現場は寒く大変です。佐世保の棟梁もインフルエンザらしく、お休みのようです。この寒波が最後だといいのですが・・・・・。大阪の方は配筋が始まり、9日検査です。寒いようです。それにしても昔はどうしてたのでしょう。今みたいに、ヒートテックや、ダウンジャケットなどなく、ごわごわに重ね着しかなかったはずです。親父は船乗りでしたが、冬は荒れた玄界灘を博多と対馬の往復です。何枚も股引を履き夜中三時くらいに出航でした。、荷役の時は体から湯気が立ち上っていて、服を脱いで裸になるときもありました。そんな親父をはじめ大人たちがかっこよく見えてました。どの仕事も大変ですがそれを黙々とこなす大人を見て、刺激を受けながら成長する子供たちは正しく育ちます。大人がなめられてる生き方しか見せることができないことが何より情けないと思います。私の周りにいる職人はオーナーたちからも信頼が厚く、自分の仕事にプライドを持って働いています。だからこそ、むすこが親父のそばで技術を学ぼうとしています。うらやましい限りです。