なるべく一人で完結

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鳥栖のM邸の決済が銀行で行われ、住宅ローンの手続き、工程、地耐力調査がいよいよ始まりです。私たちはオンリーワンのこだわりの家をオーナーと作ることを良しとします。そのため分業化せず、なるべく多くの仕事をおなじ人で完結したいと思っています。以前働いた輸入住宅会社のように、役員、営業、設計、コーディネート、発注、工事管理、経理ローン、メンテ、・・・・・家を建てるのにこれだけの人がわざわざ関わると、伝達がうまくできず、間違いは起こるし、意思の疎通が図れず、給料だけ持っていく人が増えるだけで、人も育たず、何一ついいことはありません。お客様も戸惑います。現に平田と二人でアウトソーシングすれば、8人分の仕事ができてます。出来栄えもよくなります。企画住宅を「売る」会社は分業化して、大人数で効率よく売る仕組みの中で利益追求しているようです。ここにはプロはいません。「プロの住宅屋」とは、何でもできなければいけません。わからなければいけません。一人で完結できることを目指す人が少なくなりました。分業化の回転ずしより、職人がいる寿司屋のカウンターで食う寿司がうまい。

平田の力作