どっぷり昭和人間です。最近の企業は、コンプライアンスとかで人と人ががんばって成果を出すことを禁じ、お客さまに喜んでいただくことを禁じ、そこそこしか働かず、出世も望まず、男と女の境も取り払い、それが平等というスタンスのようです。電話の対応は腹が立つ機械の電話だし、休みや始業終業は客を待たせ、時間には客を残して帰り、シャッターまで閉める始末です。銀行も人をおかず、何するにも予約を求めます。とにかくITで案内や情報をただ流し、ほとんどの飲食店も機械注文です。人と接することがないのですから客の気持ちがわかるわけもありません。AIが普及すると仕事がなくなるといいますが、そんなことはありません。人がITや、AIと同じだからそういわれるのです。IT、AIを人間らしい人間が扱い、より接客が十分できる世の中になればいいのですが、同じ土俵で仕事をすると、馬鹿が多くなり、失業するのは当然です。