目の前が海の家は、進んでます。暖炉飾り、階段、など主役になる箇所の打ち合わせでした。外部の軒飾りも付き、塗装も追いかけてます。佐世保のL&Sの社長から呼ばれて、港が見える最高のロケーションの土地を見せていただき、アパートの計画の依頼を受けました。イメージはできていらっしゃるようで早速取り掛かりました。とりあえずお送りしました。 金よりいいもの、楽しいものを作ろうとされるところが大好きです。法規的に厳しいのですがぜひ実現したいものです。


目の前が海の家は、進んでます。暖炉飾り、階段、など主役になる箇所の打ち合わせでした。外部の軒飾りも付き、塗装も追いかけてます。佐世保のL&Sの社長から呼ばれて、港が見える最高のロケーションの土地を見せていただき、アパートの計画の依頼を受けました。イメージはできていらっしゃるようで早速取り掛かりました。とりあえずお送りしました。 金よりいいもの、楽しいものを作ろうとされるところが大好きです。法規的に厳しいのですがぜひ実現したいものです。
目の前が海の家は、オーナー夫婦、監督、棟梁、塗装屋、防犯、私とコーディネーターでにぎやかな打ち合わせでした。色が当初とは大きく変わり、白い家になりました。家が大きいのでメリハリがなく、ぼやけた家にならないか心配です。外構の話もして徐々に完成がみえてきました。室内の仮設足場が取れて吹き抜けの大空間が見えたことでオーナーは大変喜んでくださいました。喜んでいただくことが何よりです。エクステリアデザインをお願いしてたところが何の連絡もないままです。お断りしました。こんな商売は認めません。お袋が言ってた休むことと、連絡をしないことは商売をする資格がないとよく言ってました。考えてみるとおふくろは、元旦とお盆の墓参り2日だけやすみでした。大みそかは棚卸で徹夜です。それでいて家のことも完ぺきにやってました。私もおふくろほどではありません が休むことは嫌いです。今の世の中休むことがいいことだという風潮です。本当の仕事の喜びを知らないからです。一人前の大人が少なくなり、自分の商売でお客さんを喜ばせようともしていないようです。
引き渡し、暮らし始めていろんな不都合やいいところや、驚かれるところ、追加の依頼、・・・・。本当のお付き合いが始まります。水巻は倉庫のプランを書きました。家具ももうすぐ残りが搬入されます。庭の木々の手入れ、ワックスの塗布時期、暖炉の火入れなどたくさんのことが残ってます。終わりはなく、コーディネーターへの質問や相談が増えていきます。目の前が海の家は、ラップサイディングをはりはじめ働き幅も16センチを14センチに指示しました。私のこだわりです。オーナーと楽しむことがお付き合いです。家だけではなく、広いジャンルでお互いご相談が始まります。
現場ではいろんな業種のひとが出入りします。大工、左官、塗装、屋根、内装、電機、給排水、外構‥‥。もちろん材料屋も大事です。皆が主役の時があります。塗装工事が行われるときは周りはほこりが立たぬように気がけ、いい仕事ができるように自分の仕事を控えたりします。協力し合っていい仕事ができる環境を作ります。それは監督の裁量です。それぞれ腕はよくて当たり前。職人同士のリスペクトと、その時の主役への気遣いが現場には必要です。我々デザイン屋はあくまで現場では脇役です。場を読めない人やしゃしゃり出る人は、腕も悪いし、頭も悪い。テレビの中では長嶋一茂のようなやつです。ゲストをさておきペラペラ中身がない話をしたり、三流が偉そうに解説したり、明らかにレベルが高い人を君づけで呼んだり・・・。 彼はコンプレックスの塊なんでしょう。こんな性格のやつが現場にいると迷惑です。私が尊敬するミスターが最近表に出ないので心配してます。
現場に行くたびに、新しい発見や、変更したい箇所、色、が見えてきます。職人や、工務店や,材料屋の機嫌は悪くなりますが、変更を決断します。我々が自信をオーナオーナーに喜んでいただくためです。最近では、フローリングをはいで300角の石を張ったり、モールの色を白からグレーにしたり、暖炉を暖炉飾りにしたり、下がり天井を作ったり、煙突の石をベージュからグレーにしたり・・・オーナーは喜ばれます。カタログや、事務所で見本を見ても自信が持てません。現場で実物を見ることです。こういう打ち合わせにみなさん満足され喜んでいただけます。「ここまでする会社はないでしょう。」と言っていただけます。自分たちもこのやり方に自信が持てます。ひどいところはカタログをお客様に渡して「決めといてください。」というそうです。勉強を怠らず、レベル高い家づくりを続け、作品を増やしていきたいと考えています。
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有田のご入居者でとても素敵な奥様がいらっしゃいます。アクセサリーやフラワーアレンジの世界で活躍されてます。水巻の家と目の前が海の家のオーナーがリビングにフラワーアレンジを依頼され、大変喜んでいただいてます。オーナーが好きな花、色を聞き取り、空間にあったアレンジをしてくださいます。作品もさることながら、それぞれのお人柄にも魅力を感じていらっしゃるようです。作品を作るという行為は、それに携わる人の魅力が大事です。大手プレハブメーカーのように「素人でもできる仕組み」を作って「商品」として売ってると人の魅力が邪魔になります。我々の創る住まいはコーディネーターのセンスと感性と、知識と、勉強、が多くのご入居者から認められています。私も負けないように日々勉強です。
家づくりにおいて、材料を決めることは大事です。入居者案内、模型、パースなどすべてを参考に、最後は見本を取って納得の上決定です。オーナーを楽し ませることも大事な条件です。こうしてできた作品は我々も、オーナーもプライドが持てて、家づくりに物語が語れます。こうして家づくりを続けていると、「もう、すべて、お任せします。」と言っていただけますが、決めるまでの行為には手を抜かず楽しく面白くは絶対条件です。今度の日曜日は、目の前が海の家のオーナーとリビングに置く植栽を見に行き、外部の石の見本やタイルなどを見ていただき、暖炉飾り、製作家具の図面も提案します。工務店や職人はこの時間を嫌がります。着工前にすべてを決めてほしいというのが本音のようです。そのためには、プレハブメーカーのようにオーナー責任で選ばせる、素人のやり方しかありません。だからプレハブメーカーの社員は感性も知識も育ちません。職人も腕が上がりません。まあ、簡単な家づくりで金儲けが彼らの会社ですから仕方ありません。オーナーと美しい家づくりができる会社はとても楽しいのに。そして長いお付き合いができるのに。
目の前が海の家は通気胴縁工事中です。塗り壁とラップサイディングの仕上げです。ひさしぶりにラップを張ります。北米西海岸はこの仕上げが主流です。筑紫野のご入居者からアパートの依頼を受け、パースを作成中です。6室、1LDKですが すべて空間や仕上げを変える予定です。東京、横浜のリニューアル工事の打ち合わせはコーディネーターが頑張っています。
水巻の家の新築祝いに、有田のご入居者が作られる作品を送り、昨日設営していただきました。勾配天井の吹き抜けを一度ご覧いただき、空間に会う作品をお願いしておりました。いつも作品の存在感に驚かされます。感性の豊かさは私も見習いたいものです。先生も奥様もお子様も皆さん喜んでいただき、みんなで楽しい時間を過ごしました。こういうことも家づくりの大事なところです。家を通して素敵な人間関係が出来上がります。工務店の社長も手直しに入ってくれました。
松本城、長野善光寺、上高地帝国ホテル、日本の建築美を見ることができました。特に上高地帝国ホテルはワクワクできる建物で、住宅建築でも真似をしたい空間のバランスとシンプルな素材、素材そのもののテクスチャーと色、大事に年月を重ねた渋さ、もう一度勉強したいものです。自分の作品に何が足りないかを見つめなおしてみます。コーディネーターが打ち合わせた東京の2件のフルリフォームには棟梁やサッシ屋が同行してくれ多くの依頼とともに、職人も我々の作品作りに参加してくれることが、うれしくてなりません。自分でいうのも変わずか10年ほどで2人の頑張りが実を結んでいることが実感できます。まだまだ時間があります。頑張り続けます。