ちょっとしたことで建物の表情は変わる。

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まずはがんばってプロポーションが美しい建物をデザインするのですが,経験豊富でも輸入住宅の経験が少ない工務店はうまく建物の表情が作れません。外部モールの厚みや幅は建物の大きさやバランスで決めます。設計の段階で決めることは不可能で現場決めます。チェアレールやパネル造作、キーストンなど品番だけを要求する工務店は伸びません。この検証と作業ができるかどうかがうまいかヘタかの決め手です。多くの人からいただく「なんかわからんけど、あなたたちの家は違うのよね。」という言葉がわれわれにとって生命線です。零細企業で、人も2,3人、お金もない・・・・・。それでもそのなぜかわからないけどよそとは違うデザインを期待して依頼いただけてます。オーナーと現場で話し、いろいろ打つ手に喜んでいただきます。

いくつかの工務店からどうしたらいいのかという相談を受けることも多々あります。みんなでひとつでもすこしでもいい建物ものを作る努力をすることが大事です。規制を作ることより、楽しく話し合うことが建築デザインには必要です。