熊本M邸、大宰府S、南区M邸、門司F邸、ハウステンボスワッセナーI邸五つの現場は、引渡し前、仕上げ工事中、造作工事中、基礎工事中、着工とバランスの良い工程です。最近請負の工務店が請負、工程の責任を軽く考えているように感じます。オーナーと十分話し、事前説明していいものを引き渡すことで、お金をいただけるはずが、自分たちの不手際や、工程の遅れはなんだかんだ理由をつけて、追加だけ後で請求するというやり方は、仕事とは言いません。打ち合わせの段階で、この工事にはこれだけの費用が必要ですと事前にご了解いただくのが筋です。自分たちの見積もりの甘さは自分たちで解決する問題です。費用や工程を担当者がシブシブお客様に後出しするのは、決裁権がないからです。決裁権がある人は現場も内容も知らない、会社がいくら利益を上げたかだけに興味を示すオジサンだからです。私が現場を仕切ると、厳しいという声が多くありますが、当たり前です。満足していただいた先には、「きちんとお金は請求してくださいね。」というありがたい言葉をオーナーからいただけます。お金を取れる仕事とは、紹介がいただける仕事とはそういうものです。