月に二度の佐世保マンション、業者打ち合わせ、そして建売、業者打ち合わせが行われました。私は建物デザイン、コーディネートです。保守的な工務店や職人は輸入部材などなれないものへのアレルギーが強く、なるべく避けるようです。やってみよう、覚えようとかいう気がないようです。指導してもらいながら覚えると、よそより武器が増えるのにといつも思います。「金、メンテ」が楽で、「簡易施工、丸投げ」を理想にし、経費を使わず・・・・・面白くないでしょうに。しかし、こうして工程打ち合わせやみんなであつまることを続けながら工事を進めることは大事です。工程会議も、質問も、打ち合わせもなく、説明もないまま職人を適当に現場に調達するだけで、取りまとめる現場監督を要望すると、外注でとりあえず何もできない人を雇い、社長は建築のけの字も知らず、施主と会うこともなく、引渡しすらまともにやらない無責任な工務店に往生した時期もありました。今もそのメンテは我々がやってます。力ある工務店は作るものにプライドがあり、一棟終わるごとに、力が付きます。いろんなリクエストを臨機応変に対応し、解決できる工務店はリーズナブルだと感じます。
いろんなことをいろんな角度から意見を言い合って、いい物を作ることが成長につながります。どんな空間にし、どんなものを使うのかという興味は全くなく、「品番だけ送ってくれればいいです。」それを職人に伝えるだけの監督はまず、いい物は作れません。がっかりです。すべてにおいて出来る限りのこだわりを持ってオーナーとデザイン屋と、工務店の共有作品でありたいものです。みんなの知恵や働きが結集するには、監督の技量です。