Posted by M on 2025年4月25日
強く叱ったり、教育するとすぐやめる人が多いようです。整理整頓、養生、挨拶・・・・何がダメなのかさえわからず注意されたことが辞める原因だといいます。先日うまい割烹に食事に行きました。注文が終わると、ビールの次に出てきたのが飯のみです。魚の種類がわからないようで、なかなか注文が取れず、板さんに聞いてカンパチを注文。待つ間、からめしです。いくつかの料理を食べて、頼んでたみそ汁のみが最後です。座敷があるまあまあ大きな店ですが、こんなことは初めてです。料理の質も落ち、仲居さんの教育もなされてなく、不愉快でした。働き手の言い放題やり放題なのでしょうが、そんな人さっさとやめさせたほうが店のためです。でも契約違反とかで金取られたりもすると聞きます。厳しい採用基準を創ると、来なくて人手不足らしいです。建築の現場も業者もだんだんそんな人が見受けられます。たった一人でも責任と意欲がない人が現場に入ると、建物の細部の出来栄えに現れます。何よりオーナーを喜ばせるための仕事だと理解してほしいと考えます。自分の仕事が好きであることが全てです。そこが抜けると金もうけの詐欺という恥ずかしいことに手を出します。
Posted by M on 2025年4月22日
思い出深い現場も多々あります。熊本のプールがある家は私を変えてくれた代表作でもありますが、施工中いろんなことがありました。とても医者とは思えないハチャメチャな開業医の先生がオーナーです。棟上げ前後に大きな台風が続けざまに2個直撃して、心配で夜中に現場に行きました。夏とはいえ、そこには寝袋に我々の現場担当者と先生が寝てました。びっくりです。私が現場に行くたびに熊本のうまい店に連れて行っていただき、バンドをされてる先生のギターで歌を歌ったり、毎日が楽しい現場でした。プールができるきっかけは施工途中、庭の打ち合わせの時、「プールがあるとどんな庭よりかっこいいですよね。」の一言で「じゃつくろう。」と決まってしまい、毎日プールの設計をしました。先生は仕上げが近くなると作業服にタオルを巻いて病院終わりや休みの日は現場に職人のようないでたちで現れます。私の会社の若いやつが初めて現場に届け物に来て、座ってる先生に「なにさぼってるんですか邪魔ですよ。」という冷や汗ものの暴言を吐きました。完全に職人と間違えた社員は、す、い、ま、せ、ん。」デザインのメインである煙突の石張りに先生と立ち会う約束に遅れ、高速をとんでもないスピードで走り、オービスが光りました。後日「免許取り消し」の通知です。みんなに笑われながら一年後、自動車学校に通い、高齢ということもあり「番長」になりました。我々が作った大きな犬小屋で2匹のドーベルマンが飼われ「ゴンスとゴワス」と命名されました。鹿児島出身の先生がなずけ親です。プールがある大きな家は近所で子供たちの話題になり、「プールいくらではいれるんですか。」と水着の子供が来たそうです。私が感動したのは、熊本地震の際、大きな家と広い庭、井戸があり、発電機も備えてる我が家を解放されたことです。そして阿蘇神社の修復にも尽力され地元を愛されてます。
Posted by M on 2025年4月19日
現場は工務店と職人の舞台です。彼らは若いうちにきちんとした躾、教育を教わってない人が多くなり自分本位の仕事をします。工務店も職人がいなくなることを危惧してか叱ることもないようです。自分たちの仕事がどれだけ素晴らしいか、人を喜ばせることができるかさえわかってないようです。ここも自己保全なのか、できない、やれない、聞いてない、間に合わないばかりです。挨拶すらできない人もいます。かつて我々と職人や工務店は運命共同体で、お互いを認め合い、助け合い仕事をしてオーナーに喜んでいただいてました。みんなの顔がオーナーも見えてました。今はその喜びより、隠れてなるべく不要な仕事が来ないようにという考えのようです。幸い私には長い付き合いのプライドがある職人や工務店の社長がいます。我々が少し強引な仕事を持ってきても「合点だ。任せてください。」と言ってくれるし、ホウレンソウもきっちりしてくれるし、一緒にできたものを喜び合えます。できない理由より、どうしたらできるかをお互い考える関係。彼らを大事にしないといけませんが、「がってんだ」が見えなくなると、さようならです。いつも言うことですが作品集は、職人も含め、われわれの仕事を見ていただくものです。作品集でプライドを持った仕事をしてくれると信じてます。
Posted by M on 2025年4月16日
築25年ほどのご入居者のところにメンテで職人とともにうかがうことが続いてます。板付の家はセントラル機械室の断熱工事のやり替え、香椎の家は庭のやり替え、今日、百道浜は塗装のやり替えと屋根の塗り替えの見積もり提出。今週末伺うのは、ハウステンボスワッセナーの浴室と屋根です。どのオーナーとも話がはずみます。その話の中で、必ず、いろんな提案をしてほしいとおっしゃいます。家を大事にされ素敵な家に対する情熱を持ち続けていらっしゃいます。またワックスや窓掃除などの、大掃除、クローゼットの整理、庭の草取り、植木の剪定管理をしてくださる方、食事会のテーブルセッティングや後片付けをしてくださる方、・・・・忙しい仕事を持ってらっしゃったり、高齢になられた方は、われわれの家を理解され、信頼できる方で家の管理を望んであります。昔からそこまでやれて住宅屋と思ってはいたのですがなかなかむつかしく作れていません。ビジネスとしてアメリカでは当たり前のことなんですが。この分野が抜け落ちたままではいい家を創ってもその管理がむつかしいようです。あきらめずそんな部隊を創る努力を続けます。
Posted by M on 2025年4月12日
最近我々が作った25年30年前の家がとてもいいと言っていただけます。現在のような便利で簡単な施工材料や方法ではなく、職人の工夫と手作りが魅力的なのでしょう。プレハブは所詮仮設でしかなく年月とともに朽ち果てます。昭和の映画やドラマや歌はくだらない制限がなく、いい意味の人間臭さが感じられ今、高評価のようです。人は機械で作られたものにそろそろ飽き飽きし始めてます。メジャーの試合でタブレットをベンチに持ち込みデータ解析して試合が行われてます。それがどうしても気に食わないのです。私は大谷より「4番サード長嶋」のワクワク感が大好きです。一人で9回まで投げ切ろうとするエースが好きです。東京で神宮の森を伐採したり建物を崩す再開発が魅力的だったためしがありません。福岡天神も市民のためではない機械を使って金もうけの街が作られていきます。年寄りは近ずくなと言いたげに。何もしなくてもしばらくするとそんな街を見捨て田舎に人は快適な住む場所を見つけると思います。家も町も人が手作りでなければなりません。そして美しくないといけません。宇宙都市が快適ですか。あれは見るだけで十分です。 手料理が食べたいというのはチンが多いからです。湯布院の旅館に行くのは、日常の生活が快適でないからです。 私は郵便局とJR をすぐ民営化から国へ戻したほうがいいと思います。高齢者のためにも国民のためにも。
水巻のクリニックの診察室改装工事で全員集合で着工前打ち合わせを行いました。建築はもちろん、警備やパソコン業者も一緒に打ち合わせです。ランのリクエストなどがあり、やはりみんなで意見を出し合うことが大事です。監督と先生が多くの人への質問をしたり、逆に質問を受けたりで大忙しです。今回はデザインの私ではなく、監督が主役の工事です。住宅と違い、このような建物は先生のリクエストを聞くことが、何より大事です。使いやすく、患者さんも心地いいものを目指します。筑紫野のT 先生ご夫婦の売地のシュミレーションを行い、許可をいただきました。 南西の角地100坪です。60坪に切っての販売も受け付けます。最高の住宅地です。いい経験をさせていただいてます。 コーディネーターは、百道浜のご入居者の再リニューアルの提案を提出し、木曜日からは東京の現場です。お互い病院に世話になりながらも動き回ってます。
許しがたいことばかりです。税務署が例によって、人の財布に手を突っ込んで、屁理屈を並べて金をふんだくろうとします。真正面から金額を提示して、その理由を述べればいいものを、関係者にそっとあって、脅すようなやり口に我慢できません。銀行、証券、税務署、人の金で商売する奴はろくなもんじゃありません。正しい理屈が通用しなくても、人道的にきちんとした大人の理屈で正面から勝負を挑みます。先日の完了検査も、人を馬鹿にしたような対応に我慢できず、市役所に話をつけに行きました。何度も言いますが家も作れない情けない連中が何を検査するのか、しっかり追求しました。黙るばかりです。楽しく人のために喜んでもらえる仕事ができず、馬鹿なお偉いさんばかり見てる人は、顔がとろけて、魅力のかけらもなく期待も持てません。真正面から討論します。矢でも鉄砲でももってこいというくらい怒ってます。明日は水巻のクリニック診察室の着工前打ち合わせです。連休を使い工事です。
Posted by M on 2025年3月30日
目の前が海の家は無事引き渡しが終わりました。コーディネーターにすべてを任せている横浜のリニューアルの現場から棟梁が写真を送り、取り付けのアドヴァイスを求め、オーナーからはいろいろの要望や変更の依頼があります。コーディネーターがメーカーや棟梁や業者をつなぎ、期待に必死で答えています。私にはできない芸当です。また、百道浜U邸のリニューアルのご要望があり、塗装屋を連れてコーディネーターが打ち合わせに行ったようです。こうして、現場を業者と一緒に見て彼らの意見を聞くことは大事ですし、オーナーと会うことも大事です。この行為が現場をスムーズに回しオーナーが楽しく、現場を見ることができます。小さな会社がこれまでいい作品を創れたわれわれのやり方の一つです。いつも我々がどうすればいい作品を創れるか、オーナーに喜んでいただけるか考え続けています。最近は横着にならず、コツコツ、オーナーにお会いすることの大事さを再認識しています。
Posted by M on 2025年3月26日
何度も改装工事を行わさせていただき、今回は診療室の改装をゴールデンウイークの休みを使って行います。4日でできる工事です。解体が大変ですが、打ち合わせを十分行い発注も済ませ,クロスの品番も決めてスピーディーに行うつもりです。先日キャビネットを取り換え、今回はPC 家具を製作してスマートに改装します。先生はいつも医院をよりよくすることを考えておられます。かといって重箱の隅をつつくような志向ではなく、どんな時も患者さんファーストの考えのように思います。事業としてのクリニックの先生が多い中、地元を守るドクターとしての使命感を感じておられます。昨日工務店と打ち合わせを行いました。来月5日、現地で着工前打ち合わせの予定です。私は住宅以外は専門ではありません。だからこそ打ち合わせが何度も必要で、みんなの力を借りなければなりません。頑張ります。
Posted by M on 2025年3月23日