Dアートの現場レポート

コンクリート立ち上がりをうち、８,９日足場、１０日からフレーミングです。雨ばかりで困りますが、しっかり監理します。大先生の家を建てた２０数年前と違い、いろいろな工事方法や、材料が変わっています。その説明もできるだけやりながら進めます。内装など決めるものが多くなり、オーナーも忙しくなります。空間が見える棟上ころには、イメージができて、家具なども頭に浮かぶはずです。私たちは先回りして、プレゼの準備をします。コーディネーターが主役です。アメリカに一緒に行き、下話はできてるようです。期待できそうです。

輸入住宅、ツーバイーフォーのデザインを数多くコーディネーターと作らせていただきました。３００棟程度ですが中身の濃いオーナーとの協同作品です。小さな福岡の事務所ながら九州はもとより北海道、関東、関西と依頼を受けさせていただいています。今回のオーナーは決して輸入住宅が大好きではなく、私も自分が思うデザインとは違うことで、我々の家作りとはそぐわないのではないかと悩んでいました。マテリアルや素材の好みからすると、ＲＣの建物造りが好みに思えます。このまま続けていいのかしっかり話す必要があり、場合によってはお断りするつもりで東京日帰りで話しに行きました。本音で話し合い、オーナーのお気持ち、私の考えを２時間近く話しました。時間がかかっても、できないことがあってもあなたに依頼したのですから、もうしばらく話しながら続けましょう。私はうまくいくし、お互い新しいものが作れるおもえるものがつくれると思うとおっしゃいました。今までの打合せを私の考えで、図面を作って話し合うことにしました。信頼いただきありがたいことです。

南区の建設予定地に、杭業者と、工務店と伺いました。崖条例、敷地エレベーターなど検討するものはたくさんあります。徳島の従業員住宅は６棟の予定です。区割りを上手に行うことでゆとりある建物がデザインできます。とにかくこの仕事は段取りがうまくできるかどうかです。みんなの力を借りてオーナーによろこんでいただける提案をします。ワッセナーの修正案は東京のご自宅に郵送しました。東区の海の前の家は今日４時打合せです。水巻は防湿シートを敷いたら雨です。天気との戦いです。

通勤中の車のラジオから面白い話が聞けました。我々の会社は美しい家を作ろうといってますが、「パリは美しい街を作ろう。」を掲げて建物の高さを低くそろえて、空が見えるスカイラインを大事にするそうです。知ってのとおり建物は崩さず大事にリニューアルして使い、それに地主、経済界、建築業界も協力して、木をふんだんに使い、しいてはＣＯ２削減につなげているようです。いろんな店舗でも徹底してプラステックを排除しているようです。目的に向かい徹底できることが文化が高い大人の社会のようです。日本のように形だけで終わることが一番みっともないようです。ラジオでも行ってましたが『天神ビッグバン」など最低の計画らしいです。高島坊ちゃま福岡のじい様たちの腰ぎんちゃくですから何も感じないでしょうが。小さいハウステンボスワッセナーの街づくり協定委員会などド素人が街づくりを邪魔してますから、多くの住人の方がだんだん街がおかしくなるとおっしゃいます。質問にも答えない理由が素人で何もわからないからというのですから笑えます。そんなじい様連中の茶飲み会ではないのですから責任ある態度行動ができないなら解散しなさい。この小さいエリアの街を守り発展させることができないということは文化レベルが低いということです。

水巻のＫ邸が始まりです。地鎮祭の後、着工前打合せです。名物のかしわ飯をいただきながら打合せです。杭工事を今月中終わらせ、基礎工事を３月予定です。上棟式を連休前４月２５日と考えてます。多くの職人も参加してくれて、オーナーに喜んでいただける工事期間にしたいものです。いい作品ができると信じてます。先生家族は特別な存在です。ドクターとしても人としても尊敬しています。