小月S邸の屋根工事が終わりました。オーソドックスにブラックのアメリカンシングル葺きです。建物のプロポーションがきれいなので、目立つ色や奇抜な素材は必要ありません。むしろシンプルなほうが上品で高質に感じます。防水検査終了後、いよいよ窓取り付けです。それぞれの業者さんが入り始めます。現場の清掃、後片付けを徹底することで効率的な工程にするつもりです。F大工が責任を持って取り仕切るはずです。
帰りがいつも夕方ですが、天気がいい日の関門海峡の夕暮れもまたすばらしく、外国船の往来も含めて異国情緒たっぷりです。日没の時間はもちろんですが、夕暮れの景色も秋を感じさせます。
事務所の庭であれだけうるさく鳴いていた蝉の声も一切聞こえなくなりました。時は流れてます。いい季節になります。たくさんの人と会い、みんなで楽しんでいいものを作ります。「芸術」の秋ですから。