ハウステンボスワッセナーのO邸に行くとオーナーがわざわざクリスマスということで、たくさんのクリスマスプレゼントとメッセージを持ってきてくださってました。職人も大喜びです。それに引き換え私はいつもながら職人へのお土産はクリスマスというのに梅ヶ枝餅です。本場にはかないません。ありがたいサプライズです。心使いに感謝します。U邸も行きました。写真を見て大変喜んでいただき、暮れから年始を楽しみにしてくださってます。その後米軍住宅の造成地に行き、地縄の確認など、実施設計者と打ち合わせです。オーナーのS社長に報告し、帰路に着きました。こういうオーナーや仲間に支えられてます。・・・・わかんねーだろうな。
現場もクリスマス。さすがUSA
ご招待
先日、水巻K邸の忘年会、リニューアルのお披露目会が行われ、医療関係者が多数参加の中ご招待していただきました。お世話になった院長先生ご夫妻、大先生ご夫妻、K先生などとお話できて、おいしい料理とともに楽しいひと時でした。前日夜遅くまでご夫婦とお子さんで飾り付けされたと聞きました。特に奥様が明るく裏方で料理を作り動き回っていらっしゃる姿が印象的で、院長先生も皆に声をかけられとても勉強になりましたs。先生手作りのカレーは絶品で好評でした。スタッフ、関係者の会話からも地域医療を支える意気込みも伝わり、ホスピタリティーあふれる医院だと再確認しました。携われたことをうれしく思います。これからもずっとお付き合いしていただけるようにがんばります。
米軍住宅投資物件説明会, ワッセナーO邸
お世話になっているL&S主催で米軍住宅投資説明会がハウステンボスホテルヨーロッパの吉祥亭でおこなわれました。お客様、関係者総勢約30名ほどで、わかりやすい説明と、今まで作ってきた実際の町へのご案内、造成中の現地ご案内がマイクロバスで行われました。昼食には豪華料理が並び、料理長もご挨拶されました。お帰りには和のお店が作ったロールケーキも頂きご機嫌です。このビジネスはシンプルですが、佐世保という町で、信頼関係のもと成り立つリスクの少ない魅力的な投資物件です。私も多くの方に概要は説明し、お勧めしています。私もこの説明会に出て、今後家そのもののデザインを、再度練って魅力的なものにしていきたいと思いました。夜遅く娘が事務所にきて、ロールケーキをコーディネーターと食べて、「お、い、し、いー、この生地卵たくさんだと思う、くりーむ、ちがうねー。」二人でうるさいことでしたがオーナーにこういわせるようなものを私も造る努力を続けます。終わってからワッセナーO邸の現場に行きました。いろいろな事情で遅れてますが、家そのものはいつものようにしっかり作り続けてます。好みは人それぞれですが輸入住宅の感性を持ってる方からは支持いただけるものができるはずです。
ちょっとしたことで建物の表情は変わる。
まずはがんばってプロポーションが美しい建物をデザインするのですが,経験豊富でも輸入住宅の経験が少ない工務店はうまく建物の表情が作れません。外部モールの厚みや幅は建物の大きさやバランスで決めます。設計の段階で決めることは不可能で現場決めます。チェアレールやパネル造作、キーストンなど品番だけを要求する工務店は伸びません。この検証と作業ができるかどうかがうまいかヘタかの決め手です。多くの人からいただく「なんかわからんけど、あなたたちの家は違うのよね。」という言葉がわれわれにとって生命線です。零細企業で、人も2,3人、お金もない・・・・・。それでもそのなぜかわからないけどよそとは違うデザインを期待して依頼いただけてます。オーナーと現場で話し、いろいろ打つ手に喜んでいただきます。
いくつかの工務店からどうしたらいいのかという相談を受けることも多々あります。みんなでひとつでもすこしでもいい建物ものを作る努力をすることが大事です。規制を作ることより、楽しく話し合うことが建築デザインには必要です。
ひらめきと勘、眉間のしわと笑顔
空間や住宅を作るためには日々の勉強を重ねた上で、ひらめきと勘が大事です。どの材料をどう操って素敵に作るかがひらめき、人の目線からどう移るかのバランスは勘です。降りてきた思考を伝えることが打ち合わせです。笑顔のうちあわせはいい家になります。眉間にしわを寄せて作り、話す打ち合わせはどうかと思います。T邸は寄棟のジョージアンです。シンメトリーのファサードが似合う敷地です。窓モールもつき、メリハリが出てきました。今回は玄関柱は溝付きコラムの角型です。まずいときはすぐ変更する覚悟を持っていつも現場に臨みます。図面の段階すべてベストで変更なしという天才ではありません。K医院の2階検査待合、会議、事務室も出来上がり検査をしました。オーナーが喜ばれることが何よりです。
現場打ち合わせ
施工中の現場打ち合わせが何より楽しい時間です。造作家具、色、アウトドア、モールディング、・・・・・夢が広がります。「楽しみー。」この言葉が家作りにもっとも必要な言葉です。住み手と作り手がおなじほこうをむいて、アイディアを出し合い、物事を決めていきながら素敵な家を目指すのです。ハンモックのアイディアがオーナーから出されかっこよくホールにつるすことにしました。T邸は購入家具も決まり、クロスの打ち合わせ塗装の打ち合わせに入ります。K邸は明日テレビを取り付けて竣工検査です。糸島M邸はオーナーから「打ち合わせがとても楽しいという評価を頂、何よりうれしく思います。物事がとまる現場を作らないことが大事です。
着々と進むT邸
宗像T邸は順調に進み打ち合わせもさくさくきまりいい家になりそうです。断熱材も入り、通気層胴縁も終わりいよいよ化粧です。ものが決まらない家は迷い箸と一緒で品がありません。デザインにこだわって、町並みやオーナーやメンテなど考えてベストと決めたものに対し素人が建築とは離れたところで良いの悪いのと判断されると、すごい労力と、時間とお金をかけてその人たちを納得させるといういらぬ仕事が増えます。困ったものです。建築にかかわることは建築家に協定判断を依頼すべきです。エアコンの冷媒管がみっともなく外壁を這い,誰が見てもへんてこりんな増築や、打ちっぱなしネット・・・・・やるべきことはそこです。信頼しあうオーナーと作り手はいい家を完成させ、素人が口を挟む家はチープです。オーナーや、素人が権力を持ち指示することはおかしな話です。