S邸の足場が解けて全容が見えるようになりました。多少の細かい手直しはありますが、狭小敷地の中で、大きく見える家ができそうです。ブラックサッシも久しぶりです.狭小で、準防地区でいろいろ制限を受け、いつも以上に、デザインと法規の対決でした。内部においては、2階は枠、ケーシングがありません。賛否両論ありますが輸入住宅の王道ではありません。しかしそれもまたオーナーのリクエストにできる限りいいディティールで答えたと思います。「美しい家」と常に言ってますが、それは街並みや、通りに対してすこしでもいい影響を与えることが建築屋の責任でもあるということでもあります。単体の利益最優先の家をどこの敷地にもぽんと置く傾向にあります。ただ、箱だったり、塊だったり、貧弱だったりするような昨今の住宅は街並みが作れません。