職人さん不足、工務店不足が続き、今後由々しき問題です。東京オリンピックや震災復興などの理由もありますが、何より、職人不足です。その弊害なのか、工務店の謙虚さや、向上心が不足しています。自分の都合やできないわけばかり話します。昔から誠意を持って仕事をし続けた工務店は、後継者問題でなくなり、多くは住宅メーカーに抱えられることで、煩雑な発注や在庫管理や営業がなくなり気楽に存続できると考えているようです。そうなると、プラモデル作りになり、「腕」を磨くことがありません。料理で言うとレトルトです。どの職種であり、建物全体を見る職人がそれぞれ協力し、話、プライドを持って働いてました。10年で様変わりです。特に我々の造ろうとしてる家は、しっかりした工務店が必要です。佐世保のアーツ工房には安心してお願いしています。社長の動きと知識と考え方が、職人さんたちに伝わり、いい物を作り、メンテしてもらえます。質を求めるオーナーにとってますます貴重な工務店となるはずです。我々も教わることが多くあります。いい工務店や職人さんと出会い、一緒に成長しないといけない時代のようです。そして高齢化がここでも問題です。