自分の手と目と口

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パソコンで仕事をする時代ですが、相変わらず、手書きのデザイン画と、見本と、ご入居者案内とショールーム周りで仕事をやってます。先日も東京で建材やキッチンのショールームに行きました。現場に足を運び空間を見て、物事を決めたり、変更したりして工務店を泣かせることも少なくありません。仕様を全部決めて工事に入るべきだと言う工務店も多いようですが、あなたたちのやりやすさが大事ではなく、オーナーが喜ぶ家を作ることが目的です。住宅メーカーは多くの人をターゲットに形や仕様を決め、安価な家を目指します。いわゆる『皆さんに買ってもらえる家」です。われわれは依頼いただいた個人のための家作りです。『オーナーのために建てる家」です。」だから同じ家はありません。効率が悪い仕事ですが、オーナーとともに楽しく、美しい家にチャレンジできます。営業という職種は必要なく、満足いただけたご入居者や作品が増えることで次の仕事と出会えます。自分の手で書いて、目で見て、口で話して作る家です。