25,6年前オーストラリアから留学生を受け入れました。グラントという、長身でイケメンの子でした。息子と同じ年で息子と同じ学校に通い1年数か月暮らしました。二つ下の娘は当初喜んでいましたが2,3か月一緒に暮らすと、本当の兄弟のように、口喧嘩をし、汚い言葉を教えたりしてそれなりに楽しい日々でした。素直である意味子供でしたが、徐々に日本語も覚え、日本の高校生を楽しみホームシックもなく暮らしてました。水泳が得意で、ダントツでオープン参加の大会は一位でした。とにかく日本のクリームパンが大好物で三つ四つをコーラの大びんとともに流し込み、そのあとの夕食も食べっぷりが良く、帰る頃はかなり太りました。家は牧場を経営されてて、今では彼が後を継ぎ、日本に肉を輸出しているようです。いろんなところに出かけ、いろんなものを食べいい思い出です。 時々仕事で現場にも連れて行きました。職人から隠し子ですかと冷やかされ、気楽に話せる外人と思ったのか「ギブミーチョコレート」いうと頭をひねってました。帰り際「みんな馬鹿。」と日本語で返され大笑いしたものです。結婚し、子供もできて、家族を大事に暮らしている様子をメールで知らせてくれます。幸せそうでよかった。われわれにベジマイトというオーストラリアのくさい食べ物を食べさせ、われわれは納豆を出し勝負した結果、引き分けでした


