仕事の本質、価値観。

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最近依頼が多くなり、大きい組織や偉い人と会ったり、話したりすることが多くなりました。そこで、大きい会社のくだらない決まり事で、仕事にブレーキがかかることに腹立たしく思います。担当者もまずいと思いながら、「決まりなので。」見積もりにしろ、部材の発注にしろ、自分たちのマニュアルにあわせろ、支払いも自分たちの決まりにあわせろ、という態度です。自分たちの仕事に誇りを持ち、「こういう考えですからこうするのがいいと考えてます。」という本質の理屈がありません。書類ばかり何枚も書かせ、仕事のない役員にハンコをつかせる書類まで作らなければいけない仕組みとはなんなんだといいたい。役にも立たない役員が何十人もいて、その組織表に名を連ねることがステイタスだと思っているバカな連中となるべくかかわらないようにしようと思ってる今日この頃です。なにがないとできない、これをいただかないとわからない。・・・・・幼稚なお子ちゃま集団です。われわれが若いころ見ていて憧れたプロ同士の相談や検討はなくなりました。依頼の方法や発注、質問すら、PCでやってください。電話のガイダンス通りに進んでください。というところだらけです。話さないと伝わらないこと、プロとしての意見が聞きたいこと、すべて排除されていきつつあります。人間の能力が低下していくようで悲しい限りです。

モデルホームや、建売の団地ではどれを見ても、おなじで、看板を見ないと会社名さえ分からない住宅ばかりです。町行くおねえちゃんたちも、同じような化粧で、同じような髪形で、同じような服着て・・・・・・・主義主張が貧しくなってます。この国は人も、物も薄っぺらくなってます。

imagesUHU3YK68悲しい建売の街