2012年7月17日の記事

危機管理

category: 未分類

大雨はかなりの被害を出したようですがさいわい我々の現場やご入居者には何事もなくほっとしてます。梅雨の大雨、台風など自然災害時は、徹夜で待機したものです。現場の養生、ご入居者への連絡、いざという時は駆けつけなければいけません。これからそんな季節です。天気図や予報とにらめっこです。現場監督を叱ることが多いのは、危機管理能力、決断力がない時です。工程の順守、清掃、段取り,出来栄え・・・・・すべて危機管理の考え方に通じます。自分の分野だけ考える職人を束ねて、いろんな危機を想定しつつ物を作る現場監督という仕事は建築の花形です。プロ野球の監督とよく似てます。いい現場監督を育てられれば、いい職人が育ち、いい家になります。平田は現場監督にすごく向いているのですが・・・・それ以上にコーディネーターの才能にたけてますから。

あと半月でS邸完工、T邸上棟です。Y医院は毎日雨の水を抜くばかりです。雨が続きすぎです。平田は北九州T邸輸入部材打ち合わせ、私は久留米にK邸打ち合わせのため向かいます。中村は決算のため朝から帳簿とにらめっこでやや殺気立ってます。眉間にしわを寄せ、ときどき奇声をあげ、ため息をつき、冗談でも言おうものなら、睨まれます。少し切りがいい時、突然「伊勢海老たべたい。」とか「会社からうちにお中元10個ぐらい送ってやる。いや、旅行券にしようかなー。」とわけのわからんことをいうことでストレスを発散しているようです。こんなわけわからない人が一番現場監督にむいていません。理解不能です。