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あと半月

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ハウステンボスワッセナーのY邸があと二週間です。ペンキやクロスや左官が入り乱れ、ラストスパートです。二階はクロスが個性的で、さすが平田です。思いもかけない、構造の腐食など発覚し、できるだけのことはして、補強、補修出来たと、自負しています。アーツ工房でなければできない工事だと思います。同じワッセナーのS邸も着工しました。これから慎重に解体し、構造材の入れ替え、外壁タイル張り利用という、とんでもない工事にチャレンジです。アーツ工房に甘えてばかりですが、大宰府M邸、春日T邸も、SOSを出して佐世保から走ってもらってます。デザインと施工が信頼しあってやる仕事はこだわりが多く、あまり利益はありませんが、いいものを作って喜び合う事ができます。それがお客様からの紹介につながり、頑張れます。

多くの仕事をさせていただいた熊本をはじめとする今回の地震は、これでもかというくらい襲い掛かります。気が気ではないニュースばかりで、飛んでいきたいのですが、道も新幹線もままならず、祈るばかりです。

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オーナーが見える職人

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仕事をするうえで、オーナーの気持ちをくみ取り、少しでも喜んでいただこうとか、ほかの職人の仕事と絡んで話し合いの上でいいものを作ろうとか、掃除をしよう、片付けよう、そんな職人は腕もいいようです。自分都合で仕事をしたり、自分の分野の仕事だけやる人、できない理由だけ長々と訴える人、こんな人ほど、下手です。決まり文句は「これでいいでしょ。」です。こんな人が現場に来たら、私の血圧は上がりっぱなしです。いつもの大工さんはわたしのSOSですぐ走ってきてくれます。そして、「こうしたほうがお客様がよろこばれるでしょうから・・・・・。」と相談をしてきます。手早いし、うまいし、信頼がおけます。素人のはずのオーナーも、うまい職人と下手な職人は見分けられます。それは腕と、ものづくりへの真摯な姿勢が比例しているからです。大宰府のM邸の一期工事が終わり、14日から春日T邸です。15日はももち浜M邸マンションリフォーム、ハウステンボスS邸リニューアル開始です。今月は月内ワッセナーのY邸引き渡し、糟屋の薬局申請提出、佐世保マンション業者打ち合わせ、と続き、計画提出中の、M邸、S邸、Mマンションリニューアルと、打ち合わせは続きます。全てはオーナーのご満足を得るため、動きます。FullSizeRender (45)IMG_5223

手作り

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ハウステンボスワッセナーY邸の現場と、同じくもうすぐ着工のS邸打ち合わせ、佐世保マンションの顔合わせでした。いろんな思いや意見を話し合い、みんなと気持ちを一つにして作りこんでいく仕事はとてもプレッシャーがありますがやりがいもそれ以上に大きいものです。全てがなんだかデジタルで、レトルト化してる時代に、アナログで、手作りのものは下手すると時代遅れ、いいものは貴重品になります。大手のプレハブ住宅もレトルト化のようなもので数を売るため、工場製作とし、コマーシャルや、モデルハウスでビジネス展開です。カレーや親子丼や、中華などもレトルト食品が出回り、すごい量のコマーシャルです。こだわり手作りのカレーや、中華屋はコマーシャルはなく、一人一人に味を認められるしかありません。組織と呼ばれる集団はレトルトビジネスであり、個の力を集めた、仲間と呼ばれる人たちを、手作りビジネスと呼んでます。この年になってからが吸収するものが多いように思います。これからの自分の作品に自分が期待しています。「本物」とは作り手の気持ちが宿るものだと思います。

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判断

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大宰府M邸のセントラルエアコン、および、ヴァニティーリニューアル工事が始まり、毎日、立会です。解体して判断することが多く、職人と相談しながら進めています。そのあと、キッチンリニューアル工事、リビングリニューアル工事、と、お住まいになりながらの工事が続きます。騒音や、ホコリや多くの人の出入りで、ストレスをお感じになることが心配です。マンションの狭い空間だとストレスがピークとなることもあります。最近は工務店も、指示待ち族が多く、自分から「こうしましょう。これもやらせてください、」など前向きな言葉はなく、プライドも持たないようです。はなから輸入物は覚えようとしません。「あと工事のことはお任せください。」と言ってくれる職人は宝です。輸入キャビの組み立て据え付けに、佐世保から飛んできてくれる事に、大工に感謝です。

粕屋の薬局の申請用の図面を書き始め、筑後のM邸プランはあと清書です。どの仕事も的確な決断、判断で事が進みます。そこを間違わないために、多くの引き出しを持ち、多くの相談をし、頑張ります。

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デザインするか修理をするか

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我々は空間をできるだけデザインしながら新しい住まいを作り上げるリニューアルをしています。オーナーがデザインを任せてくださるのは、プロが作る空間に期待されるからです。ワッセナーのM邸やI邸が多くの人に評価されるのは、既存にこだわらず、新しいものに生まれ変わったからです。一方、オーナーの要望や、考えで、修理に近い依頼をいただき、新しくすることを、リフォームといいます。リフォームは工事屋さんの仕事です。逆にデザイン屋さんが入ると事がうまく進みません。既存の空間のまずいところと古いところを直す感性はオーナー主導型でできる仕事です。難しいものではありません。リニューアルはポジティブな発想で、リフォームはネガティブとは言いませんが、先日もリニューアルさせていただいたワッセナーのM様からいただいた言葉です。「素人では絶対考えられない空間が出来上がり、新築と変わりないものが手に入るとは思ってもみなかった。」T様は「小澤さんたちは中古住宅をきれいにするんではなく、中古住宅を新しい初めて見る住宅にしてくれる。」と言っていただきました。特にワッセナーは街並みと、統一デザインと、歴史が作った味わいを捨てず、新しくよみがえらせることが求められる、エリアです。よくデザイン屋は小さいことを考えてないように言われることがありますが、既成概念や今の暮らしにとらわれすぎで、動線が一歩二歩遠くなっても、それに余りある、心地よさと、美しさと、わくわく感が手に入ります。今まで経験したことがない、居心地の良さは必ず提供しているつもりです。

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うれしい忙しさ

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佐世保のSご夫妻のところに伺い、マンション、建売の設計打ち合わせを行いました。本当にありがたいお話で、頑張ります。「小澤さん、佐世保やハウステンボスにいつも来てるんだから我々の事務所をつかっていいですよ。」とまで言っていただき、本当に恐縮です。ワッセナーで施工中のY邸現場により、そのあと、ワッセナーの方と、三つの物件の視察を行い、よりよい、リニューアルのお話をしました。わたしはこの町が好きです。守るべき価値がある街です。この町で仕事ができることは誇りです。帰りに大宰府のM邸現場により、またおいしいものをいただいて帰ってきました。楽しく、うれしい忙しさです。恵まれてるなーと思います。必要とされてこその仕事です。

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ごちそう様です。

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着工前の現説を、二件行いました。春日のT邸では「たもり」という珍しい魚の煮つけをいただきました。魚に強い対馬の男も知りませんでした。小ぶりながら大変おいしい魚です。つい、ご飯が欲しいと言ってしまいました。大宰府のM邸ではご主人が「シホンケーキ」を作ってくださってて、何もつけずに、しっとりしたとてもおいしいケーキでした。お変わりしてしまいました。奥様がつけられた、アスパラや、山芋のぬかずけも、美味で、いただいて帰り、夜のおかずにさせていただきました。工事の打ち合わせはそこそこに、ごちそうになってばかりです。

輸入のキッチンキャビネットが到着するのを、逆算しながら工程を進めます。まずは29日、M邸のセントラルエアコン工事から始めます。

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いいアングル

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ハウステンボスワッセナーY邸の桟橋と、大型バルコニーを製作中です。窓モールや中の造作はほぼ終わりかけです。この桟橋から見たテンボスの街並みはいいアングルで、自然な街並です。夜のライトアップも美しく、いいところです。アングルの美しさは住まいの価値を高めます。23日、平田がくろすの打ち合わせに行く予定です。

キットハウスの柏原社長から還暦祝いに、ハンチングをいただきました。わたしは帽子に縁がなく今まで手にしたことがありませんでした。柏原社長のように、うまくおしゃれにかぶれませんが、平田とコンビで、クルリンパとかしながら、ダチョウ倶楽部の真似は完璧です。洋服にも何も気を使わず、太ってからは働きやすく動きやすいものばかりでした。設立時は「丈夫で長持ち無法松」を合言葉に平田とよく立ち寄りました。そろそろ、60も過ぎたことですし、こぎれいにおしゃれにも気を使い、そこでかぶらせていただこうと思います。

 

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うれしい言葉

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ハウステンボスワッセナーのY邸、春日のリニューアルT邸の打ち合わせがあり、床材、クロス、カーテンなど、見本を持ってお打合せの途中、「今まで小澤さんたちの作品を見て、すべてをお任せした方がいいと感じました。自分たちにはできない素敵なコーディネートをお願します。出来上がりを楽しみに待ちます。わくわくします。」最高の信頼で、すべてをお任せいただき、平田と帰りの車の中で、喜んでもらえるように頑張ろうと話しました。いろんな作品を精一杯作り、それを見ていただき、やっとそういう言葉をかけていただけるまでになったのかなーと、うれしく思っています。60を前にして一人前の建築屋になりつつあるのかなー。いやーまだまだと自分で自分と会話しながら楽しませていただけるご依頼に感謝します。

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調査、現説、段取り

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ももち浜のマンションリニューアル、大宰府、春日の戸建てリニューアル、ハウステンボスワッセナーのリニューアル、赤坂オフィスビルの保育園への用途変更・・・・・・・全て、現況の調査で、小屋裏の状況、構造の腐食、シロアリ、断熱を把握し、職人と図面を見ながら現説を行い、資材、部材発注、工程、作業場、材料置き場等の段取りがすべてうまくいって、着工です。オーナーとの打ち合わせやデザインや図面作製、コーディネートを納得いただいた後、工事前にやるべきことがたくさんあります。

「あとは任せて。」という男気ある工務店や職人が少なくなり、手取り足取りが必要で、それが当たり前になりつつあります。そういうご時世、K社長率いる工房はとても信頼がおけ、前向きで、いい仕事をしてもらいます。みんなで作る作品はどこにも負けないと言う気概でやってます。お互いを尊重し、認め合いながらいい仕事をし続けたいものです。段取りとスピードと出来栄えがそろっていい仕事です。遅いと丁寧でいい仕事かというと、そんなことはなく、そんなとこほど悲しい出来栄えです。

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