我々がお付き合いさせていただいているご入居者は、驚くほど大事にきれいに住んでいらっしゃる人です。目の前が海の家のオーナーは、暑い中麦わら帽子をかぶり、汗まみれで庭の手入れをされます。奥様は部屋をモデルルームのように維持され、「どこから見てもきれいで、本当に大満足です。テラスでいつも海を見ながらお茶してます。」恐縮します。築16年の福津の家は、皆さん16年とは思えないほど、きれいで、建築当初のコンセプトのまま住み続けてご夫婦、お子様たちも家が大好きだとおっしゃっていただきます。この家に住んでいることがプライドであり、人生変わりましたとまで言われます。糸島の家のご夫婦は、「どこに出かけても家に早く帰りたくなります。家がいちばんです。」すごくきれいにいつ伺ってもセンスのいい住まい方を続けていらっしゃいます。多くのお付き合いが続くご入居者の言葉が力です。家づくりの感覚が全員合うわけではありません。そういう時はお互い正直に話し合い、難しい時は我われでは無理ということを御話しします。感性が近い人たちと楽しく長く年月を重ねていくことが我々の理想です。家は華美でも貧祖でもいけません。話し合って自分たちに住み心地が良く美しい家を見つけましょう。
