工事をするにも、デザインをするにも現場調査が大事です。ハウステンボスの屋根裏や断熱、床下の状態それぞれの業種のプロたちの見解が必要です。基礎工事中の南区M邸も、擁壁や、地耐力、道路との高低差の調査に基づき段取りが行われて現在進んでます。門司のF邸は申請業務が終わり、着工です。計画中の、美容室や、夫婦二人の家など、入念な現場調査と役所での調査から始まります。若いころ「たぶんこうだろう。」ということで計画して、大失敗した経験があります。一人の目だけではなく、二人三人の目で調査をすることがいいデザインといい工事につながります。出来れば職人も調査に立ち会ってもらうことが理想です。幸い我々は小さく小回りが利く組織です。
湯布院の別荘のちょっとした改装が終わりましたが、遠くても事前に、職人と調査して材料ややり方も打ち合わせたので、三日の予定が二日で終わりました。