2012年3月10日の記事

本物には年月というスパイス

category: リフォーム

北九州K邸の全面リフォーム計画で、大工事になるであろう屋根瓦を調査に、屋根屋さんと伺いました。築30年のこの家はとても魅力的です。年月が醸し出す重厚さや、いいあじのある古さ、・・・・人工的には出せない何かが加わりとても好きです。このままの佇まいを残したままリフォームすることは、とても責任重大です。お金と時間をかけて、悪くなっては何の意味もありません。とにかく本物の自然素材と、長年受け継がれたデザインの家を、大事に住みながら年月というスパイスをかけ続けることで、新築以上の価値ある家に変化するという事が証明できる家です。欧米では、新築より、年月を重ねて素敵になった家のほうが、資産価値が高くなることに、凄く納得できます。K先生から2軒の家を新築させていただきましたが、今回のリフォームが一番緊張します。この年で緊張できる仕事に携われることはとても幸せなことであり、やりがいもあります。