南区Ｔ邸が完成に近づき、照明器具など備品取り付けです。やっとここまでたどり着いたという思いです。基礎工事中の水巻薬局は、仕上げの打ち合わせでした。鉄筋が終え、コンクリート打ちに入ります。連休中の病院が休みの際、フレーミングの予定です。患者さんに極力ご迷惑かけないようにと考えてます。先生ご夫妻がいつも患者さんを大事にされているのを見てますから。コーディネーターが打ち合わせの資料を用意して，いい打ち合わせができたようです。オーナーにしろ、工務店にしろ、業者にしろ打ち合わせが何より大事です。メールなどに頼りがちですが、会ってからの打ち合わせがいい物を作るには必要です。
ここの連中も、役所と同じで自分たちに『権力」が与えられたような口の聞き方立ち振る舞いをします。私は役所より嫌いです。確認申請の意味は生命財産をも盛るための法令順守チェックです。自分たちで図面を見てチェックすべきで、これも書けあれも書け、この計算もしろ、この寸法も書けなどというくだらない要求はやめなさい。あんたらが見やすいようにする図面がほしいなら設計料を払いなさい。何一つまともな建築物を立ててない連中が勘違いして仕事してはいけない。何もできないからそこに身を置いてるのだから・・・・。
確認申請の相談に行くと役人は答えません。図面を書いて出せといいますが、デザインして図面を書くのに、法規はどんな解釈か聞きたいのに困ったものです。各役所によって解釈が違うなどというとぼけた連中もいます。法規は全国共通でなければいけません。いつも思いますがわれわれの邪魔だけしないでくれ。書類集めと上役の判断だけでしか物事を決められないのですから困ったものです。役所はたらいまわししかできません。私は最近は我慢せず真っ向から討論します。
水巻薬局の地鎮祭を行いました、神主は呼ばず、オーナー家族が塩、酒、米で四方払いを行いました。これもまたみな笑顔で楽しくていいものです。浄化槽の工事から入ります。その後福岡に帰り、中央区のＵ邸の打ち合わせを行いました。諸事情で今月と１０，１１月に一期工事、二期工事に分けることになりました。いよいよ新しい年度で、いい季節です。がんばります。
最近、工務店の態度や見積もりに目を覆う経験が続きます。私の仕事は設計デザインだけなのですが工務店の見積もりがとんでもない金額が出たり、「値上がりです。」と開き直ったり、安い業者や職人を教えてくれとか、なめた発言をします。こちらからの質問が的を得てると、会社の決まりだの、私ではどうにもなりませんだの、困った連中です。オーナー、設計屋、工務店、職人、材料屋みんなでやる仕事です。どうしたらできるかという前向きな思考がはじめからない態度の連中は即さよならするだけです。すべてわれわれの倍の金額なのに、自社の建物はとても安いのはなぜなんでしょう。内訳書を提出しないところもあります。好景気に浮かれて調子に乗ってると痛いしっぺ返しにあいますよ。「自分らの力を冷静に見なさい。二流三流ですよ。もっと謙虚に仕事を学びなさい。』といいたくなります。
水巻の薬局の解体が終わりました。連休中に患者さんにご迷惑かけないようにばたばたと終わらせてくれました。打ち合わせの後、来月上旬着工です。中央区谷のＵ邸の簡易地鎮祭を行いました。みんなで酒米塩を撒いてフルリニューアル開始です。外構までやる予定です。南区Ｔ邸はあと一ヶ月で完工です。変更追加が野最終打ち合わせを行い、がんばります。
われわれの感覚と大きくはずれた見積もり金額です。２階建てで１階五戸２回５戸のごく平均的社員寮アパートの５９坪。外階段と廊下をいれて７４坪です。税込みの９０００万、８０００万やら、７０００万やらどれにしてももうめちゃくちゃです。われわれはほぼ同じ間取り大きさ,仕様で５６００万で作っています。北海道は雪や、暖房などで金がかかるとか、プランを替えれば少し安くなるとか、できない理由を羅列し、デザインに口出し、礼儀とかがまったくなってません。九州も大雨被害や台風は雪以上です。北海道は日本の常識が通用しないようです。ごろうさんとジュンや蛍は・あんな家で立派に生活してたはず。この理屈だと４０坪程度の一般戸建住宅は北海道では５０００万を軽くこえることになるのでしょうか？理屈に合わないことに気がついていません。困ったものです。
南区Ｔ邸の屋根、バルコニーの漏水、腐食をすべてやり変え、シロアリ予防の噴霧、を行い、ほっとしています。。構造のダメージは神経も時間も使います。それでも何をするにしても、ほかにまでダメージがないか注意深く工事を進めています。『防水」をおろそかにしたデザインや、構造、メンテナンスをしないことはだめだということです。
水巻薬局、中央区ｕ邸の契約の図面，見積書、工程表などをそろえ契約書を作るだけです。どちらも解体予定が２０日前後です。浄化槽の保険所への提出や買いたい養生など準備に入ります。南区のＴ邸のリニューアルはダメージ箇所の修復が終わり化粧に入ります。カウンターなど追加工事の図面を書いて現場でいち早く打ち合わせが必要です。すべて先送りにせず、早い準備や打ち合わせが大事です。夕方歯科医院の医療機器メーカーとの打ち合わせをオーナーとともに行います。明日はクリニックの打ち合わせが久留米で行われます。すべては半年先一年先の完成のための準備です。
家を作る仕事をして４０年です。よく考えると若いころはとがって生意気でした。怖いもの知らずで年上も上司もなく、特に上を向いて仕事したり、よいしょしたりするデザイン屋を軽蔑してました。組織というものも苦手で徒党を組むこともきらいでした。この仕事をやめたいと思ったことはなく、大好きな仕事ですが人間関係で、裏切り屋、だましや、組織の倒産やを経験する中で、本当の意味で私のデザインを評価してくださるオーナーと出会えるようになり、多くのご入居者から助けられ、私と心底仕事をしてくれる信頼できるパートナーと出会い、今幸せです。しかしながらもって生まれた根性は許せないものは許されずいいたいことを飲み込めません。今言っていい年齢のように感じてます。
