウイークは先生が小屋裏にこもり、本の整理だと思われます。壁際の本棚が使えるよう、部屋の中央に雑物が大量におかれた「図書室兼収納室」になりそうでやや不安です。

 

現場進捗

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佐賀K邸は本棚を設置しています。10日で造作を終え、Pタイルやクロスなど内装を工程どうり13日で終わります。。15日には荷物の搬入、その他の場所のコーキング、タッチアップ、クロス補修等一日で行う予定です。

ハウステンボスB邸は10日に、現地で塗装屋との打ち合わせです。かわら屋根の高圧洗浄と、塗装、窓のモールディングやサイディングの塗装やタッチアップに入ります。大工工事は13日でひと段落つき、16日から輸入キャビネットの据付予定です。

熊本S邸は棟が上がり、屋根工事中です。週末現場での電気打ち合わせを予定してます。

工程どうりどこも進んでいます。平田が先に先に発注をするように、工務店に指導しております。工程の遵守も含めて、監理者平田の腕が作品に大きく影響します。下関のY医院も今月着工します。

 

小屋裏リフォームで図書室

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佐賀K邸の小屋裏収納を図書室にリフォームしています。本棚を製作して現場に搬入し、壁に埋め込み設置します。床にはPタイルを2色使いで貼り、壁は波目のお洒落なクロスを予定してます。エアコンも取り付け、先生にとって快適な「男の隠れ家」を目指します。これまでの収納はしごをはずし、ダグラスファーの2X12、2X6を使い、ストリップ階段を設置しました。現場塗装でダークブラウンのオイルステインを塗る予定です。毎朝佐賀に通い、予定どうりでいいかどうか、新しく検討すべき細部の収まりなど、監督と検証してます。仕上げ材、ドア、断熱材、など全て材料は現場搬入が終わっており、段取り良く進んでます。12日完成予定です。

いろんなところの空間を少し手を加えることで、おもしろい気持ちいい空間や便利な空間に変えることができます。いいアイデアといいデザインが生活に潤いを与えてくれるはずです。オーナーもそこを期待して我々にお声を掛けてくださったそうです。現場管理の合間に外部の点検をしていると、コーキングの劣化、塗装の不具合、金物のさびなどが見て取れます。内部もクロスの浮きや開き、目地のはがれ・・・・・できるところはご説明の上、補修しておきました。一部、費用が発生するところもありますが、ほとんどが気遣いの範疇です。

 

 

性能の再確認・・・構造体見学

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他社で建築された2X4のリフォームをさせていただいたり、築10年以上の我々の作品をリフォームさせていただいたりする度に構造や強度、材質や素材いわゆる「性能」と呼ばれるものを、目の当たりにします。壁の中や屋根裏の断熱と施工精度、根太や合板の大きさ、厚さ。手前味噌になりますが、我々の作品は優れた「ハード」に支えられたソフト、いわゆるデザインだと再確認しています。月隈T邸の内壁補修や外壁汚れ洗浄も無事終わり、5日からは佐賀K邸の小屋裏工事にはいります。

熊本のS邸も、まもなく上棟です。フレーミング中を見ていただけば、構造へのこだわりがわかっていただけると思います。美しい骨組みです。ペアガラスサッシ、大事な断熱材、無垢のフローリングやケーシング、職人の手による塗り壁や塗装・・・・・・。我々のすまいのなかみをぜひごらんいただければと思います。

ハウステンボスはフルリフォームがご覧いただけます。性能もアップも含めて、ビフォー、アフターをご覧いただければ、目からうろこの提案満載です。

ハウステンボスB邸                               熊本S邸

 

 

へっぴり腰

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熊本T邸の融資の打ち合わせを中村同行で行い、その後S邸現場に行きました。熊本S邸はフレーミング中です。2階の壁まで終了しており、7日か9日に上棟予定です。相変わらず現場は清掃が行き届き、雨対策でシートを全体に掛けてました。前夜の雨でも濡れず、すばらしいと思っていたら、一部シートにたまった大量の水がポタポタと落ちているところがありました。まあ影響はないのですが、ほかがすばらしくどうしても気になったので、中村とびしょびしょにぬれながら、「こわーい。」「わー水が顔にかかるう。」などキャーキャーいいながら1時間掛けてシートにたまった水を取りました。外部足場に上り、脚立にのぼり、ビニール袋で水を受け、すべてへっぴり腰です。終了間際は笑顔も口数も消え、濡れ鼠状態です。帰りは高速も渋滞、パーキングもいっぱい・・・・・・。でも中村の一言「人知れずがんばるって、終わると気持ちいいですね。」彼女も濡れたストッキングを脱ぎ捨て、顔や服も濡れてたのですが、「今日はすこしは役に立てましたね。」と、男前のいい笑顔です。ただ夜になると寒くて、あったかい飲み物を買い、暖房を入れて帰りました。

助かりました。現場監督とフレーミングのK社長に、中村ががんばって水をとったことを、そっと報告しときました。

私も気持ちと体がばらばらで、年のせいより、「やせなければ」と痛切に感じたできごとでした。