西区D邸は塗り壁下地が終わりました。中は暖炉回りです。2階から吹き抜けを見ると、いい空間です。南区の現場はテラスの手すりが付き、ドーマーの窓モールが着きました。設備も付き、多くは一階エントランス工事です。久留米のH邸マンションの防カビ工事を三日かけて全体にしました。結露などで、外内コーナーにカビが見受けられたための除カビ、防カビの対処です。リフォームの際、解体あと初めに防カビの工事をして、内装工事をするべきだと感じました。いろいろ勉強になります。何処も天気がいいと、明るく、窓を開け放ち、工事も快適です。進みます。天気を利用した工程の段取りをしっかりやるように指示しました。雨で工事を中止するということは不可抗力だけではなく、段取りの悪さが原因でもあります。監督の腕です。
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現場での決断と、現場での相談。
D邸はコンクリート造の部分に、胴縁や、ころばし根太,つり天井など、断熱、結露・・・・・いろいろ考えて進めてます。現場で寄ってたかって決断します。オーナー、われわれ、職人みんなで決めます。そうでない現場は皆で、かわいがり、みんなでメンテしなくなります。自分の我を通すということは、お金や責任まで引き受けなければいけません。その覚悟がなくて、いいとこどりは、人が去ります。目先の得はしてもトータルすると、悲しい結果になってるようです。来月は三軒の引き渡しです。今月の予定が、年度末の材料の遅れ、職人の不足、前向きな変更等で伸びてます。気持ちよくご理解いただき、感謝してます。オーナー含めみんなで作るからこそご理解いただいてると思います。いつもお客様に助けられます。
コンクリートとの取り合い
予定通り
ハウステンボスでした。Iご夫婦に東京から来ていただき、進行具合、出来具合を見ていただきました。お好みや趣味、ご要望を聞いたうえでのいろんな提案や、現場での決断に、喜んでいただけてます。素敵なハワイアンキルトを製作されていて、空間を彩りそうです。3月20日ごろ引渡しです。ほぼ造作が終わった空間の中で、クロスや、タイル、微妙な塗装の色を決めていきます。いいものになりそうです。解体で手間取ったのですがそのあとは予定通りです。
そのあと小倉に走り、F先生に資料を届けました。9時半ごろの帰りの新幹線のホームで、お笑いの村本を見つけ、気が付けば同じ車両に乗ってました。博多泊りなんでしょう。若い女性たちに写真をせがまれてました。
けさ早く、西区D邸の型枠を見ました。きょうコンクリートを打つ予定です。こちらは、いろんな人の努力と、段取りで、予定より、早く棟上げできそうです。先日、先生自ら事務所に差し入れいただき恐縮しました。
今日は南区M邸現場,門司F邸現場、鳥栖M邸家具搬入の予定です。
アポイント
土、日、月とアポイントが詰まり、結構動きました。悪いことに、私事でも、用事ができ、ばたばたした三日間です。佐賀K邸、嬉野M邸ショウルームご案内、西区D邸の、打ち合わせと、ご入居者案内、県庁、門司F邸エクステリア打ち合わせ、南区M邸現場打ち合わせ・・・・・・・平田と二人で頑張りました。幸い天気がよく、案内には最適でした。打ち合わせ一つでも、その用意に時間がかかります。下調べや、見本取り寄せや、メーカーとの打ち合わせ、見積もり・・・・・これをわかっていただけるオーナーは恐縮するくらい、ねぎらいの声をかけてくださいます。現場の間ほぼ毎週打ち合わせを繰り返しますし、再確認もあり、決して、効率のいい打ち合わせではありませんし、理解力がなければ、かえってお客様が苦しむときも、戸惑うこともあります。でもわれわれの多くのお客様は、知識が豊富でこの打ち合わせで、平田のファンになられます。小物に至るまでこだわりのお客様であればあるほど、ご安心していただいてます。アポイントで黒板がうまる週は、夜遅くまで窓の電気がついてます。今朝、D邸深基礎コンクリートを打ちました。
寒くて、雨
雨でも、寒くても、職人は黙々と物を作ります。われわれのほとんどのオーナーは「お疲れさんです。」というやさしい言葉と、暖かい差し入れまでいただくことも多々あります。本来家づくりの主役は彼らです。わたしは全体の形や空間をプロデュースする立場です。「こんな森にするからそのつもりで木を植えて。」という関係です。衛生器具や、キッチン、クロスなど、一つ一つはオーナーが楽しく決めていただいていいのですが、空間の統一性は我々の仕事です。西区のD邸は雨の中、型枠が組まれ、月曜日、コンクリート打ちです。寒そうです。高いお金で、立派な型枠や、仮設を用意していい家に見せるメーカーが多い中、安いもので、丁寧にいいものを施工することが本来の建築です。この前のアメリカの現場視察で、それがプロだと知りました。家は安いのに、家に関係ない立派な仮説やパフォーマンスで素人をだますような手法が多すぎます。そのお金は見積もりに入っているのですから・・・・。われわれの現場は素人にはわかりづらくても、必要最低限で行うプロの仕事が見える場所でありたいものです。
面白い現場
西区D邸が壁配筋が終わってます。これだけの深い工事は南区M邸で先日行いましたが、四方向すべて埋まりますから気を使います。難しい工事が続きますが、現場がたのしく、勉強になります。すぐ海辺の、地盤が弱いところなので、杭を打っての工事です。型枠、コンクリート打ちと続きます。配筋は精度よくOKです。
門司のF邸は窓のフラットモールが付き、折れ屋根の、軒天が張られました。エアコンの設置や、ダクト、配線も終わりいよいよボードでふさぎます。流しや、衛生機器の発注を来週3日には終わらせなければと思います。カフェと、クリニックと、住まいが併合された建物で、在来木造です。住宅だけは輸入部材ですからいいのですが、そのほかはわたしも勉強しながら現場を楽しんでます。現場のスピードは効率よく、人も配置され、決め事さえうまく進めば心配された工程も大丈夫かもしれません。変更や決定できず手戻りにならないことは大事ですが、納得されることも大事です。バランス感覚を持って進めます。
今までにない建物でもありますし、この併設がそれぞれにプラスになるようなデザインにしようと思います。特にカフェは新規事業です。その辺の喫茶や、レストランを作るより、オーナーこだわりのすてきな住処にくつろぎに来るような発想で、がんばりすぎないお店をめざしたいのですが・・・・・・。
面白い現場はわくわくします。