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メンテで大阪

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福岡の若い大工と新幹線で日帰りメンテに行きました。工事をした工務店が頼りなく、困ったものです。今回の工事で、何度も新幹線で大阪往復しました。楽しみは駅弁です。大阪駅はすごい種類の弁当があります。私は特性幕の内が大好きです。引っ張りだこもユニークでおいしい弁当です。福岡に帰って、らるきーの前を走るとお客さんが並んでません。並んでまで飯を食おうとは思いませんが評判のパスタを食べました。それにしても年のせいか、乗り物が長いと腰に来ます。ただ仕事でいろんな町に行き、いろんなものにふれあい、人と出会います。ゆったりした60過ぎの生き方どころか、年とともにますます波乱万丈です。多くの人と出会い、喜んだり感謝したり、時々怒ったり、落ち込んだり、いい人生真っ只中です。動けなくなってゆっくりします。

働かない不動産屋

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土地からお探しのオーナーから依頼を受け、宗像地区の不動産屋からいくつか物件を紹介してもらいました。最近はパソコンで調べるため、われわれも、オーナーも不動産屋と同じ情報が手に入ります。詳しく物件案内を聞こうとしても、不動産屋が現地にいくこともなく、「パソコンのグーグルマップを見てください。」程度のやつらです。動くことも調べることもせず、口先で金儲けです。資料を持って現地を三箇所ほど回ってきました。法規はもとより擁壁の高さ種類、眺望、近隣の様子、エントランスなど、調べてみると、いろいろ問題が出てきます。政治家と役人が勝手に決める法規の変更は思いのほか大変なことなのに、不動産屋も、役所自体ものほほんとした対応です。理不尽な決め事が人を不幸にします。古屋を解体しての新築はお金がかかる決まりごとで、古屋のリニューアルは決まりが甘くなってます。途中にある十数年前の作品を見ながらきれいにすんでいただいていることに感謝です。

親分で会社がわかる。

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私のように個人事業主のような会社もそうですが、職人を持つ組織は親分の考え、態度が職人に移ります。いまどき、くわえタバコで、家の中に入ってくるばかな親分が使う職人は、腕も悪いし、養生がないままのやりっぱなし工事です。「きちんとしなさいと注意しても、こんなやりかたしかやったことがないという返事です。設計監理の立場の現場ですから腹に収めます。しかし、できばえには手心加えません。いろいろな人とお付き合いしますが、会社経営者の中でも、会社での権力を世間に持ってくる短気で話の筋道が通らない人がいます。そういう人は奥様にも理不尽に当たります。きちんとした仕事を、まっすぐな筋道で、やり続けることにします。自分も襟を正します。われわれはオーナーのお人柄に救われます。

 

頼もしいプロの職人

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ビルの最上階をリニューアルしてクリニックを作る仕事をいただき、今日エアコン、設備、電気の職人とともに、現場調査を行いました。隅々まで調査して、報告をしてくれる職人は頼もしく、どうしたらうまくいくかを一生懸命考えてくれます。そもそもこうして調査に立ち会ってくれる職人が多くはありません。こういう人たちこそプロです。いろんな現場にいろんなレベルの職人と合いますが、保守的で、前向きにならず、できない理由ばかり話す職人にはがっかりします。最近は手取り足とり、世話してあげないと何もできない頭が悪い職人が多くなりました。オーナーや、デザイナーのやりたいことを理解し、仕事をしてくれる職人には頭が下がります。今日の調査で、図面が進みます。彼らがいてくれると、間違いはありません。私のデザインがうまくはまればいい作品になります。

保守的な職人

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職人は初めての材料や、やり方に対して抵抗する人が多いようです。「おもしろい。」と感じて前向きにチャレンジしてくれる人もいますが多くはしり込みします。特に最近は既製品をただ簡単にプラモデルのように組み合わせることが主流になりつつあり、できる職人に高い日当より、セミプロのような人を安く使うことで、予算を抑えるようです。われわれのように輸入部材を使うものにとっては職人確保が大事な仕事です。いい物を見つけ使おうとしても職人がいないとあきらめてしまいます。材料確保と同じくらい職人確保が切実です。いい作品を作り、職人のプライドに火をつけないといけません。 

物欲

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家作りを通しいろいろなオーナーとお付き合いさせていただきますが、王道の家作りの期間を楽しまれる方は多くありません。王道とは、自分たちの住まい方を楽しみながら決定していくことです。それをお聞かせいただいたり、話し合ったりしてはじめて、照明、コンセント、設備などが決まります。突然プロになったような感覚で空間作りや材料や工程や段取りに入ってこられると、うまくいきません。何度も暮らしをイメージし、話し合うことで、われわれに情報をいただけることが何よりいい家を作るコツです。物欲は家作りには敵です。もの第一主義になると、家という空間がもののために作られ始めるからです。空間がよりよくなるものという順序を間違ってはいけません。ただ正統派の家作りの時間を楽しまれる人は多くありませんが、そんなオーナーに出会うとうれしくなります。

集う現場

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南区A邸は職人さんたちと打ち合わせてすごいスピードで、完成に近づいています。何かあると多くの職人さんが集ってくれます。オーナーのお人柄だと思います。以前から言ってますが日本の誇るべきものは職人の力であり、技です。どの国より、飛びぬけて高いレベルです。しかし組織になればなるほど、職人のよさが削られます。いい現場監督は職人から慕われます。そうでなければ直接じかに職人と話して仕事を依頼したほうが間違いないものができます。それぞれの職人が集い、話し合い、工事が進むことで無理な工期をやり遂げてくれます。長い住宅作りでこれほどタイトな現場は初めてです。

鹿島から南区

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鹿島に行きました。昨年末、家は引き渡し、やっとガレージができました。あさってアスファルト敷きです。帰って南区A邸に行きました。外壁のタイルが張られていました。どちらの建物も、プロポーションはいいのですが、ディティールまで気を使ってほしいと思います。「これでいいでしょ。」という言葉はもう後ろ向きの仕事です。来月完成予定のA邸は外構工事の打ち合わせが終わり見積もり中です。

現場集合

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南区A邸が着々と進んでいます。現場小屋には棟梁が管理者も兼ねていつもいます。職人も多くが出入りして、間に合わせるためにがんばっています。オーナーはじめ、手が止まらないように、すぐ現場集合で、物事を打ち合わせ決定していきます。これが家作りの基本です。オーナー、デザイン屋、職人がその場で話し合い物事を決めると間違いがありませんし、情報を共有できます。「職人と話す。」事が大事です。外のモールもつき、塗装に入りました。あと一ヶ月で完成です。Y邸ガレージハウスは18日完成です。

  

アイディア

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私の仕事は、アイディア勝負のところがあります。皆がやってきたことをなぞるのではなく、情報を自分流に応用し、新しいアイディアを提案することが大事です。猫ちゃん、ワンちゃんの部屋、バスルーム、書斎など、今までにない面白いものにチャレンジすることが喜ばれます。いろんな経験はしてきましたが、今でも遊ぶこと、多くの本を見ること、読むこと、旅に出ること、人と話すこと、・・・・自分の遊びの引き出しを多く持つことがいいデザイン屋かどうかです。腰パネルや、飾り柱、内部の石の使い方、・・・・ひとつとして同じ空間花井のですからそのときそのとき現場で、アイディアを出しながら進めるのがわれわれ流です。