今日門司F邸現場に行きました。連絡と違い、だれも入っていません。したがって進んでいません。立ち上がりの型枠が三分の一ほど建ててありました。地方の中規模工務店は社長がお客様にも会わず、現場も来ないので、従業員の価値観で事が進みます。わたしなんぞ、経営ができないので、現場技術者でせっかちに文句言ってます。そのせいか遅く始めた南区の現場は、大きさは違えど棟が上がり屋根をふいてる状態です。この調子なら来月半ば上棟でしょう。
われわれのような家づくりは職人社長が集まって、技術を表に出すことで支持されます。出来栄え最優先、オーナー最優先です。会社の大きさや、お金があることで安心感を持つ人は、住宅メーカーや、ゼネコンがいいでしょう。設計だけした物件の、工務店は「これではだめですか?」という聞き方です。われわれの職人は「こうした方がいいと思いますが。」プラス思考です。赤字をだして会社の上に怒られない家づくりと、お客さんに喜んでいただき、ご紹介をいただこうとする職人との差は出来栄えに大きな差が見えます。