コロナの中4月も終わりです。糸島M邸が着々と進んでいます。現場で毎日細かい打ち合わせを大工さんたちと行いながら進めています。オーナーもほぼ毎日やってこられます。破風を大きく、天井を高く、折上げを大きく、勾配天井の梁を大きく、モールの出幅、広さ・・・・打ち合わせることはたくさんあります。こうしていつも作りこんでいくのですが、このディティールの集合体が品のあるなし、迫力の有り無しにつながります。在来工法や、仕組みで作業的に実施設計する家はプロポーションがいびつになります。窓の大きさ、高さ、窓上から軒までの距離、モールのバランス。・・・・。今回はきちんとデザインした家の前のテラスのデザインが主役です。FRP防水も終わり着々と全貌が現れてきます。